◆プログラマに向いている人
先日の面接で、とても優秀なエンジニアの採用に成功した、とニコニコ帰宅の夫。
「いや~~いいのかな~
『他に応募しないんですか』って聞いたんだけど、
『しないです
』っていうんだ」
「ほお~~そんなに気に入ったの、あなたの会社を」
「うう~~そうじゃなくてさ」
「?」
「『ひとつひとつ、解決しないと先に進めない性分なもので・・・
御社がだめだったら、次を探します』
ってさ」
「(°∀°)b まさにプログラマって感じの人のなのね」
「そうそう」
──「プログラマって感じの人」
というのは、数年前、夫が次のように発言したことによる。
「目の前の問題が解決しないとその先に進めないって人は、
プログラマみたいな仕事は向いているよ」
というのは夫が数年前私の行動と発言を見て言ってきた台詞なのだが。
html手打ちでサイトを作るってことがすごく楽しくて、はまったはまった。
「うまく反映しないのはタグのどこが違うのか?」
と考えて修正して確かめて、の繰り返しだったのだが、
超初心者ながらも、カンが当たってどんどん作ることができ、
それがかなり楽しく飲食忘れて没頭してしまった。
そんなはまり具合を見て、夫がポツリと
「君はプログラマみたいな仕事、向いてると思うよ」
と言ってきた。
(もっと若い時に気がついてりゃ、今ごろは六本木ヒルズに住んでいたかも~~)
…で、その彼も根っからのプログラマ気質を自覚してか!?
あるいは職業病?
いずれにしても今の仕事には有利になるだろう。
そして夫にとってはラッキーな一日となった。
強み=適性は“自分発”で
ちょっと時期が遅いかもしれないが、
かつての自分がそうだったという基準で
就活、転職活動、そろそろ焦り出す人も多いかな?ということで
参考になりそうな一冊を紹介します。
あるいは、もっと欲を出して活動してみようとか、
そんなことを考え出したときに、
もっと自分を活かせる仕事
=やりがいを感じる仕事を探すヒントになったり、
あるいは、部下の能力活用にお悩みの方にも
おすすめの内容だ。
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす 』
日本経済新聞社
訳・田口俊樹
(原作:
“NOW, DISCOVER YOUR STRENGTH ”
Marcus Backingham & Donald O. Clifton)
この本の中で、強みとは、才能・知識・技術、この三つを総合して成り立つものだとし、
このうち「才能」だけは変化しない、自分だけの財産。
永劫変わらないもので、その人の強みを結構左右するものだという。
その才能が充分に活かされる職場環境で、その人の能力は
最大限に発揮されるという。
=本人にとっても、満足度の高い職場になるのだという。
同書では、才能とは「繰り返し現れる思考、感情および行動パターン」だという。
そこで、その自分の強みの要素である、「才能・資質」を「34」通りに分類し、
上位5位までを総合して、自分の強みとなりうる要素、を発見できるプログラムを開発した。
すると3300万通り以上のパターンができる。自分と全く同じ強みを持っている人は
3300万人に一人、つまり、自分と全く同じ人は他にいないに等しい、と読んで、ただの占い鑑定とは違うかな??と
関心を持った。
それに、いわゆる巷で流行の言葉を借りると「自己認識」を深めるために
結構使えると思ったので、この時期悩める方のヒントになればと紹介したくなった。
(実際、強みを調べるとき、その質問項目の内容が、原文を忠実に反映しようとしたためか
直訳というか「ん?まてよ??」などと考えてしまう日本語になっているので
そこは少し注意が必要です)
と、紹介しておいて、水をさすようだが、
実は最近まで、
本を読むとかしこくなれる、勉強になるといわれても、
あまりぴんとこなかった。実際、読書家ではないし。
でも、やっと気が付いた。
そこにはさまざまな先達の人生や知識を総動員して凝縮した
知恵や技術のエッセンスが詰まっているからだと思う。
話を聞くより、手っ取り早く、まとめてある。
何度も反芻することができる。
でも、書物が結構広告宣伝の手段として使われることも多いので、
その見極めが難しいことも確かだが・・・
少なくとも今日の一冊は、いろいろと参考になったので
おすすめできると思います。
少子化問題=労働環境問題?
