Reinhold Ebertin、1901~1988没。
※このお写真は、レインフォルドさんの息子さん、
Baldur R. Ebertin さんのホームページから引用させて
いただきました。使用許可を取りたかったし、私はこの
親子に会うためにどれだけ努力したことでしょう。。。
この写真の無断転載をむしろ、怒鳴り込んできて欲しい💦
エバーティンさんの権利関係者の方、三つ指突いて
お待ちしています。^^;;
酒井日香 原案 「超次元占星術®」の、もともとのアイディア
はこの Reinhold Ebertin 先生です。
今、占星術の業界の中でReinhold Ebertinさんが注目されて
きているのと、占星術業界のひどい現状についても
解説していきたいと思います。
さて、私は2024年現在、52歳です。
占星術師・門馬寛明に入門したのが24歳か、25歳の頃。
1997年のことでした。それから2005年まで門馬寛明さんが
主宰する占星学私塾、「明暗塾」に所属していました。
門馬寛明先生がこのReinhold Ebertin さんを大変高く
評価して、生徒たちにもこのReinhold Ebertin さんの
占星術を勧めておりました。
講座では特に専門的にReinhold Ebertin さんを研究して
いたわけではありませんが、門馬さんの占星術実占カルテ
を学んでいくうちに、彼がReinhold Ebertin さんの著作
「The combination of stella Influences」という本を
とても多く引用していることを覚えます。
私は門馬さんに聞きました。 「この引用している本は
何ですか?」 と……。
すると門馬さんは「酒井さんは目の付け所がいいね。他の
生徒はそんなこと聞きにもこないよ。こんなに引用してるのに」
といい、自分が英語版から翻訳した
「The combination of stella Influences」を、私に頒布してくれました。
確か、8000円か、9000円か、1万円くらいでしたね。
まだ当時はネットもそれほど普及しておらず、洋書を
買う、翻訳するなどは夢のまた夢。そんなのは英語や
その他、外国語の訓練を受けた人だけで、私のような
者が外国とやりとりをするなんて信じられない時代だった
ので、門馬さんが翻訳したものだけが私の導き手でありました。
そしてなんと原著すら読んでいなかった私は、明暗塾在籍中の
2000年2月頃にこの 「超次元占星術®」を考案してしまいます。。。
門馬寛明さん翻訳本が完璧かどうかもわかりません。
でも、明暗塾に毎回私は早めに行き、先生に質問を
浴びせる、ということを常習にしていたので、さまざまな
エバーティンさんのテクニック、やり方……、ハーフサム
の見方を教わったので、別段原著を知らなくても困らなかった
のです💦
そして 「超次元占星術®」 は、マガジンハウス刊ananや、
他の占い雑誌に1、2度取り上げられた程度で人気になる
こともなかったし、私は次第に占星術に嫌気がさしてゆき、
ライトノベルを描くことが人生の目標になりました。
「超次元占星術®」は、Reinhold Ebertinの占星術を
より深化させ、宇宙と人間の秘密の扉を開いてくれる
素晴らしい占星術なのですが――。
私はこれを2000年(平成12年)に考案して、女性雑誌に
いくつか売り込み、掲載にこぎつけたものの、その後は
もうこの占星術は封印しよう、と決めました。
2016年12月にライトワークス重役の林さんの要請で
占星術とハーブについて小さな講演をさせていただく
まで、世間の人も超次元占星術® などは知らなかったし、
私も発表する気などありませんでした。その会場でうっかり、
2000年、私が28歳の頃に思いついた新しい占星術について
ポロっと漏らしてしまうまでは、超次元占星術® は誰も
知りませんでした。私ですら、墓場へ持っていこうと考えて
いたのです。16年のライトワークスから17年の超次元占星術講座
第一回開催まで、実に16年も!! 誰にも知られず、眠っていた
超次元占星術® なのでした。
……その裏には 「占星術業界」 の、とてつもなく悪い風習が関係します。
門馬寛明の頃からそうなのですが、門馬さんは明暗塾の
中では、このReinhold Ebertin の代表作、「The combination
of Stella Influences」 を、コピー製本版として頒布してくれて
いましたが、実は師に対するツッコミとして
「門馬さん無断で頒布してたん???」
という疑惑が残ります。。。 ^^;;
いや、当時の社会事情を鑑みればそれもいたしかたなしですよ!!
だからワイは、師匠のことをよくないとか思っていません。
門馬さんは良心良識があったので、自分の講座サークル
内だけで頒布したのです。あの当時海外の輸入書がもし、
誰でも買える環境だったら、門馬さんは自分の翻訳書と
ともに原著を買えと言っていたでしょう。
門馬さんはそこまで底意地の悪い人間ではない。
それは保証できます! 素晴らしい研究者でした☆彡
ただ、1990年代後半、パソコンも普及しておらず、
Amazonもなかったんです💦 だからそれは許して
あげてくださいと思います💦
だけど、これを「大々的に」出版して書店に
並べていたらどうなるのでしょうか💦
あたしは門馬さんにも疑問を抱いたでしょう💦
門馬さんはひっそりと、しかも、聞いてきた
弟子だけにこそっと頒布してくれたわけで、
何も自分の手柄でそれを書店流通などに仕立てて
ドヤったわけじゃない。
あたしだって今となっては教えるために翻訳作業
はしていますし、実はエバーティンの「The combination
of Stella Influences」は、実は酒井日香訳出バージョンが
実は存在しています・ ^^;;;
ほんとエバーティン先生、ごめんなさい^^;;
でもね!!! それはちゃんと全員にアメリカで
売られている原著を買ってもらってから、それを
見せてくれた人にのみ頒布しています!!
