音楽ライターさんの片手間ブログ -40ページ目

"CROSSOVER" = 越境

ARTIST COLLECTIVE TOKYOの8月の展示会のコンセプト

を協議した結果、自分の提案したCROSSOVER = 越境で決まった。

国籍・文化・時間の違いを超えて人をつなげるのがアート本来の力。

4カ国のアーティストの共演ということでぴったり合う。

明日には展示会用にデザインした名刺も届くし。


東京で出会った越境者達。

いよいよ本格始動です。



生え抜き社員と放浪社会人

新卒から一つの会社でずっと働いている人は、

移籍を繰り返してる人を見ると、

「いろんな世界が見れて羨ましい。

 なんかどんどん自分の世界が固まっていく感じがする。」

と言い。


放浪組はそんな生え抜きエリートさん達を見ると、

「生活が安定して、不安もないし、羨ましいなぁ。」

と思ってしまう。


どっちが良いのやら。



4つの国 4つの夢 1つの情熱

今、8月の六本木RBRでの展示会に向けたチラシ作りをしています。

展示会のコンセプト、東京で出会った4カ国のアーティスト集団として

何を掲げるべきか。


イタリア・イギリス・アメリカ・日本の4カ国が東西の文化、歴史と今の

混在する東京という街でアートという共通言語によって結び付けられた。

最初に浮かんだ言葉は"CROSS OVER"=「越境」というコンセプト。

たとえば参加メンバーの中には着物デザインを専門にしているイギリス人、

自分みたいに日本人なのに北欧を題材にした写真と詩のコラージュを

出展するのもいるし。

国籍・時間・空間に囚われない自由な表現空間としての東京だよね。


ARTIST COLLECTIVEってもとを正すとニューヨークのアート好きが

集まって作ったグループ。本拠地はブルックリンです。

そのメンバーの一人が東京に仕事で移り住んできて、ここでも

そういう表現好きの人達を集めて何かやりたいと思い立った。

それがこのARTIST COLLECTIVE TOKYOの始まり。


BBCやNHKでも取材された英国人着物デザイナー SHEILA CLIFFE

ニューヨークの独立映画祭で作曲賞を受賞したこともある、

"Photosonic Guitar”のパイオニア

イタリアのジェノア出身 GIULIO D'AGOSTINO

後はNEW YORKから来てこのグループを立ち上げたLIZ LAZARUS

その中に何故か自分が入っているんだから不思議。


これからまた詳しいメンバー紹介なんかもしていこうと思います。


いろいろな線が引かれた世界をアートなら飛び越えられる。

くだらない境界線なんか消してやる!