2006年4月2日朝日新聞朝刊のトップ(下部だけど)に珍しいテーマが
取り上げられていた。
『少子化の歯止めは… 「経済支援よりも労働環境整えて」 朝日新聞社世論調査』
少子化問題については、自分達の老後などにもかかわる
切実な問題なので、
世論の関心がそれだけ高くなってきているんだろうが、
「労働環境」の見直しという視点から切り込んでいるところが
ちょっと珍しいと感じた。
でも、何故、そう思ったか、考えていた。
やっぱり日本は男社会。そういうきっぱりとした歴史に根ざした国である。
なので、そこにきて
「男性も積極的に育児参加するために、労働環境をととのえて!」
という世論だとすれば、ちょっと胡散臭い。
「女性もあたりまえに働く時代である。ただし子育ては女の重要な役割である。
そんな女性達が積極的に育児参加できるために、労働環境をととのえて!」
やはり、こっちの方向の意見が多いんだろう・・・
そうだ。それにあくまで働く女性の問題ではなくって
子供が少ないってことに対する問題の話なんだし。
.
そんなキャッチ、世論調査結果が、新聞の最表面に堂々と載っている時代・・・
(下部だけど笑)
思えば、「男女雇用機会均等法」がスタートしたのは大学を卒業するかしないかの頃で、
などと過去を振り返ってみたり。
ついこの間のことのようだが、あれから15年も、たってしまっているし
そんな時代の移り変わりを感じるなんて、
(年だわ・・・・はあ。。。)
見出しだけで、さまざま考えさせられた一日だった。
ちなみに、私個人としては
どちらが優先というよりも、
育児支援サービスと
雇用者側である企業が連帯して
融合したカタチで
労働環境を発展させることがベストだと思っている。
そういったコミューンができれば
あたらしいビジネスも広がるし、
企業側にとっても、煩わしいことばかりでは無いはずだと思うのだが。
また、先日NHKで、自社内託児所を(常駐の保育士と専用施設の)
つくり、生産性をあげた企業が取り上げられていた。
採用担当者はよく「やる気がありさえすれば、歓迎しますよ」
と言っているが、
こういうことを考えるとき、法人という人格にも“やる気”は重要な
発展要素だと思う。
(朝日新聞からの抜粋・表がずれてたら色を参考にしてみてください。詳細は
原本を・・・)
◆国や自治体に求める少子化対策
(「その他・答えない」は省略)
〈全体〉 〈女性(年代別)〉
20、30代 40、50代 60代~
出産や子育てへの経済支援 26% 40% 22 16
保育や託児施設の拡充 13 19 12 13
子育てしやすい労働環境 38 36 45 34
若者の就労や結婚の支援 16 4 13 24
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</div>
◆最近の採用担当者のつぶやき
今日はいろんな企業の中途採用の担当者が
よくこぼしているフレーズをや印象に残った一言をご紹介します。
★「とにかくきてくれればいいから、お願いって感じです」
⇒面接の約束をしても来ない人が増えている・・・
★「これまで面接で落とされたことがないって版元にクレームつけた子がいますよ。
モデルやってたかなにか知らんが・・・」
⇒不採用者への対応でトラブるケース。どっちもどっちということも…
★「とーーーにかく、続かない。もおーーーすーーーーぐやめるんだよ。最近の若い子は」
⇒そんな人ばかりではないだろうし、働く環境があまりにも・・・というケースも
あるだろうが、このときばかりは「心のサケビ」を見ました・・・・・・・・・・
★「この前、私の面接官だった方が、応募に来られましてね・・・・」
⇒自分の就活先企業さんとの再会。
むこうは覚えていなかったんだそうですが。ちょっとこわいなあ
★「ハイ。未経験でも幹部候補じゃなくって幹部ですから、もうすぐに」
⇒新規部門スタートの場合は本当にチャンスが多いのだなと思いました
◆女性が働くことについて(3)
23区では品川や世田谷が育児支援事業に積極的な話題を
提供しているが、病後時保育はここまで進むとは思っていなかった。
私の住んでいる区でも今春予定で3~4施設、増える。
私のように親親戚にも頼れず
母親1人で育児を背負っている身分のものには
目頭が熱くなるほど有難い世の中になってきた・・・
といっても、これらの支援は
「病時」ではなく「病後時」の保育なんだそうです
急な発熱なんかは対応しない。
インフルエンザなどはもちろんムリ。
病状がはっきりするのに一日たって検査をして、
はっきりしてからでないと受けられない、と
くどくど説明される。
初めての利用の際は特に慎重。
分かるが・・・
預かるほうとしては少しでも不安材料があると、
それをたてまえに、預かれないといわれる。
分かるが・・・!
