「難しいものを分かりやすく、面白く!」難解なものに挑戦するあげまん税理士・行政書士 坂野上満の小部屋 -2ページ目

「難しいものを分かりやすく、面白く!」難解なものに挑戦するあげまん税理士・行政書士 坂野上満の小部屋

「一読理解、二読難解、三読不可解」とも言われるのが税法。そのような難しいものを簡単にお伝えすることに日々腐心している税理士・行政書士のセキララな実体をお届けします!「あげまん」って何や!と思われた方。いらっしゃいませ!!

今日はウチの双子の卒業式。6年間通った学び舎に別れを告げる日です。今日は二人とも中学校の制服を着て登校。自分もついこの前とは言わないけれども、この日のことはとてもよく覚えているので時の経つのは早いな、というか、人間の世代サイクルってこんなもんなのかと感じずにはいられません。

そんなこんなで、4時過ぎに起きてしまい、もうひと寝入り・・・・と思ったのですが、眠れないので、眠れないときはいつもこんなことを考えてしまいます。いや、こんなことを考えるから眠れないのでしょう。

富山グラウジーズの最終順位について。

すみません、昨日に引き続きこのネタです。しかし、この「取らぬ狸の皮算用」がシーズン終盤を迎えたこの時期においては我々ファンの至高の楽しみなのです!!

さて、富山グラウジーズは現在40試合を終えたところで26勝14敗。残りは12試合。ということは残り全勝で38勝14敗の貯金24。残り全敗で26勝26敗の貯金ゼロ。この間で最終成績が結実する訳です。この「38-14」「26-26」という2つの数字が大事。

さて、現在東地区1位の新潟アルビレックスBBはグラと同じく40試合を消化して28勝12敗の貯金16。このチームは残り全勝すれば40勝12敗の貯金28となり、さらに富山と新潟の直接対決はもう今シーズンはありませんから、グラが自力で1位通過となることはできません。しかも、新潟と富山が勝率で並んだ場合、当該チーム間の得失点差は新潟が20点勝っているため新潟が上位となります。つまり、新潟は富山に対してマジック10が点灯していることになります。ま、グラが3勝して新潟が3敗すれば消えてしまうマジックですが・・・。

一方、下位を見てみると、最下位の群馬クレインサンダーズは42試合を消化して10勝32敗の借金22。このチームは残り10試合を全勝しても20勝ですから、すでに26勝しているグラには追いつくことができません。つまり、グラは群馬より下位になることがない。同様に埼玉は残り試合全勝して23勝なのでこれまたグラより上になることがない。よって、現時点ではグラの11チーム中9位以上が確定している訳です。

さて、現在9位の東京は残り全勝して27勝(直接対決は終了しており、勝率で並んだ場合の当該チーム間勝敗はグラの3勝1敗なのでグラが上位にきます)なのでグラはあと1勝すれば東京を上回ります。対東京はマジック1。

8位の信州は残り全勝して26勝。信州とは直接対決があと2試合残っていますが、最悪、信州に負け越したとして(つまり、勝率で並んだ場合、信州が上位となるとして)もグラが他のチームに勝って27勝としてしまえばグラが上位にきますから、対信州もマジック1。

7位の仙台は残り全勝して28勝。ここも東京同様、直接対決は終了しており、勝率で並んだ場合の当該チーム間勝敗はグラの3勝1敗でグラが上位にくるため、グラが28勝目を上げた時点で仙台より上位にくることが確定します。つまり、対仙台はマジック2。

6位の千葉は残り全勝して32勝。こことは信州同様、直接対決があと2試合。勝率で並んだ場合に千葉が上位にいくことを仮定するとグラは33勝上げないと千葉を上回れないので千葉に対してはマジック7。一気に増えます・・・。

7位に対するマジック同様、大事なのが5位に対するマジック。なぜなら、6位以内でプレーオフ進出、4位以内でプレーオフホーム開催となるためです。

さて、5位の秋田とは対戦が終わっていますが、ここは残り全勝して33勝。勝率が並んだ場合は直接勝敗数で負けてますから秋田が上位に行きます。よって、対秋田は34勝しなければならず、マジック8。ま、大丈夫でしょう。

