すっかり秋めいたきましたね
ですが相変わらず仕事で忙殺
今月は4日間連休を貰って滝遠征しようと思っていたのですが
色々あって、それを返上
シーズン的には滝見ではなくなる事から、滝巡りをするんでも関東圏で
ちょこっと行きたいとは思いつつ・・・
やはり休みは日々の休養に充ててしまう今日この頃です
先月はこちらの映画を観てきました
スイート・マイホーム
本当はもっと早くアップしたかったけど、なんやかんやでこの時期になってしまった
ふひ~
2018年に第13回小説現代長編新人賞を受賞した
神津凛子のホラーサスペンス小説「スイート・マイホーム」の映画化
俳優の齊藤工がメガホンを取っています
原作は未読で内容は知らず
そして、自分は監督業をする&した俳優さんを信用してしまう癖があります
海外ではちょいちょいあるし、長期シリーズの海外ドラマだと
レギュラー陣がメガホンを取る事もありますが、日本ではあまり聞かない
やっぱり撮られるだけでなく、撮る側の気持ちも知っておいた方が役者としての
立ち位置の再確認というか、より俯瞰してイメージ出来る事があると思うんですよ
加えて齊藤工という人、バラエティー番組での振り切り方がハンパない時があります
だいぶ前ですが、ダウンタウンの年末の24時間シリーズで
サンシャイン池崎のモノマノをして、ぶっ飛んでました
なかなかのイケメン俳優さんであそこまでやる人、少ないと思うんです
そんな事もあり、齊藤工監督作がどんなものなのか、興味があったという訳
物語は・・・
スポーツインストラクターの清沢賢二は、愛する妻と幼い娘のために念願の一軒家を購入する。
地下の巨大な暖房設備により、家全体を温めるその家は、「まほうの家」の呼び名の通り、
冬は寒冷な長野県では理想的な物件だった。
マイホームでの幸せな生活をスタートさせた清沢一家だったが、
その幸せはある不可解な出来事をきっかけに恐怖へと転じていく。<映画.comより>
予告CMを見た限り、ホラーチックなサスペンス
齊藤工監督のお手並み拝見といったところ
まずは奇をてらったアングルや独特な画・・・という訳ではなく
オーソドックスな雰囲気でした
見やすい映像にカット割り、丁寧な描写は人によってはもしかしたら退屈と感じてしまうかも
序盤はゆったりな展開
そして不穏な空気が漂い始めます
やっぱり、こんなんなっちゃった
主演は窪田正孝
そして主人公の兄役として窪塚洋介が出演
ちょっと障害を持っている感じの兄として好演しておりました
そして我が家で大事件が
さらに恐るべき事態が起こり
この家で起きた真相を暴くことが出来るのか
・・・と言った流れです
齊藤監督、なかなかでしたよ
不穏な空気が漂い始めてからの雰囲気は良かったです
徐々にジワジワと忍び寄る感が、判ってらっしゃる~って感じで好みでした
原作に忠実なのか、オリジナリティーがあるのかは不明ですが
マイホームという限られた設定ながら不気味感はありました
ただ、ミステリー&サスペンス好きで多くの作品を嗜む人であれば
物語の核心は序盤で判っちゃうかなぁ
あとはなぜ?どうして?って部分の照らし合わせになるんだけど
自分もこういう事だろうな
やっぱりなって感じ
核心部は序盤で判明してしまいました
そんな訳で評価は75点
作品的には普通に楽しめました
謎の部分はあれでしたが、中盤からの不穏感や不気味な雰囲気は見事
齊藤工さん、話題作りの監督業って訳ではなさそう
今後も取り組んでいき、作品を発表して頂きたいものです
そして、ラストもより突っ込んだ内容や、きれいごとでは済まされない部分なんかを
エッヂの効いた感じにしてもらうとより評価が高くなるんじゃないかな
まあ、その辺は人の好みや、どこまでオリジナリティーを出すかなど
微妙なさじ加減が必要になるからなぁ
難しいところか
今作は無難にまとめた・・・そんな印象です
「この家には・・・何かいる・・・」