リアルファーって
着ていいのかな?
両親がケアハウスに入居するに伴い、
引越しの準備を進めています。
サービス付き高齢者住宅に
人生最後のつもりで
転居したのに、
また引越しすることになるなんて。
まあ、前回の引越しで
かなり荷物を減らしたはずだから
そんなに大変じゃないだろうと
タカを括っていたら・・・。
なんとまあ、
よく取っておいたなと感心するほどの
洋服やらバッグやらの数々!
トップの写真は
ミンクのケープ。
80代の母の若かりし頃は
毛皮を持つのがステイタスでした。
ロングやミドル丈のファーコートも
持っていたはずですが、
それはすでに処分していたようです。
今の時代、リアルファーを
着ていたら怒られちゃうかしら?
私としては、
すでに流通してしまったものは
最後まで使うべきと考えています。
人間のエゴでファー製品にされた挙句、
悪者扱いされて捨てられるなんて、
逆にかわいそう。
ショート丈のケープなので
それほど目立たずに着れるかな?
パンツを合わせて
カジュアルに着るのが
今の雰囲気かもしれませんね。
それにしても、
母は幸せだなとつくづく思う。
認知症が進んでもなお、
父は母を大切にしているし、
周囲の人にも恵まれている。
優雅に、豊かな人生を
歩んできた人です。
私は母と衝突することが
多かったけれど、
心の底では
母のような生き方が
羨ましくてならなかったのだと
感じています。
母の服に袖を通しながら、
少しはその人生にあやかりたいと
感じているこのごろです。
母の姿を見て
私が決意したこと。
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