エーミールと探偵たち | ドイツ語の絵本・子どもの本 Deutsche Kinderbuecher

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                  本の出だしの訳と読後の一言感想を書いています

Emil und die Detektive

 KästnerErich

 

 

 

 

君達には、平気で言えるけれど、エーミールに関しては、自分でも予期せずにやって来たんだ。
実際は、全く別の本を書きたかったのさ。
虎の牙に恐怖を覚え、ココナッツが揺れるナツメ椰子の木が出てくるような本を...。

あの有名な本で、私の子ども時代も何度も目にしていましたが、珍しく読む機会がなく、今回初めて読みました。
他の「飛ぶ教室」や「ふたりのロッテ」は小学生の頃読んでいましたが...。

最初にこの作品にまつわる作者の言葉が出てくるのが、とても興味深いです。

子どもの小学校では、授業の一環としてこの「エーミールと探偵たち」の映画を見たそうですが、こういう柔軟な対応ができる教育っていいなあと思ったりします。
ギムナジウムでは、倫理の授業として「セブン・イヤーズ・イン・チベット」を見たと言うし...。
わたし自身の高校での倫理・哲学の時間は毎回退屈で、退屈でしょうがありませんでした。
自分の意見など言う機会が殆どなかったからです。


コメント

大学の時、古本屋にあったのを見つけて、ドイツ語の勉強にと読み始めたことがありました。10ページくらい読んだような・・・。とほほ。
もっと、厚い本だったはずですが。



そうですか。
流石信ちゃん、昔から向学心旺盛でしたね。
十頁だけといっても、買って読み始めたその姿勢が素晴らしいです。

私は、第二外国語でフランス語をとっていましたが、学生のやる気が殆どなく、フランス人の先生が気の毒になったぐらいです。
大学時代は、今思うと遊び呆けていた感じで、本も必要なもの以外は読みませんでしたねぇ。
いつも足が地面から一センチぐらい浮いていたようです。
ぷぷぷ...。