なんといおうか・・・・・・
利用するほうは、
時間に迫られながらすごく焦りながら、
なんとか方策を考えていることが
多いと思うのだ。
預かれないという線引き、
事前にそこを明確にできないものか・・・
ヌカヨロコビならばその存在はかなり迷惑なのです・・・・
まあとにかくあまり汎用性のあるサービスではなさそうだ。
「ビョウジ、でなくビョウゴジですから、あくまで」
焦りながらそういう言葉ジリの説明を聞いていると
本当にエネルギーを消耗して疲れる。
(あんたがいうそのビョウゴジなら普通の保育園でも預かってくれるぜ・・・)
とココロの中で繰り返す。
(だって現実的にそうだもの)
ただ、病院を併設している施設の場合は
実質「病時」の状態で受け容れてくれたりする。
但し、医者が何というかにもよる。
先日は医者と預かる施設の連携が上手くいってないこともあり
施設でOKというからこれで間に合うと安心して
小一時間かけて子供を連れて行ったにもかかわらず
医者がノーサイン。
そして先日、仕事に大きな穴をあけてしまった。
普通の会社員でないので、週2~3日、長くて半日の
取材の時間帯を確保することに集中できれば、なんとか仕事を続けられるという
環境なのだが、それでもこういうことが起きる。
子供はもちろん大切だ。一生懸命子育てをしたい。
そして絶対に、休めない仕事が、ある。
ちなみにうちには2人子供がいて、
息子が通っている公立の保育園は37.6度を超えると登園許可が出ない。
娘のほうは、私立の保育園。熱を数字で判断しない。
子供と、そして母の状況を理解しようと、
保育園なりの努力をしてくれているのをひしひし感じる。
先日も、熱でうんうん言っている子供を自転車に乗せ
病院に走る先生の姿を見かけた。
といっても、
最近は保育園に通わせていても
「おばあちゃん」という強い味方がいるお母さんも
多いので、私のような本当に援助者に恵まれない
人っていうのは働いていないケースが多いのかもしれない。
だから、共感してくれる人はどれくらいいるのだろうかと
悲しくなることも多い。
・・・そんなわけで、
その小一時間かかるところはもう二度と使わないと
誓ったところで
この先どうしようかと思っていたところに朗報。
いつも頼りにしているかかりつけの小児科で
ビョウゴジ保育を始めることが判明!
「先生
ビョウジ保育(とあえて使ってみた)の会員登録をしたいんですけれど」
「ええっ?? そりゃーまだまだだよ。まだこれから」
「あっ、役所で4月予定って聞いたのですが」
「そう予定ではねえ・・・・
でもまだできてないから そこ(向かいの更地を指差して)」
ということで、秋までにはなんとかオープンするらしい。
ちなみに、病院が併設していれば、たしかに安心だよねと
そのドクターも言っていた。
子供達へ。
なんだかんだ言っても
丈夫なあなたたちで
お母さんは本当に助かっています。
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・・・こんな思いで働いています・・・
◆応募者をその気にさせるコツ1
夫の会社で必要としている人材は売り手市場・・・
というか大手など、競合先に負けないように
応募者のハートをいちはやくゲットするのがなかなか難しい。
ココが採用担当者の腕の見せ所だ。
このあたりのことについて先日ブログ
のコメントで寄せていただいたりして採妻もかなり興味があったことなので
昨日、聞いてみた。
⇒年収が前職の3分の1に下がっても
「ゼヒ御社で働きたい」と言わせた口説きテクニックとは?
