高知県医師会JMAT派遣

 

令和6年能登半島地震が発生した

石川県へ高知県医師会JMATとして

宮内教授をリーダーに出動してきました救急車

 

JMAT(日本医師会災害医療チーム)は

被災地の避難所や救護所等で

医療支援、健康管理や公衆衛生支援などを行います病院

 

石川県庁に設置された

3月19日、JMAT調整本部へ到着報告をした後に

同じ県庁内に設置されている金沢以南調整支部の

指揮下に入り活動を行いました。

※画像は高知出発前の車両です救急車

 

出発式の様子病院

 

到着後は、金沢市内の避難所での健康観察や

輪島市に設置した能登北部調整支部の移転支援などを

行いました。

 

能登北部への移動では、

「のと里山海道」が広範囲でダメージを受けているのを見て

発災直後は交通が遮断されて大変だったことが

うかがえましたアセアセ

 

今回の派遣経験をこれからの活動に

いかして行きたいと思います。

 

By む

 

 

 

 

 

第34回高知県

 

JPTECプロバイダーコース開催しました

2024年3月10日(日)に

高知県消防学校において

第34回高知県JPTECプロバイダーコースを開催しました。

JPTECとは、病院前外傷診療の標準化をしたもので

主に救急隊救急車の方が研修参加をされますが

救急隊から患者さんを引き継ぐ病院内スタッフ病院

現場で事故対応をされる警察官、海上保安官など

の方も参加されますパトカー

 

開催主催者の高知県危機管理部消防政策課長に

ご挨拶をいただき、コースがスタートしましたうずまきキャンディ

 

続いて、西山先生の講義です。

今回のコースは、eラーニング対応コースで

参加者は事前学習を済まされているため

講義の時間はかなり短いです時計

 

インストラクターによるデモンストレーション

受講の皆さん、集中して観てますねぇOK

 

会場を体育館に移して、いよいよ実技の始まりですOK

この日は、非常に寒くて参加の皆さんには

会場環境でご不便をおかけしました滝汗

 

新型コロナウイルスの影響で、しばらく実施していなかった

車外救出も今回は実施しました。

真ん中で説明してくれている方は、宇和島から参加して

くれたインストラクターですおねがい

 

実技では、傷病者との距離が非常に近くなるため

傷病者役は人形(レサシアン)を使用しました。

 

今回は、受講者18名

指導スタッフ26名

お手伝いの方1名

合計45名の方にお集まりいただきました照れ

指導スタッフは、県外は鳥取、愛媛から

県内も宿毛や安芸からも来てもらいました。

本当に、ありがとうございました照れ

 

By む

 

2023年度

 

黒潮医療人養成プロジェクト活動

 

2023年度の黒潮医療人養成プロジェクトでは

8月に高知大学、和歌山県立医科大学、三重大学の

3大学合同実習を高知県で行い

南国市内にある津波避難タワー見学や

避難所体験として、簡易ベッドや段ボールベッドを

使用した宿泊研修を行いました。

当日の様子はこちらから

 ↓

 

3月には三重大学で

第2回合同シンポジウムが開催され

高知大学からも西山特任教授をはじめ

学生がたくさん参加しました。

 

カードトリアージやシミュレーターを使用した

疑似体験など、普段の教室では学べないことを

経験してきたようですウインク

 

 

​​​​​​​

 

2024年度も、防災訓練に参加する計画を立てています。

皆でたくさんの経験をしましょうグッ照れ

 

By む

 

 

 

 

 

第29回

 日本災害医学会総会学術集会参加

 

2024年2月22日から24日まで

京都市で開催された

第29回日本災害医学会総会学術集会に参加し

学生が発表をしましたグッ

 

医学科2年生 髙岸康志さんのポスター発表

「医学系学生を対象とした

  津波避難タワー・避難所体験実習の効果について」

8月に実施した黒潮医療人育成プロジェクトでの

実習などを基に発表をしましたOK

 

