ドイツ語の絵本・子どもの本 Deutsche Kinderbuecher

ドイツ語の絵本・子どもの本 Deutsche Kinderbuecher

                  本の出だしの訳と読後の一言感想を書いています

Auf den Flügeln der Fantasie

Matthias Friedrich

 Jens Thiele

 Paloma Wensell

 

 

 

 

「早起きするといいねえ。

    水が太陽の光できらきら輝いているよ。」

とヴァーレンティーンは上機嫌で言いました。

 

 

 

この本はどっしりと重たく、全部で十篇のお話が収められています。

この中で私が一番気に入ったのは「おばあちゃんへの贈り物」です。

プレゼント用の写真を撮るのですが、カメラを前にしてふざけている二人の兄弟がかわいいです。

どこの家でも子供は同じだなあと微笑ましく思います。

Autos und Laster

 Ursula Weller 

 Andrea Erne 

 

 

 

 

通りにたくさんの乗り物が行きかっています。

自動車、トラック、オートバイ、バス、自転車、ごみ収集車、工事用車両。

 

 

この本では各章の切り口がちょっと変わっています。

「誰が道路で運転してもいいのかな」とか「車はどんなときにガソリンスタンドに行くのかな」などのテーマがあるからです。

 

 

鎌倉幕府滅ぶ

建武の新政

南北朝の争い

花の御所

 

 

 

金閣寺には、修学旅行から始まり、もう何度も行っているのですが、つい金箔の部分にばかり目がいってしまい、全体では三層構造であることをすっかり忘れていました。

Der Fuchs

Meyers

 

 

 

 

暗闇の中で二つの目が光っています。

この動物がわかりますか。

 

 

 

キツネが、広めの巣を持つアナグマなどほかの動物の巣に引越し、子供を産むとは全然知らず、なんだかちゃっかりしていて面白いなあと思いました。

Was schmeckt den Tieren

 Werner Lindemann 

 Gerhard Lahr

 

 

 

 

秋の風がオークに吹きすさび

枝を揺らしています。

どんぐりは帽子を脱いで転げ落ちてきます。

カイはどんぐりをかごに集めて家路につきます。

 

 

 

ドイツ語で Becher といえば、まず「グラス、コップ」が頭に浮かびますが、なんとどんぐりの帽子(正式に日本語で何というかは知りませんが)も Becher というとは面白いなあと思いました。

Der Schmetterling

 Valerie Tracqui

 Patrick Lorne

 

 

 

 

春には野原に色とりどりの花が咲き乱れます。

なんていい香りなんでしょう。

 

 

 

きっと昔、生物で習ったと思いますが、蝶の幼虫が体の側面についた穴で呼吸することが書かれています。

それがコーヒー豆の形をした小さな開口部と表現されていますが、まさにコーヒー豆そのものという感じで、拡大写真にそれが見て取れて、なんだか感動してしまいました。

本当は幼虫なんて、そばでまじまじと見たくはないのですが、その色合いの美しさとか一つ一つの部分など自然ってすごいなと思います。

Berliner Woche ー Geisterstunde 

 

 

 

 

親愛なる子供たち、こんにちは。

もうすぐです。

幽霊や恐ろしい化け物の時、ハロウィーンが始まるよ。

 

 

 

これは、保管しておいた古い子供新聞ですが、その中に登場するリポーターであるホッキョクグマのエーリクが毎回可愛いです。

 

これは、ハロウィーン特集ということで、幽霊が引っ張りだこです。

そこで工作として紹介されている「ちり紙幽霊」はなんと日本のあのてるてる坊主にそっくりです。

ウィキペディアにドイツ語でも「Teru teru bōzu」と説明されているので、やっぱりこの「ちり紙幽霊」は日本の「照る照る坊主」のパクリかなと思います。(笑)

Flosse, Fell und Federbett 

 Nadia Budde

 

 

 

 

夜、全然眠れなくて、羊を数えるやり方も効果がないときは、ぜひほかの動物で試してごらん。

 

 

 

題名を日本語に訳すと全然脈絡もなく面白くないのですが、ドイツ語そのものでは言葉遊びになっていて、とても個性的な挿絵と相まってすごく楽しめます。

例えば、

Mit Schaben traben,

mit Motten trotten,

mit Hasen rasen, 

mit Mopsen hopsen

という感じです。

 

 

新潮文庫

昭和27年7月20日発行

発行者  佐藤亮一

 

 

 

夏目漱石の作品を読むのなんて何年ぶりだろうと思いながら頁をめくりました。

これを読んでいると、作者があたかもすぐ隣にいるような感じがして、その気持ちも手に取るようにこちらに伝わってくるようで、何だか凄く嬉しくなりました。

 

注釈と解説にもそれぞれしおりを入れて、その都度後ろを参照しながらなので、この薄い本でも一冊読むのに何時間かかったことか...。

最近のタイパとは逆を行くような、一昔前のじっくりゆっくりめもいいものです。

 

 

Als die Arche Noah beinah unterging 

 Sally Altschuler

 Sven Nordqvist

 

 

 

 

「天よ。   なんという雨じゃ。」

とノアは言いました。

「全然やみそうにありません。」

と皇帝ペンギンは言いました。

「わしの舟に乗るんじゃ。」

とノアは大声で動物たちに呼び掛けました。

 

 

 

道徳の授業で読み聞かせるのにぴったりな絵本です。

子供たちはきっと、時々おかしなところで笑ったりしながら、お話の中にすっぽり入り込んでいくことでしょう。

作者はコペンハーゲン出身のデンマーク人ということで、以前見た人魚の像がふっと思い出されました。