2012/09/09(日)自治会・いわき市ボラセン・浜〇共催「芋煮会」開催 | 浄土宗災害復興福島事務所のブログ

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この日は、発足当初から「浜〇かふぇ」を開催させていただいている「高久第1応急仮設住宅」の自治会様、この仮設住宅にての開催にご協力いただいているいわき市復興支援ボランティアセンター(社会福祉協議会)様との共同開催という形での「芋煮会」イベントが開催されました。


自治会様からの「芋煮会でもやりたいね」という提案から始まり、それなら浜○かふぇでもお手伝いできることはたくさんあるだろうということで、いわき市復興支援ボラセン様をも含め共催という形となったそうです。


約2ヵ月前から互いに相談をされ、日程調整や役割分担、費用の工面など、自治会の役員会にも浜○スタッフも参加させていただき、少しずつ詰めていかれたそうです。



当日は、いわき市ボラセンの皆様は都合により残念ながら参加できませんでしたが、大きなテントをお貸しいただき、調理や食事にとても役立ちました。




さてさて、「芋煮会」当日の様子です。


芋煮会のメニューは


 ・豚汁

 ・バーベキュー

 ・おにぎり

 ・かき氷

 ・アイスコーヒーと麦茶





ということで、集会所付近にテント設営が終わると、各メニューごとに分かれて、調理の準備が始まりました。



自治会様の呼びかけで集まった住民の皆さんも、各メニューごとに班分けされており、そこに東京教区から応援に駆けつけてくれた皆さん、浜〇スタッフが分かれてお手伝いする形で準備スタート!


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自然と女性陣は豚汁・バーベキュー用の肉・野菜・魚介類の下ごしらえ、炊飯作業をテキパキと進めていらっしゃいました。


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男性陣は外のテーブル・ベンチ、バーベキューコンロの設置、炭おこしなどに進んで取り組んでおられました。


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準備はおおむねスムーズに進み、11:00にはすべてのメニューが配食できる状態に!


本当にたくさんの住民の方がお集まりになり、外のテントの下やバーベキューコンロを囲んで楽しそうにお話されながら、舌鼓を打っていました(^^)



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日曜日ということもあり、普段あまり会う機会のない住民の方同士が顔を合わせて交流される機会にもなったと思います。


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日差しが強く本当に暑かったため、浜○かふぇ様提供のフルーツ入りかき氷も大人気で、山盛り300杯は出たということでした。




また、福島県棚倉町の宮司・雅楽演奏家八槻様との繋がりにより、ミュージシャンの梶原様(元「THE BLUE HEARTS」ドラマー!)が「芋煮会」に合わせてボランティアとして参加してくださり、竹やペットボトル、ポリバケツを使った打楽器作りと製作した打楽器を使ったセッション遊びなどのワークショップをもう一つの集会所付近で開いてくれました。


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午前中には、のこぎりで竹を適当な長さに切ったり、ペットボトルに小豆をいれたり、バケツにガムテープでふたをして太鼓にしたりと、子供たちも慣れない作業ながら暑い中懸命に取り組んでくれました。



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食事の時間がひと段落したところで、皆で作った打楽器を手に梶原様の指示によりセッション遊び♪楽しいひと時でした。



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最後は、梶原様によるドラムソロ!!!


演奏も盛り上がってきたところでスティックを離して、手でドラムを叩くパフォーマンスのなか、近くで見入っていたお子さんがスティックを拾ってあげるというハプニングもあり、笑いが起きていました(^^)


ワークショップも終わり、製作した打楽器に快くサインをしている梶原様の姿が印象的でした。



さらに、梶原様の奥様をはじめ3名のマッサージ師の方によるアロママッサージのブースも開いていただくことができました。



ご年配の方や女性の方が中心に施術を受けておられましたが、とても良い香りの中、皆さん気持ちよさそうにされていました。



最後は、この「芋煮会」に参加された皆で、片付け、清掃をして終了となりました。




本当に暑い中、皆さん自主的に楽しんで各々の作業に取り組んでおり、朝から夕方までという日程もあっという間に過ぎてしまいましたが、怪我をしたり、具合の悪くなることもなく「芋煮会」が開催できて良かったです。


住民の方々が、大変な状況の中、こうしたイベントなどで少しでも交流を持って楽しんだり、以前のような社会的な繋がりを作っていこうというされていること、また、ボランティアスタッフが住民の方が中心となってされることの大切さを尊重しながら、お手伝いをされている姿に感動いたしました。



この度の「芋煮会」イベントに参加された皆さん、本当にお疲れ様&ありがとうございました!


今後とも「ふくしま」を見守っていただきたいと思います。

よろしくお願いいたします。