----------
「面接でどんな話をしたの?」
「そうだな…シゴト内容っても向こうのほうが詳しいから、下手に説明してない。
ただうちがどんな会社かっていう、社風は言ったよね」
「ああ、自由にやらせてもらえるところ?悪く言えばフォロー無し」
「(笑)あとは・・・
あっそうだよ、やっぱりあれほどの人材には
もう、アノ手だよ。
『ゴロニャン』 」
「・・・は?」
「 『イヤー、私なら○○さんのような上司がいたら、どこまでもついていきますよ
』 」
「・・・・。ああ、ひたすら持ち上げるアレね」
「そうそう^^」
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タネをあかすとそんなものかと思う話だが、
こういった話をごく自然の流れで醸し出せるのが夫の最大の武器。
「でも、どんな話をするかって、そのときになってみないと、分からないな。
なんか出ちゃうんだよねえ相手に合わせてそういうコトバが」
等と言っている。天性…いや魔性だ…。
夫とは、シゴト相手としても付き合いがあるので、
会社での夫の仕事ぶりは大体想像がつくが
コンタンやホンネを読まれずに
相手のその気を誘う才能には
本当にもう、
「ウマイっ」
の一言に尽きる。
考えようによっては本当にコワイ…
(一被害者の採妻?)
----------
今回のはコツといえるものではなくなってしまったが
応募者側だけではなくて採用側も頑張りが必要な時代、
また応募者くどきのテクニックを発見次第
発信したいと思います。
◆60歳の新入社員
「60歳のヒトが応募してきてさ~」
と帰宅するなり夫。
送られてきた履歴書の生年月日を見て
正直、最初はビックリ。
が、その先の経歴に釘付け。
「とにかく会ってみよう」
とすぐに思ったという。
ある大手メーカーで「内部統制」の仕事をしていたことが
大きなポイントになった。
夫の会社で今最も力を入れている業務の一つだった
から。
で、来社いただいた。
「専門的な話は難しくて太刀打ちできなくてさ…笑
すぐに役員と会ってもらうように頼んだんだよ」
「ふんふん・・・それで?」
「思ったとおり、即決でね」
ちなみに、内部統制(ないぶとうせい)のシゴトとは、大雑把に言えば
あらゆる業務の流れのシステムの改善、是正、効率化など
を客観的な視点で勧告・是正を担当するもの。
もう1人の冷静な経営者と言ってもいいかもしれない。
専門技術的には、財務分析はかなり重要な業務だし、
経理職がエキスパートとして目指すシゴトの一つにも入る。
---------
ところでラ○ブドアのような企業が犯罪者として取り扱われるのは
ニュースなんかでは、当然、という向きもあるが、
ああなるまで見過ごしたというのは
時代の“緩み”の責任もある。
国でもその自覚があるからこそ、法律を変えようとしていた。
5月から会社法が新しくなり、基準が厳しくなるんだそうだ。
ベンチャーなどもその視野に入っているから
今までのように、上場企業・大手企業だけの問題とはいえなく
なってきている。
ということで中堅企業など
内部統制のシゴトの需要はかなり大きい。
逆に、即戦力は大企業の熟練などに限られ、採用はなかなか難しい。
---------
余談が長くなってしまったが話を戻して・・・
『ゼヒ、入社していただきたい』ってことでね笑
ただ、コレの問題がね・・・』
親指と人差し指で○をつくって夫。
報酬面の折り合いがつくかどうかということだ。
「ナルホドねえ。じゃあ、ムリだったのよね?
あなたの会社の基準じゃあとてもねえ」
「そう思うだろ???
それがなあ、いいって言うんだよ、この金額で」
・・・私生活からして常々、一円でも安いとうれしい夫が
その瞬間、どれほど嬉しかったかが目に浮かぶようだ・・・
“この金額”とは700万円。
現在年収2100万円の人材が!!
