距離感 | 早紀のブログ

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私の大切な友人で脳性麻痺の電動車椅子の女の子がいる。
女の子なのかぁー🤣
彼氏もちゃーんといてる♫

彼女は歴女でお城大好き。
でも小さい時からお城の下で眺めるだけ

有志が立ち上がり
彦根城へ
現存している天守閣のお城なのだ
城下すら行けなかったという彼女が
みんなで電動車椅子を運んで走り回る
お城の門を触る
お城の中から外を見る
彼女にとってはどれも憧れである
お城の中の展示物も

彼女と私の距離感がちょうどいい。
不思議に

なんだろう?
居心地いい。

彼女のしもの世話も当たり前だと思うし

友人だからこそされたくない
見られたくない

そういう人もいる

なんだろうなぁ?
この感じ

彼女は精一杯私に判るように口を開けて喋ってくれる。
私への手紙も
おぼつかない字だけどちゃんと読める
読めるように書くって彼女には厳しいのに
気持ちが嬉しい
伝えたい
伝わる

彼女がポツリと言った

彼女は一人暮らしをしている
親もいつかは死ぬ
一人で生きていかなきゃいけないと
一人暮らしを始めた

ヘルパーさんに来てもらわないと身体が動かないので

そのヘルパーさんに突然泣かれて
こんな若いのに
こんな
私耐えられませんと
裸にした彼女を置いて帰ってしまった

彼女は次のヘルパーさん来るまで一人で
助けを求めようにもどうにもならなくて
裸のまま
放置された
その時の彼女の絶望感とか、屈辱とか
色んな感情と、諦めとか
なんか私の中でぐるぐるなって


だから彼女は適度な距離感をもつんだ
彼女の距離感は私と同じなのだ
通じるものがあるんだ!!

自分を守るのは自分自身しかない

気付いた時
泣いてしまった。
だからかと

彼女は私を大好きだと言ってくれる
わかっているから言える

そして笑うのが
お互いいい人ちゃうもんなぁーって(笑)

大好きと彼女から言われるのは
正直ものすごく嬉しい😆

彼女の発する大好きは
ものすごく意味があって
ものすごく勇気も要る

ありがとう
これからも宜しくね。