さて、再度上位に目を向けてみると・・・現在2位の横浜ビーコルセアーズ。38試合を消化して26勝12敗。ここが残り全勝すると40勝12敗。ですが、グラとは直接対決を2試合残していますので横浜のグラに対するマジックを考える時、グラには全試合負け、勝率で並んだときにはグラが上位に来ることを想定することになりますから、横浜の自力勝利数は38となります。グラは残り全勝で38勝ですから、横浜はまだグラに対してマジックを点灯させていないことになります。

3位の岩手ビッグブルズ。グラと同様、40試合消化して26勝14敗なのですが、現在の順位でも分かる通り、勝率が並んだ場合には岩手が上位にきますので直接対決がない岩手はグラに対してマジック12を点灯させていることになります。

~まとめ~
長くなりましたが、1位通過ラインは現在首位の新潟の残り対戦相手から考えて36勝でしょうか。グラは1敗しかできないので(勝率で並ぶと新潟が上)ちょっと厳しいか。

2位通過ラインは横浜よりも岩手を意識。3敗くらいはしてくれるでしょうから、これまたグラは2敗しかできない・・・・

しかしまだまだ何が起こるか分かりません。1位通過ラインが34勝くらいまで下がってこれば(新潟、横浜、岩手がブレーキとなったとき)グラも9勝3敗でいけることになりますから、目の前の一戦一戦を大事に戦ってもらいたいものです。特に土曜日!!!

お陰さまで朝になりましたwww

一昨日はホームゲームを観に行くことはできませんでしたが、昨日は観戦していてとても面白いゲームをしてくれたプロバスケットbjリーグの富山グラウジーズ。


創設以来、お荷物球団としての重責(?)をしっかりと担い続けてきたのですが、昨シーズンに城宝選手をFAで獲得してからは自力でプレーオフに進出するなど今シーズンもお荷物って言われていたのも遠い昔・・・と述懐できるような強いチームに成長しました。現在、12試合を残してイースタンカンファレンスの首位とは2ゲーム差(実質3ゲーム差)の4位で、しかも3位とはゲーム差なし。


このチームはエースがぐいぐいチームを引っ張っていくというタイプではなく、チーム力で勝ち上がるタイプのチーム。全52試合中、40試合を消化した時点で26勝14敗の貯金12。昨日の勝利で球団史上初の「26勝目」を上げることができました。これでこれまた球団史上初の「勝率5割以上」を確定させました。


さて、今後のグラウジーズですが、残り12試合の対戦相手は・・・・


3/23-24・・・島根スサノオマジック(ウエスト2位、アウェイ)

3/30-31・・・滋賀レイクスターズ(ウエスト4位、ホーム)

4/6-7・・・千葉ジェッツ(イースト6位、アウェイ)

4/13-14・・・横浜ビーコルセアーズ(イースト2位、ホーム)

4/20-21・・・大分ヒートデビルズ(ウエスト9位、アウェイ)

4/27-28・・・信州ブレイブウォリアーズ(イースト8位、アウェイ)  順位は本日現在


直接の順位争いとはならないウェストのチームとの対戦が多く(とはいっても勝率には関係するから負けられない)、アウェイを遺しているのがちょっと心配ですが、ひょっとすると1位通過できるかも・・・・という対戦相手です。


つらいのは今週末の島根とのアウェイ戦。出雲までの移動時間ってどのくらいなんだろうか・・・。でも、島根も先週はイーストの最下位相手に一つ星を落としているので付け入るスキはあるってこと。


滋賀、千葉と不気味な対戦相手が続きますが、ホーム最終戦となる横浜ビーコルセアーズ戦は上位チームを直接叩ける最後のチャンス!!是非2連勝して最後のアウェイ戦に勢いをつけたいところです。


