7月8月と2か月経って~ | 西湖好きのワンバァバ

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GRのマックスが、私の所へ来て、東京で6年。しっぽコーギーのホープも加わり、西湖で5年で、マックスが逝ってしまい、ホープとの生活2年で、柴のトコロも加わった。が、私が末期癌と判り、ホープが、脾臓に腫瘍と判ってから2ヶ月で亡くなってしまい、トコロと二人~

最初のうちは、自由にならない自分の体に、イライラして、大声で奇声を発したりした。その度に、ヘレンケラーの幼少期を実感したような気がした。

家の中や玄関前のスロープ等で、何回も車椅子から転んで落ちた、僅か3m位を、車椅子の下に入り込んだ足を出せず、そのまま、車椅子を引きずりながら、腕で匍匐前進のようにして、休み休み、1時間もかけて、家の中の手すりのある所まで戻り、最後の力、渾身の力を込めて、車椅子に乗れた時もあった。

今は、4台目の車椅子、遂に、電動車椅子で、家の中を動き回っている。落とした物やカーテンの開閉等は、マジックハンドを使っている。

移乗出来るのは、電動ベッドとトイレの便座と重いソファだけだ。

電動車椅子のバッテリーの充電は、毎晩、寝る前に、トイレで、バッテリーを椅子から外し、それを膝に乗せて、手動で椅子を動かして、充電器に差し込んでから寝る。

週に、ヘルパーさんが4回、看護師さんが1回訪問し、色々な手伝いをしてもらっている。

その他、施設勤務から、独立して民営として付き添い外出等をやってくれる方が見つかり、月1回の病院診察と帰りに買い物を頼んだ、スーパーマーケットでは、ビュンビュン自走して嬉しかった。また、その方に庭の草刈りを頼み1回やってもらった、が、2回目は、始めたら大雨で中止、またいつか、ということになっている。

週に1回届けてくれる生協で、普段の食料品等を買っている。

人が来るときは、事前に2ワンを家の中へ入れて置き、予定の人が門のカギとゴムを掛けてくれたのを確認してから、2ワンを庭に出すようにしている。

2ワンの散歩は、2か月、私は行けてない、可哀想に、2ワンは庭にも、少ししか出ない、私が出ないからだろう。

8月に、幼馴染の友人が、私のことを知り、河口湖にホテル2泊を取り、家まで通って、2ワンを散歩に連れて行ってくれたが、なんと、ホープは行けたが、トコロは、隠れてしまって、1度も散歩できず、ホープは、西湖に足まで入り、出会う方に褒めてもらったりとチャッカリだったらしい。トコロが不憫。

でも、8月に、息子夫婦と2人の孫が日帰りでやってきた折に、私は皆に手伝ってもらいながら、初めて、電動車椅子で、スロープを降りて、孫たちが2ワンのリードを持ってもらい、西湖前の駐車場(湖畔には段差が大きすぎて怖いので止めた)から、いやしの里前からその駐車場まで、自分で走れた。よかったね、トコロ。

以下に、8月30日夕方に撮った写真を載せる。カメラを持つのも2か月振り。

 

(トリミング屋をキャンセルしたし、私がブラシを掛けようとすると直ぐ逃げるので、冬毛が抜けきらないホープ)

(自撮りの自分の足と車椅子)