版元さんごめん^^:: 全員定価で米ドルの本買ってる
んでゆるしてください💦
Reinhold Ebertin さんが亡くなったのは88年3月で、
私が始めて 「The combination of Stella Influences」を
門馬寛明訳、で入手したのが97年か、98年ですから、
もうReinhold さんが亡くなられて10年も経ってはいますけど。。。^^;;
でもご親族はいるだろうし、Reinhold Ebertin さんの著作物の
権利関係ってどーーなってるの???
という。。。
超次元占星術®はそれからインスパイアされた
作品であることを考えると、私は無断でこれを
伝えていいものかどうかという悩みがあったのです💦
だからこそ、それをどうしてよいかわからず、16年も
超次元占星術®を封印して、もう墓場に持っていくしか
ないとあきらめていたのです。
なぜなら私は外国語などまったくできません。^^;;
ドイツに挨拶する……💦 いったいどうやればいいのでしょう💦
情報もほとんどなく、そもそも門馬寛明訳Verには
奥付も、出版社名も、どこでプリントされたのかも
載っていない!!
そりゃあエバーティン家に挨拶できるものならば、したかったですよ。
私の心にはずーーーーっとそれが、暗い影のように横たわっていた💦
ずっと尊敬していましたもの。門馬さんのことも尊敬して
いましたが、私は、私のもう一人の占星術の師はこの
Reinhold Ebertin だと思っています。Reinhold Ebertinさんの
占星術がどれほど素晴らしいか。多くの鑑定で感謝されて来たか。
手ほどきした門馬さんもすごいですが、Reinhold Ebertin さんも
すごい。もう他の占星術家の一切がかすんでしまうほどで、
おかげで私はホラリー占星術やその他の占星術が頭に入りません
でした(笑)。Reinhold Ebertin さんの虜になっていたからです。
でも、ライトワークスでの講演での失言により、「超次元占星術®」
を教えてくれ!! という人々が殺到し、どんどん講座をやらされる
ハメになっていきました💦
こうなるとまさに 「権利関係をどうしたらいいのか」 という悩みが💦
占星術業界というのは本当に「著作権」がでたらめな
業界です💦
あんまり他の批判は描きたくはないですが、ハーフサムの
本なども、「え?? これ原著読んだの??? エバーティンの
原著読んだ??? 💦💦」 ってけっこうあって、
また外国人著者さんの本を丸パクリして日本語の 「自分の著書」
にしてしまい、しれっと出版する例はあとを絶ちません💦
ある占星術学校で頒布されているハーフサム本、教科書は
もうひっでぇひっでぇ💦 原著も恐らく読んでいない
だろうしReinhold Ebertin が言ってもいないことを
勝手に改変し、「俺のオリジナルハーフサム」 という
ことでまかり通っている💦
ホラリーだって似たようなものです💦 本当にねぇ、
この悪い慣習に対して当の出版社が怒らないことが
そもそも不思議ですよ💦
音楽や漫画なら許されますか💦💦
大事なのは「作った人へのリスペクト」でしょ💦💦
占星術だけ著作権なんか無視していい、技法のパクリで、
まねっこで、やり方の「猿真似」だけがわーーーっと
広まる。。。 こんな世界は申し訳ないが占星術以外
みたことねぇし💦
ジオマンシーとかルノルマンとかもそうですよ💦
なんちゃらいう人らが広めようとしていっぱい書籍、
イベント、講座ばら撒いてますけどね💦
いやお前ら、ちゃんと版元に断ったんか💦
そして、もう版元がなくなっていたのだとしても、
最初の情報源は誰で、外国では誰がこれを主に手掛けて
いて、権利関係どうなっているのか。
書かなくてもいい、表示しなくていい。
こんなバカげたことがまかり通るこの 「占星術業界」
「占い業界」 ってなんなんスかね💦
私はこのことにもずーーーっと怒って来た💦
そして自分がいざ、講座をやるという段になり、
そういう人間やクソ占い本著者たちを軽蔑して
見下げ果てて心底バカにして死ねばいいのにこいつら、
と思って生きてきましたので――。
まさか、それを私がやるわけにいかない!!!