医学科2年生 橋本梨鈴さんの発表

「長期浸水地域における

  社会福祉施設からの避難」

南海トラフ地震時に発生が予測される

長期浸水地域において、社会福祉施設を調べ

その避難について考えてみました。

 

質問にもしっかりと答えられました合格

 

医学科4年生の 塚本尚志さんの発表

「高知県における地域の勤務医搬送計画」

高知県は東西に長く、中心地の高知市からの移動時間は

2時間から3時間かかりますトラック

高知の地域に勤務する医師の居住地を調べて

地震発生時に交通が遮断された場合に、どのように

医師を勤務地まで移動させるかを考えてみました病院

 

みんな、しっかりと発表ができたので

良かったです照れ

これからも、色んなことを考えて

研究をしていきましょう鉛筆グッ

 

By む

 

 

 

第3回高知家QQセミナー

 

手技祭り!!

 

2024.1.27 高知大学医学部スキルスラボにて

第3回高知家QQセミナー「手技祭り!!」を

開催しました合格

 

高度シミュレーターなどを使用して

初期研修医や救急専攻医が手技を学びました鉛筆

 

高度シミュレーターと除細動器を使用した

ペーシングのトレーニングです雷

 

胸部の処置ができるモデルを使用しての

胸腔ドレナージを行っています。

 

こちらは、REBOAとECMOのトレーニングを

モデルを使用して行っています。

大動脈などの血管が透明なチューブになっていて

トレーニングが行えます。

 

 

この他にも、輪状甲状靭帯切開や骨髄穿刺も

トレーニングを行いました。

 

最後に、集合写真です。

みんな楽しくトレーニングができたようで満面の笑みですOK

 

 

By む

 

 

DMAT報告会を行いました

 

令和6年1月22日に高知大学医学部において

令和6年能登半島地震に出動していた

高知大学附属病院DMATメンバーが報告会を行いました病院

報告会は、会場とWeb参加で行いましたPC

 

進行は宮内教授が行いましたニコニコ

 

まずは、チームリーダーの竹内医師から

能登半島の状況や活動の概要について報告がありました。

高知大DMATチームは本部活動でしたので

現地に出動するというよりは、本部で指揮を執ると

いう業務を行っていました病院

 

次に、業務調整員(ロジスティクス)で参加した

高橋医療ソーシャルワーカーから

高知大DMATが行った本部活動について報告がありました。

 

同じく業務調整員で参加した

掛水救急救命士からは、本部活動とは別に

物資支援の活動について報告がありました。

当院から車両2台で出動していましたが、物資搬送は

トラックを使用して他の隊と共同で活動したようですトラック

 

片岡看護師からは、スクリーニングについて

報告がありました。

避難者や患者をどこの施設に移動させるかなど

災害時にはたくさんの課題があります電球

 

小島医師からは、搬送支援、診療所支援、病院支援

などの報告がありました。

搬送については、片道5時間もかかる搬送だったようです救急車

どのDMAT隊に搬送を依頼するか、また、搬送の経路は

どこが安全か?

などの評価をします。

 

山口看護師からは、施設支援について報告がありました。

感染症の検査キットやPPEなどについて、

また、ゾーニングについての報告がありました。

 

竹内医師から、今回の出動をふまえて

今後、起こるであろう南海トラフ地震への備えとして

当院が災害拠点病院としてどのようにしていくべきか

提言がありました病院救急車

 

最後に、西山特任教授から

地震発生からDMAT出動までの動きや、

出動準備までについて時系列でまとめていただきました時計

 

宮内教授から出動したDMAT隊、

そして、準備やその他で色々とバックアップしてくれた

皆さんにお礼の言葉をいただき

報告会は終了しましたメモ

 

DMATとして被災地に応援に行くことはもちろん

被災地側として、受援をする場合にも

事前の準備が不可欠ですグッ

計画は定期的に見直し、また、訓練なども実施することが

必要だと強く感じましたびっくりマーク

 

By む

 

 

 

 能登半島から戻りました

 

