2024年10月20日(日)、今年で第10回目となる「渋谷ズンチャカ」(*1)が本番を迎えた。一週間前の天気予報は雨だったが直前になって曇となり当日朝は晴れ間も出て暑いくらいの陽気だ。今回私はオープニングイベントからフィナーレまで、途中は出演者の1人としても参加させてもらった。

朝11時のオープニングに合わせて、井の頭通りの始点近くにある宇田川交番前のステージ「斧」に向かった。既にファンファーレ隊や見物客などで賑わっている。オープニングは20世紀FOX映画のドラムロール&ファンファーレが鳴り響き、いよいよ大イベントが始まるゾ、という雰囲気を醸し出す。
コンビニで早めのランチを済ませて様々な会場でのパフォーマンスを観て歩いた。どのステージも公園や小径にテントを組んでいるだけなので、演奏者の近くで聴いている人達は盛り上がるが、その後ろを通行人が忙し気に通り過ぎていく。でもまあ、それが街のストリートライブというものだろう。

私が出演するステージ「猫」は旧渋谷川遊歩道(通称キャットストリート)に設けられていた。ウクレレで明るく歌う関西人女性(うえぽんWendy)やカラオケCDをバックにサザンを歌って踊るお姉様コーラス隊(Bumpy Sisters)は、熱い応援団が大勢駆け付けてワイワイと盛り上がっていた。
しかし私は盛り上がるステージではなく、むしろ誰にも気付かれないようにBGM的に演りたかった(*2)。1金vo.の柳田さんが奥様と来て下さったのは大感謝だが敢えて応援団は呼ばなかったし、このステージはお洒落な店を眺めながら通り過ぎるカップル達の間にひっそり佇む点で最適だった。

【10周年記念Tシャツ&出演者ステッカー&パンフレット】

【↑開演前のステージ「猫」での出演者側からの景色】

【↑左:Bumpy SistersのCHIKAさんと 右:演奏時の私】
私はウクレレの弾き語りとハーモニカで誰もが知っているであろう懐かしい外国民謡を15分間で5曲演らせてもらった。歌とハーモニカはライブでも披露しているがウクレレは人前で初めて演奏するので不安もあり実際コードを幾つか弾き間違えたが、そこは狼狽えずに歌優先でシラっと乗り切った。
(下記の動画はブログの制約上1分間でカットされている)
①ダニー・ボーイ(アイルランド民謡)
ウクレレ弾き語り1Chor.(原詞)ハーモニカ1Chor.
②アメイジング・グレイス(スコットランド民謡)
ハーモニカとウクレレ弾き語り(原詞)で全体2Chor.
③うるわしの白百合(アメリカ民謡)
④オールド・ブラック・ジョー(アメリカ民謡)
⑤アロハ・オエ(ハワイ民謡)
カミさんと息子達もこの後に家族で外食をしようとして来ていたが、終演後に音大出の長男から「街の環境音楽として馴染んでたね」と言われた。ほぅ、もしそうなら私が目指した“BGM的な音楽“になっていて当方の意図が実現した訳で嬉しい。ま、こんなパフォーマーは異端だろうけど…。
夕方からはメインステージである宮下公園の広いスペースに居を移したが、この頃から強い風が吹いて凄く寒くなり驚いた。昨年も出演されていた(*3)SEABIRD仲間の井上さんや内田さんや千佳ちゃん達のバンド(The Honolulu Stomp Jug &Swing Band)を観てからフィナーレにも参加した。

こうして記念すべき第10回「渋谷ズンチャカ」は予報も跳ね返して天候に恵まれ、無事に大団円を迎えた。長い準備期間を経てこの大イベントを献身的に作り上げた多くのボランティアスタッフの皆様には、出演者の一人として、そして一区民として、改めて敬意を表すと共に深く感謝申し上げたい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*1:“一日限りの音楽解放区”と銘打つ渋谷のストリート音楽祭。ジャズ、ロック、POPS、クラシック、昭和歌謡など音楽ジャンルにもプロアマ等の巧拙にも制約はない。渋谷駅界隈の8会場で約80組の出演者が様々な音楽を奏でるイベントで運営委員会は主に若いボランティア・スタッフで構成。
*2:以前にもこうした演奏は試みた。下記ブログご参照。
・アカペラによるBGMは成り立つ? | Saigottimoのブログ
*3:昨年の様子は下記ブログご参照。
・練馬で渋谷街中で音楽祭真盛り | Saigottimoのブログ
*4:ここまでの事情は下記ブログご参照。
・渋谷ズンチャカへの出演決定! | Saigottimoのブログ
・渋谷のキャットst.って何処だ? | Saigottimoのブログ
Saigottimo