最近はウォーキングに関する記事を
コツコツと書いています。
こうして言葉(文章)にすることで
いろいろと気づくことがあります。
それは、
人によって響く言葉が全く違う
ということ。
実際に模擬レッスンをすると
その違いを実感することができます。
たとえば、
美しく正しい姿勢の基本がこちら↓
「壁立ち」にしても、
壁無しで立つにしても、
大切なのは体幹です。
でも、体幹と伝えて
「ふむふむ、体幹ね♡」
なんて理解して、
瞬時に正しい姿勢を取れる人なんて
誰もいません!!!
日常的にスポーツしている人でも、
正しい姿勢を取れる人は少ないです。
体幹のことを
コアとか軸とか
インナーマッスルなどと
言いかえることができますが、
それってそもそも、
どの場所のことを指すか
ご存知ですか?
体幹というのは、
内臓が詰まった部分(腹腔)を
囲んでいる筋肉のことを言います。
ざっくりいうと、
上は横隔膜
背中側は多裂筋
お腹周りは腹横筋
下は骨盤底筋群です。
この筋肉名を覚える必要は
まったくないのですが(笑)、
体幹を意識して
自分の身体に
一本の軸を作ってもらうとき、
①アンダーバストを引き上げる
②背筋を伸ばす
③肋骨を締める、おへそを縦に伸ばす
④丹田を意識する、膣を締める
いろいろな表現ができます。
実はこれ、
すべて体幹を意識してもらうための
表現なんです。
ちなみに、上から、
①横隔膜
②多裂筋
③腹横筋
④骨盤底筋群
……を特に意識して軸を作るための
誘導の言葉です。
(↑他の筋肉にも作用しますが、
あえてざっくりといえばこんな感じです)
これ、人によって響く言葉が
面白いぐらい違うんです。
たとえば私は
④丹田を意識する
と言われても
正直よく分らないのですが、
③おへそを縦に伸ばす
と言われて、
ようやくコツがつかめました。
でも、ある人は
③肋骨を締める
……って、なんのこっちゃ??
となるし、
②背筋を伸ばす
という言葉をかけてしまうと
いきなり反り腰になる人もいます。
(↑反り腰は、ダメ、絶対!)
だから、
ひとつのことを誘導するのに
たくさんの表現を用意したいなと
つくづく感じているのです。
これ、ウォーキングだけじゃ
ないですよね。
忙しいときに限って
あれこれ言ってくるお子さんに
「ちょっと待ってて!」
と言う代わりに
「ちょっと踊ってて!」
と声掛けしたというお母さんの話が
ツイッターで話題になっていました。
まさにこれと同じ!
相手が一番納得できて
誤解なく再現できる表現は、
人によって全然違います。
「待ってて」と言われて
勝手に待てる子も
いるかもしれないけれど、
「踊ってて」と言われてはじめて
何かで時間をつぶすことを覚える子も
いるかもしれない。
相手に適した表現は
自分のなかに
たくさんのストックがないと
出すことができません。
表現の方法を
たくさんストックしておきたいというのが
最近の私の目標です。
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