令和6年1月11日に出発した

高知大学医学部附属病院DMAT隊が

能登半島地震での活動を終えて

1月19日(金)

無事に帰院しましたグッ

 

まずは、リーダーの竹内医師から

花﨑病院長へ帰院の報告を行いました救急車

 

そして、隊員一人一人がどのような活動をしたか

などを簡潔に報告しましたニコニコ

 

花﨑病院長から労いのお言葉をいただきました病院

 

たくさんの職員の皆さまにお出迎えをいただき

ありがとうございました。

能登半島地震被災地での活動は

まだ続いております。

当院DMATも次の派遣があるかもしれません。

今回、出動した隊員の皆さんの報告をよく聞いて

次の出動に備えたいと思います救急車

 

出動隊の皆さん、お疲れさまでした。

サポートをしてくださった、職員の皆さん

本当にありがとうございました。

 

By む

 

 令和6年能登半島地震へ

 

2024年1月1日に発生した

能登半島地震対応の為、

高知大学医学部附属病院のDMAT隊が出動しました救急車

 

1月11日(木)に

車両2台(病院救急車、DMAT車両)と

隊員6名(医師:2名、看護師2名、業務調整員2名)で

編成して出発しました。

 

花﨑病院長に出発の報告を行う

チームリーダーの竹内医師です

 

陸路で移動し、20時過ぎに金沢市に到着しました。

翌日から被災地に入り活動中です救急車

安全第一で活動をしてきてください。

 

By む

 

 防災士の研修会に参加

 

11月19日(日)に

香美市中央公民館で開催された

香美市防災士連絡会

令和5年度 第3回研修会で

西山先生が講師として参加されました照れ

 

今回のテーマは

「避難所運営をやってみる

     ~HUG(避難所運営ゲーム)~」

 

参加者でHUG(避難所運営ゲーム)を行い

避難所で発生する様々なイベントに対応してみましたガーン

まずは、西山先生がご自身の活動経験をもとに

避難所の実際についてお話をされました。

 

お話のあとは、いよいよ

参加者全員で避難所運営です

 

各テーブルでは、防災士連絡会の

運営委員がファシリテーターとしてゲームを進めます。

テーブルでの進行状況を見ながら、次々とカードを

出していきます滝汗

 

主として、体育館に避難者を受入れていますが

体育館内のレイアウトもグループによって

特色があり、私も大変勉強になりました。

 

各グループから、それぞれの避難所運営について

発表をしていただき、他のグループからは

質問をしていただき、避難所運営と一言で言っても

様々な考え方や対応の仕方があることを

参加者みんなで共有しました。

 

HUGのような研修は、何度やっても

楽しく避難所運営を学ぶことができます。

 

まだ参加されたことがない方は

チャンスがあれば、ぜひ参加してみてください。

 

By む

 

第26回日本臨床救急医学会

 

総会・学術集会に参加してきました

 

記事の更新が遅くなりましたが…滝汗

令和5年7月27日から29日まで

帝京大学医学部で開催された

「第26回日本臨床救急医学会

  総会・学術集会」へ参加してきました照れ

 

到着直後に、筒井先生をモデルに

会場前で一枚カメラ

筒井先生とは、このあと高知へ帰るまで

ずっと一緒に行動しましたニコニコ

 

今回は、先端医療学講座 感染・災害救急医療研究班

4年生の中平雄也さんが発表をしましたグッ

 

発表は、

「救急車内において最低限の換気を得るために

  窓の開放は必要か」です。

本学における救急車同乗実習の際に、運転席や

患者室の窓を開放して車内のCO2濃度を測定しました救急車

 

使用したCO2測定器

 

発表時の中平さん照れ

聞き取りやすい声で、しっかりと発表されていましたグッ

 

発表後に、集合写真カメラ

このあとは、それぞれに各演題を聞きました。

私は、主に救急救命士の演題を聞きに行きました救急車

大変勉強になりました。

また、久しぶりにお会いする先生方や救急救命士の方など

楽しい時間を過ごせましたウインク

 

By む