最後のアウェイ2カードは多分、いずれもこの時点では消化試合になっている相手だから4連勝も視野に入るところです。


現在首位の新潟アルビレックスBBはホーム試合を多く残しており、強い相手とも当たらないため一番有利とは言われていますが、そういう時こそまさかの取りこぼしが起こるもの。グラウジーズも残り12試合を2敗か3敗くらいで切り抜けることができればかつての浦和レッズのようにお荷物球団からチャンピォンへの転身も見られるかも。


春にかけての楽しみがまた一つ現実味を帯びてきました。

ここのところ、過去の記事の焼き直しばかりだったのでたまには書き下ろしのものを。


今年も3月15日が来ました。確定申告に縁遠い方にとっては何てことない、ただの365分の1ですが、確定申告を義務付けられている人にとってはこの日が「締切」の日となり、まだ終わっていない場合、とても焦せる日となります。


昔、まだ私が事務所を立ち上げたばかりの頃、3月15日の夕方6時頃に電話がかかってきました。事業所得の方で、白色申告。一年分の領収書はみかん箱にどさっと取ってあるけどまだ何もしていないというお気楽な状態でした。


この時間帯というと、もうすでに気持ちは確定申告期終了モードに突入しており、スイッチは半ばオフに入りかけているのです。今から飲みにでもいこうかな、くらいのことを考えている(というか、こういうことしか考えていない)のです。


さて、この時も異業種交流会の会合があり、どうしようかな、と考えたのですが、ギリギリとはいえ、ウチを頼ってきて下さった訳だから無下にもできないな、と思い、「期限内申告の保証はできないけど・・・」という条件で引き受けることにしました。


とはいえ、異業種交流会の方もまだ若かったこともあり、会長のサポートをさせて頂いていたので急に仕事が入ったといっても断ることもできなかったので、行くことにしました。


で、さすがに酒は飲まなかったけど、事務所に帰ってきたのが9時半過ぎ。ここから例のお客様の申告に着手をする訳ですが、ちゃんと期限内に提出することができましたよ。その後の修正申告等もなく、超スピード仕上げで。


さて、私は何をやったのでしょうか?


この時はまだ若かったので頭の回転が速かったこともあるのですが、今でもできると思います。条件が整わないとなかなか難しいのですが、この場合にはウルトラCで間に合わせることができました。まさしくプロの技だったと思います。


それもこれも、ギリギリまで確定申告の仕事を引っ張らない方針でやってきていたのが功を奏しているのは言うまでもありません。今年も3月7日に大方の申告を終え、今週は月末のセミナーの原稿を書いていました。精神的にもこの方がラクですもんね。


という訳で、今年もこの日を迎えることとなりましたが、今日はヒマです。まだまだ若干の余裕を残しておりますので飛び込みの受付、OKです!!お待ちしております(笑)。

さて、今日は所得税と住民税の話。


所得税の確定申告書を提出した人は住民税や個人事業税の申告が不要となります。これは所得税の確定申告書は上の一枚が提出用、複写となっている二枚目は控え用となっており、この提出用と同じものがデータとして申告者の住所がある市区町村に送られて住民税の計算が行われるルールとなっているからです。


さて、住民税は市役所で計算され納税通知書に納税額と納期が書かれてくるものなのでちょっとなじみの薄いところですが、この住民税の税率は10%の比例税率です。所得税が超過累進税率(所得が大きくなるにつれ税率も高くなる)なのに対し、住民税はぜーんぶ10%。だから所得税の税率が5%の人は住民税の方が大きくなる訳です。このカテゴリーの方については単純に住民税は所得税の倍となる計算です。


超過累進税率というのは所得の大きい人には多くの負担を求めるということで税の基本的理念だと思っていますが、消費税が出てきた頃からだんだんその意識が薄れ住民税にまでその波が押し寄せてきたというのは何か解せないものが残ります。やはり、時代の流れなのでしょうかねぇ。


そういえば、消費税が8%になり、やがて10%になるようですが、国税と都道府県税の割合はどうなるんだろうか・・・?(現在は国税4%と都道府県税1%で合わせて5%となっています)

お久しぶりです・・・・


確定申告期も佳境に入り終盤戦となってきたため、去年も取り上げたこの話題 をもう一度取り上げてみました。毎年でもこの時期にアップしたい内容ですね。ではでは、去年の記事を一部修正して・・・


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さて、この3月15日に間に合わなかった場合にはどうなるのかという素朴な疑問を頂くことがあります。4択にしてみました。どれが正しいでしょうか?


