堺市の交通まちづくりを考える会 -69ページ目

①低炭素化には電気バス(BEV)が必要ですか?

 堺市は、中心部の大小路線に自動走行機能を備えたバスタイプの次世代都市交通システム(ART)を使う堺・モビリティー・イノベーション(SMI)プロジェクトで、今春にもSMI都心ライン等導入計画案を策定するらしい。これに使用するバスはエンジンを積まないいわゆる電気バスで、低炭素化に寄与するとされている。

 そこでその根拠を建築都市局 都心未来創造部 SMIプロジェクト推進担当

電話番号:072-340-0417 に問い合わせたところ、国交省がそう言っているの一点張りで堺市としての根拠を全く示さなかった。

 

 そこで電気カー(BEV)の電費を測ってみようと思ったが、借りることのできる電気バスなど皆無。乗用車も見当たらない。やむなくハイブリットカーの燃費を測ってみようと考えた。

 あえて電気を使えずエンジン出力を多用するハイブリッドカーの燃費では苦手とされる行程として長崎空港から雲仙、阿蘇、日田を経由して長崎空港に戻る3日の行程を選んだ。これは高速道路4割、山坂道4割、市街地が2割の総工程450km。走行状況は十分な制限速度いっぱいを心がけた。結果は補給したガソリン15.2Lで燃費は29.6km/Lだった。(2024年1月28日〜1月30日)

 

 昨年2023年には1200ccガソリンエンジンの乗用車(日産マーチ)を利用して、堺市から天理、関を経由して伊勢神宮までの往復で、ガソリンエンジンとしては比較的有利な行程の高速道路バイパス6割、山坂道3割、市街地が1割程度の総工程360kmで燃費計測した。結果は22km/Lだった。

 

 乗用車での比較考察ではあるが、日頃の肌感覚としてハイブリットカーで十分な燃費に思えた。また堺・モビリティー・イノベーション(SMI)プロジェクトの舞台である大小路筋往復はまさに市街地では、ハイブリットカーの燃費がガソリン車に比して低燃費になることが想像できる。

 

 そこで大小路筋を走る南海バスの「シャトルバス」を調べると、すでに8年前の2016年から、ハイブリッドだった。しかも7台導入(以下南海バスおしらせより)

https://www.nankai.co.jp/library/groupinfo/news/pdf/160225.pdf

 

 

 大小路に電気バス(BEV)は必要ですか?今のハイブリットで十分ではないですか?

 

※使用したレンタカーはトヨタヤリスハイブリッドで、2023年の上半期(1月~6月)97,421台販売し、トヨタハイブリッド新車販売台数ランキング1位の人気コンパクトカー。排気量1500cc前輪駆動ハイブリッドを使用した。

 

 

↑阿蘇山とレンタカー(トヨタ ヤリス)

LRTと自動車の接触事故

自動運転バスの接触事故(朝日新聞デジタル)