6月に入りました
前回のブログの六方の滝の滝巡りや次回アップ予定の滝巡りを受けて
嬉しいことに滝巡りのお誘いがありまして・・・
写真は六方の滝の落ち口から上流の景色
以前のようなペースではないものの滝レポを上げる予定
シーズン到来ですし、清涼感ある写真を届けられるかなと思っております
昨日ですが、気になっていた映画を鑑賞しました
告白 コンフェッション
気になった理由とはこの作品、原作が20数年前の同名タイトルのマンガの実写化でして
原作が「カイジ」の福本伸行、作画が「沈黙の艦隊」のかわぐちかいじ
ブログタイトルの「カイジ」×「沈黙の艦隊」とは内容の掛け算ではなく
両先生による異色のコラボマンガという意味でした
その当時、読んでみたいとは思いつつも忘れてしまってまして
20数年の時を経て、映像化という形で観させて頂きました
物語は・・・
親友と雪山で遭難。「最後に聞いてくれ--」
死を覚悟した殺人の’告白’
だが、直後に山小屋が出現。2人は助かってしまった・・・。
この上なく気まずい一夜を過ごすうち、
一線を越えた親友同士の攻防は、16年前のある事実を浮かび上がらせ、
衝撃の朝を迎えることに--。<公式サイトより>
ダブル主演の1人、浅井役には生田斗真
もう1人、ジヨン役にはヤン・イクチュン
原作では日本人でしたが、映画では留学生という設定
そしてジヨンが殺したさゆり役には奈緒
かわいい
「事故物件 怖い間取り」「スイート・マイホーム」以来で3本目
今回はほぼセリフなしだったけど
2人は大学山岳部のOBで、16年前の大学卒業登山中に行方不明となり
事故死とされた同級生・西田さゆりの17回忌の慰霊登山に出かけたが
猛吹雪で遭難・・・という状況
脚に大怪我を負ったジヨン・・・左足は感覚がなくナイフで刺しても痛みも感じない
そして浅井に「お前も重い罪を告白しろ」と要求する
こういう一連の行動に浅井はある疑念を持ってしまう
オレを口封じするのではないか、と
ついにはジヨンの感情が暴走
山小屋というワンシチュエーション・スリラーの開幕です
果たして2人は救助されるのか
そして浅井の告白とは
・・・と、こんな感じです
上映時間は74分と短め
コンパクトながらも楽しめましたが、でも、どうでしょう
近年ではオチからもうひとヒネリ、ふたヒネリぐらいする作品がある中で
ややオーソドックス過ぎるかなと感じました
原作は未読なので、どこまでなぞっているのかは不明ですが
ラストからオチまでの流れは今となってはちょいとパンチが弱いかな
評価は70点
物語後半では福本色が薄れ、ホラーっぽい流れに
演出の選択の違いなんでしょうけど、ちょっと残念
福本さんの原作なら、もっと心理戦やら、2人の駆け引きやらが
あったのではないか
聞くところによると資金難から何度か制作中断もあり
紆余曲折の中での完成&公開となったようなので、その辺りの事情もあるのかもしれない
総じて楽しめたものの、不満も少し残りました
そうなると原作はどうだったのか、気になるところ
読んでみたくなりましたね
「極限のワンナイトサバイバル」