①3月16日以降は一切受け付けない。誰が申告して誰が申告しなかったかのチェックもいい加減で、後日連絡があることも少ない

②3月16日以降は一切受け付けない。期限までに提出しなかった人のところへいって税務調査を行い、多額の追徴請求がくる

③3月16日以降に提出された申告書は受け付けるが、その後にペナルティが必ず課されてくる

④3月16日以降に提出された申告書は受け付け、ペナルティはないが、税務署の事務作業がはかどらないためこっぴどく怒られる


まず、①は不正解ですね。これがまかり通るのであれば真面目に申告する人がいなくなります。


②はこれも不正解です。国民全員がこれをやったら税務署の職員は何人いても足りなくなります。また、「3月16日以降は受け付けない」というのは間違いです。


③は惜しいのですが、ペナルティがある場合と、ペナルティ自体が少額なため課されない場合、そしてペナルティが全くない場合がありますので不正解です。


④が本当だったらこれも「怒られるだけならいいか・・・」ということになってしまいますから不正解です。


意地悪なことに全て不正解。正解は・・・・


「3月16日以降も申告書は受け付ける。ただし、その申告により納めるべき税金があれば原則として無申告加算税及び延滞税というペナルティが課される。また、期限内申告を要件としている税の優遇措置を受けることはできなくなるし、青色申告取り消しの要件ともなる」


といった具合でしょうか。


確定申告は納める申告ばかりでなたく、医療費控除や寄附金控除などで返してもらう申告もある訳です。返してもらうための申告が遅れたからといってペナルティがあるというのも変ですよね!?


大ざっぱにまとめると次のようになります。


1.3月16日以降でも申告書は受け付けてもらえる


2.返してもらうための申告は3月16日以降の申告でも基本的にペナルティはない(時効は申告可能日から5年、つまり、今年であれば平成20年~24年分の還付申告ができちゃうって訳です!


3.(返してもらうための申告であっても納める申告であっても)3月16日以降の申告には期限内申告が要件となっている税の優遇措置を受けることはできなくなる


4.納めるための申告が3月16日以降となった場合、上記3.に加え、その納めるべき税金の額の何パーセントという形で計算されるペナルティが課される(青色申告取り消しの原因になったりもします)


5.遅れても怒られることは(多分)ない


あまり期限後申告を勧めたりする訳ではありませんが、期限内申告の要件がある税の特典を受ける訳でもなく、税金を返してもらうための申告をする人については3月16日以降でも全く関係なく取り扱われることになります(青色申告の人は要注意)。


今年もやりましたよ、サラリーマンの方の還付申告5年分。この方は社会保険料控除がずっと抜けたまま年末調整をしてこられた方で、5年分の控除額が判明したため、平成19年から23年分までの還付申告をしました。合わせると、ン十万円の還付になりました。大変喜ばれました。平成19年から22年分までの申告は期限後申告ですが、取扱いは期限内と変わりません。今年もいいことをして喜んで頂きました。


今週はグラの話題はナシ。たまに堅い仕事の話だけってのもいいかな、と思って書いてみました!!


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こんなの、書いてたんですね。少し修正してありますが、基本は今年も変わりません。


1割増し(プラス延滞税)の税金を払う覚悟のある方、青色申告の取り消しにリーチがかかる覚悟のある方もいらっしゃるとは思いますが、期限後申告はあまりお勧めできませんのであと1週間あまり、がんぱって下さい。


給与等で還付を忘れていた方、平成20年以後の医療費控除や扶養控除が抜けていたらメール下さい!!期限後申告でも還ってくる税額は同じですから、堂々と権利の請求をして還付してもらいましょう!!