応募者が、“この金額”で快諾した理由は、
もしかしたら、リタイア後の人材であるという謙虚さがそうさせたのかも
しれないが、
その方は面接で夫から聞いたシゴト内容に対して
「それはまさに私がゼヒやってみたかったことです。
是非、やらせてください」と活き活きと語ったというから
夢に近づく第一歩にめぐり合えた
チャンスをつかもうという気持ちのほうが大きかったのだと思う。
夢を手に入れ、生活の保障もされる仕事なら、申し分ない。
そう思って後日取材をした企業からも
「第二の人生をこの企業を大企業に育て上げることに
注ぎたい、夢を持った年配の人材がほしい!」
という声が聞けた。
2007年問題も考えようによっては夢実現のチャンスの時代と
いえるのではないか。
----------
で、すんなり行くはずだったのが
60歳の新人らしい一幕があったそうだ。
明日にでも入社してもらいたいと言う夫に対し・・・
「実は明日、私、定年退職の日でございまして、
関係者へのあいさつ回りなどがありしばらく動くことができませんで・・・
落ち着きましたら、必ず
ご連絡させていただきます。
お時間いただけないでしょうか」
といって、数ヵ月後、無事めでたく入社していただく。
最近応募者との駆け引きに疲れていた夫も
疲れが癒される瞬間だったことだろう。
◆配偶者 ○有
最近、出張が多い夫。
そうでなくてもすれ違いが多いのに、
さらに話す時間がない中、
「この前、面白ろかったんだよ」と前置きして
話してくれた、ある経験者採用面接での会話。
----------
夫 「ところで、今回募集の勤務地は○○県、
転居を伴う入社も可ということですが
ご家族は反対されてないんですか?」
応募者 「いえ、私は独身で、結婚はしておりませんので大丈夫です!」
夫 「??いや・・・でも○ついてますよ、有のほうに、ココ」
(履歴書の《配偶者》の欄を指差す夫)
応募者「あれ???ホントだ・・・いやすみません」
夫「ね。《有》になってますよねココ」
応募者「スミマセン・・・つい、そうしたいなっとは思っていたんで
マルつけちゃいました。
結婚したいなってヒトはいるんです」
夫「実際ご予定があるとか?」
応募者「いや、全然」
夫「・・・・」
-------------
スゴイ願望があったんだよきっと、
と夫婦の間で意見が一致したが・・・
ところで、《配偶者、有》の場合夫が気にするのは、
お任せする仕事によっては、出張が多かったり
配属先そのものが転居を伴わないと通えない距離に
あったりするとき。
奥様から激しく反対をされ、実家に帰られたり嫁の父母まきこんで
「どーしても転職するなら離婚よ」
などといったがけっぷちへと追い詰められた挙句
こちらには突然の辞退ってことがあったりするのだ。
奥様の親御さんまで出てきて、大反対・・・
そういえば、
15年くらいまえには、
「彼女がいるのでお断りします」
といって転勤を断るという
若手社員のことを、新聞のコラムで読んだ記憶があるが、
そういうのは今でも珍しい話に入るのかもしれないが
以前よりも確実に、そういったことに対し周りが気を使う時代に
なってきているのを感じる。
◆送別会 兼 ホームパーティー
我が家に数回、夫の同僚など関係者が集まる休日がある。
メインは「辞めていく人を中心」
に・・・
メニューをあれこれ考えもてなすのはたのしい。
それに、辞めていく人をねぎらう夫のやさしさかと思えばうれしい気もするのだが、
だがだが…
会社人間的な発想ではどうだろう…
あまり生産性のないイベントのような気がする…
正直、そうして送り出した後、つながりがある人はあまりいないのだ。
せいぜい年賀状のやりとり。
夫「それでもこうしてつながりをつけておけばどこかでまた・・・」
うーん。そういうものなのだろうか?
ただしとにかくマメな夫のことだ、これくらいのことな話なわけで、
飲みながら会社では聞けない話を聞き今後の参考にするという
こともあるんだろう。
実際家でもよく名前が出てくる上司の話など聞いていたら面白い。
「いつもいない」とか「よく寝ている」とか
「突然発狂する」とか「いつもお菓子を食べている・・・オヤジのくせに」とか
でも夫は今の会社を飛び出して、自分で世界を構築するという類のことは
あまり考えられないようだ・・・
派遣社員から正社員まで無差別送別会を行っている。
退職理由はさまざま。
派遣社員は次に行くところ含め業界問わない幅広さが
伺えて面白い。
夫は総務なので、その事務関連だと業界の垣根を越えて
仕事を変えることが可能だ。
給与計算や、社会保険関連などはあまり業界問わず仕事が
できるから。
でも、そんな事務仕事を辞めて編集関連の仕事に就くと言ってた人も
いた。
個人的には、結婚による退職は、あまりおすすめできない…
(子供ができるまで、がんばって!と言いたい)
そこでこれまで、辞めていった方の印象的な話を紹介しよう!!