私は、権利関係でたらめにして「超次元占星術®」 だけ
ばら撒くなんてできない!!! それをやったら私は
私を許せなくなる。。。💦💦
ならば 「探す」 しかないわけですReinhold Ebertin さんの
影を……。足跡を……。関係者を……💦💦
そして探して、超次元占星術®は、あなたの占星術から
インスパイアされたものですよ! ときちんと感謝を伝え、
やることの許可を取り、もしご遺族へ使用料がいるなら
喜んでそれを支払い、そして・・・・
一番大事な 「Reinhold Ebertin さんご本人は
どんな思いで、どうしてくれることを望むのか」
ということを、真摯に考える必要があるでしょう💦
本当にその占いにほれ込んでいて、その技法がすごい
と思うのなら、それを考えた本人の「思い・たましい」
を尊重するのは当然のことでしょう💦
だけど占いっつうのは、「猿真似」を「それが占術学習だ」
と勘違いするような悲惨なバカばっかりなのでね💦
そして私はこの6年、Reinhold Ebertin さんを探しに
探しました(涙)。
6年がかりで根気強く問い合わせ続けてきた、
ドイツのある出版社では情報がほとんど得られませんでした💦
が、ようやく社長さんが答えてくれましてですね💦
そうして伺ったところ、この社長さんが権利関係の
中枢ではないということと、Reinhold Ebertin の
占星術がもはや世界的に正しく伝わっていない、Ebertin
さんの思い、ご遺志を無視した形になりつつあるか、
Reinhold Ebertin という人がどう生きて、どう考え、
どんな経験をしたのかを忘れ去った形で、ハーフサム、
ミッドポイント、45度ダイヤルなどの 「やり方」 だけが
一人歩きしている世界的に悲惨な現状を知りました😿
これじゃあReinhold Ebertin さんも、その息子さんの
Baldur さんも、私の夢に何度も現れるはずですよ💦💦
超次元占星術®をEbertin さんのご遺志を継ぐ形で
普及させるぞ! と決めた2017年以降、Reinholdさんは2回、
Baldurさんは1回、私の夢枕に立ちました💦
「この占星術を心無い 「占い師」 に荒らされるな!!」
と、そうお二人ともいいました。私はその夢を見るまで実は
Reinhold さんのお顔すら知らなかったのです💦
のちに、お写真を拝見してまさにまさに!! あの夢に
現れた人そのままでした!! それが冒頭の写真です。
Reinholdさん、Baldurさんの願いは
「コスモバイオロジーを
占星術に貶めるな!」
なのです。
大事なのはハーフサム、ミッドポイントなどの 「やり方」ではなく、
ゲシュタポに逮捕投獄までされても信じた 「星の人間への影響の科学」
なのです。それが何よりReinholdさんと、その息子で志半ばにして
逝ったBaldur さんの願いです。
そして空白の16年間、私はEbertin の占星術、「コスモバイオロジー」
という学問に、どういう科学的裏付けがあるのかずーーーっと
探求してきました。
Ebertinさんのコスモバイオロジーはなぜこんなに
当たり、そこからインスパイアされた超次元占星術®も、
なぜこれほど当たるのか。
「当たる」すなわち「再現性がある」ということ
ですから、これは科学である条件を満たすのです。
たくさんの物理学書、心理学書を読み、数学にまで
フィールドを広げ、生理学、解剖学、音楽学……。
今や、私のほうがEbertinさんの「コスモバイオロジー」
に対して科学的なロジックを与えることができます。
6年の捜索は無駄ではなかった。私はドイツ国内の
状況がわかったし、さまざまなEbertin さんの関係者の
名前や関係先の名前を入手できたのです。
あとはすべてのEbertinの著書を手に入れ、超次元占星術®
を通じて堕落した占星術を科学の地位に立て直すこと。
今まで私は、この仕事を誰かがしてくれないかと
逃げ続けてきましたが、もう逃げません。
大事なのは「占星術」でも
「ハーフサム、ミッドポイント」
でもなく「コスモバイオロジー」
という「学問」なのです!!!
「コスモバイオロジー」としての宇宙研究がEbertinの願い
なのであり、遺志であります。私はEbertin さんに導かれて
生きて来たから、心無い占星術野郎になんかこれを渡さない💦
渡したくない💦
そして科学裏付け、数学の裏付けがどんどん見えて
きて、それを理解してくれる人にしか超次元占星術®
は教えたくないのです💦
もう「占星術」という名前すら使いたくない💦
この名前自体がもう地に堕ち切ったのだ💦
これからはEbertin さんが好んだ「コスモバイオロジー」、
または、この用語にさらに心理学を足して「コスモバイオサイコロジー」
という名称を積極的に使っていく所存です。
超次元占星術®は、まさにこの「コスモバイオロジー」または、
「コスモバイオサイコロジー」の研究手段の一つであって、
その学徒だけに解き明かされるのです💦 占星術師ではなく💦
占い師でもない💦 もうそんなのと超次元占星術®は決別します💦
私たちは「コスモバイオロジー学徒」です💦
……ということで、ドイツでのエバーティンさん探訪記、
私が知りえたことなどは、将来、我が国の占星術シーン
にとって重要な歴史の一コマになるでしょうから、
その意味もこめて書き記していきたいと思います。
超次元占星術® 原作者 酒井日香