ここに投稿するのはとても久しぶりのことになります。

新年が明けて早、5日が過ぎてしまおうとしていますが、私の方はいろんなことがあって年末年始は31日と1日しか休んでません。特に年始は雪が降り続けたため毎日の仕事開始が雪かき。それも毎朝30センチから40センチくらい積もっているから一人でやってると大体1時間はそれにとられます。

で、ここ最近はこのように毎日雪かきってことが多いので正月は体中痛い・・・・というのが風物詩のようになっています。

昨日も経皮吸収型鎮痛剤というのを右足の至るところに貼って寝ました。これは冷やす効果と一時的な麻酔の効果があるんですが、もし明日も雪かきが必要だとなったら麻酔でも何でもしてやらないといけませんからね。自然の厳しいところです・・・・。その麻酔を風呂に入る前にはがしたらやっぱり痛くなり始めました。

幸いなことに腰はやられてないので、右ひざと上半身のいろんな筋肉だけで済んでおり、有難いことです。

そんなこんなで平成25年のスタート。自分の所得税の計算と自社の決算が終わり、ほっとするのもつかの間。あさってには通常の月曜日がやってきます。今年はあまり正月気分がなかっただけすぐに日常業務にかかれそうですが、コンピューターのシステムも変えるのでやることがごまんとあります。

ま、焦っても仕方ないので最近得意になった早起きでもして就業時間を前倒しにして増やさんといかんですな。

一昨日も「日本一のオトナ勉強会」、やってました。


7月からかれこれ4か月、毎月同じ内容でやってますが、参加される方は皆さん初めてお聴きになられる方ですから毎回、「こんな話、初めて聴いた」と言って帰られます。あっという間の2時間なんでしょうね。やってる側からしても皆さんの表情が明るいのでやりやすいですし、やりがいがあります。また来月もやろうと思っています。


さて、その中でいつもする話。飛び込み営業でも話を聞いてもらえる人と門前払いになる人がいます。門前払いをずーっと喰らっているとだんだんマインドが萎えてきて、「俺、何やってんだろ?」とか「もう嫌だ!」という心境になるのは容易に想像することができますよね。


そこで、何が必要になるのか?


私がいつも「日本一のオトナ勉強会」でやっている自己紹介の内容です。


この中で「圧倒的なインパクトを与える」ということを強く訴えているのですが、この「圧倒的な」ものを考えるにあたって遠慮しちゃう人が多いです。我々日本人はなるべく平均的なところに落ち着くように教育されていますし、出る杭は打たれるという護送船団方式が最もあるべき社会環境だとする意識が強いです。


このような意識下で相変わらずビジネスを続けるか、勇気を出して一旦そこから離れ、「アベレージという非常に強い引力から脱してモノを考えるか」のいずれか選択しなければならないとしたならば、どっちが門前払いを喰らう可能性が低いでしょうかね!?


私は圧倒的に後者の方が話を聞いてもらえやすいと思います。


要するに、アベレージという強い引力に支配されている状態でモノを言っても「その他大勢」に埋もれちゃって、そんな人の話を聞いても別段面白くも何ともないので聞きたいとは思わないんですよ。で、門前払い。「間に合ってますよ」って。


じゃ、同じものをオリンピックの金メダル選手が売りにいったら門前払いって喰らいますかね!?イチロー選手が売りに行ったらどうでしょうか?


買うかどうかはともかく、門前払いを喰らう可能性って著しく低いと思うんですよ。話くらいは聴いてみたいって思うはずです。


これはなんでか?彼らは「普通の人」ではないからですよ。「その他大勢」のメンバーではないんです。変な言い方をするとフツーじゃない、アベレージというものから大きくかけ離れたところに存在する人だからです。


我々凡人はここまでの人にはなれないかもしれませんが、ある一場面においてだけでもこんなかけがえのない、余人をもって代えがたい人というように認識されれば門前払いってかなり減らすことができるんじゃないでしょうか?