●内定~入社後研修では同期のまとめ役的ポジションで明るいMさん。
入社後は会社の要の部署に配属。
と思えば、数ヵ月後に
「辞めたいんです…」と突然夫の下に泣きながら
“里帰り”。
すったもんだのあの一年目、気が付くと立派な中堅社員になっていました。
昨年、同僚の結婚式で出会った、あるアーチストトと結婚し寿退職。
おめでとうございます。
●派遣社員として夫を支えてきたKさん。そのときの経験を活かして
現在は他業界の人事部門を引っ張る
ご結婚後すぐにパートナーに他界されるという苦難を乗り越えて
活躍しておられるそうですね。
頑張って下さい。
逆に、この会に毎回参加してくれている方がいる。
そんな、毎年来てくれる部下(入社5年目だったかな?の独身女性)に
夫「まあ息抜きに来てくれれば・・・しかし本当は彼氏とデートなんで口裏合わせに
使ってくれないかなと思ってるんだよ」
採妻「笑 でも息抜きってあなた、上司に言われて仕方なく・・・でしょ普通は」
そういいながら、もう、10回は来てくれているだろう。
営業の極意で10回話をすれば相手の心をつかめるという話をどこかで聞いたが、
まさにそのとおりで、彼女の訪問はお互い気心知れたかんじで、
緊張がちょっと入るほかのメンバーに交じって面白い雰囲気が漂う。
彼女が入社する前年、あまり歓迎しない、俗にいう縁故というルートだったため
「乗り気がしない…仕事って感じがしないから」
とぼやいていたのを思い出す。
でも、入社してもらってとてもよかった人材ではないでしょうか。夫よ。
◆採用担当者の年賀状
毎年我が家では300~400通の年賀状を作成している。
親戚筋や友人が多いというより、採用を担当したことが縁で、
年賀状をやりとりすることになった人が結構いる。
「この人、誰だっけ」
「…えーと、そうそう、中途で採用した会計士だよ。
今はもう、辞めちゃったから、いないけど。
このひと、元々、うちの会社と同じビルに入ってる会社だったんだよ。
昼休みに突然来て、『すみません、私今転職活動しているのですが、
こちらの会社に非常に興味を持っておりまして、
パンフレットか何か、頂くことはできますでしょうか』ってのが出会い」
「へええ。この人は?見たことある名前だけど」
「ああ。この人は35000円の人だよ」
「?(…あっ、もしかして、その不敵な笑みは“※安い・ウマイ”採用か!?)」
(※当blog「良い人材とは 」参照)
「そう、●●●って雑誌のめちゃくちゃ安い求人欄見て応募。
それで採用したら100万超の仕事に換算されるんだぜ、ほんとうにあのときは
オイしかった…」
「…そういうときのあなたの顔って本当に嬉しそうなのよね」
…こんなふうに、元日に
はじめて聞く話も出て、夫の年賀状とはいえ、毎年読ませてもらうのを
楽しみにしている。
「辞めちゃった人」からの年賀状も多い。
どうして辞められてまで年賀状交換なのかと聞いたことがあるが、
「案外狭い業界なので」
との回答。
夫の目論見の中には、年一回でも、こんなふうにやりとりをつなげることで
自分のスキルアップへや、採用の仕事上、何らかの有利を引き出すことに
つながるものとして、捉えているようだ。
一方、会社(の経費でつくる年賀状)からは、
大学の就職課と今春入社予定の内定者がメインだ。
業者(広告代理店・人材派遣会社・人材紹介会社)
などからの年賀状には基本的に返事は書かない。
基本的に、と書いたのは、例外がいるということなのだが、
仕事を通じて、こちらが発注する側とはいえ、夫なりに
頼りになった方には世話になったという気持ちがある。
普段会社で付き合いの良いタイプではない夫なのだが、
そういった方々とは、飲み会など、積極的に企画して参加している。
我が家に招待して、休日の時間を一緒に過ごすこともある。
そんな方々からの年賀状は、
宛名が「採妻様」と夫と連名だったり、または同じ賀状を
2通、それぞれ宛てにくれたり、ありがたい心配りに
好感度アップ。
それが次の契約につながると決して断言できないが…
さて、来年の抱負は?との問いに夫、
「そんな急に高尚なことを聞かれても…」
人が減り、一人当たりの仕事量が増えた夫の会社では、
全国レベルの出張行脚の日々が待っているのではと予測している。