こんちゃ
sai5150(サイ)です
とても楽しみにしていた作品を観てきました
ミステリと言う勿れ
累計発行部数1800万部を突破している田村由美による大人気漫画を原作とし、
2022年1月期のフジテレビ月曜9時枠にて放送された連続ドラマ「ミステリと言う勿れ」
これの劇場版
今回の映画で描かれるのは、原作ファンの間でも人気の高いエピソード【通称”広島編”】
<公式サイトより抜粋>
原作は1話だけ拝見
面白さに惹かれTVドラマを見ましたが、これが良い感じで仕上がっていました
自分のブログでも紹介しております
その時のブログ
よろしければご一読を
簡素な文章ですが
相変わらずの仕事量で、休日は疲労回復に充ててしまい
公開から1ヶ月、先週になってようやく観てきたのであります
物語は・・・
天然パーマでおしゃべりな大学生・久能整は、広島で開催される美術展を訪れるため
同地にやってくるが、そこで犬童我路の知人だという女子高生・狩集汐路と出会い、
あるバイトを持ちかけられる。
それは、狩集家の莫大な遺産相続に関するものだった。
当主の孫にあたる汐路ら4人の相続候補者は、遺言書に記されたお題に従って謎を解いていく。
やがて彼らは、時に死者さえ出るという狩集家の遺産相続に隠された衝撃の真実にたどり着く。
<映画.comより>
この作品は、天然パーマがトレードマークで友達も彼女もいない、カレーをこよなく愛する大学生が
菅田将暉君扮する主人公・久能整でして・・・
時に優しく、時に鋭い魔法のようなお喋りだけで、
いつの間にか登場人物たちが抱える様々な悩みも、
事件の謎までも解かれてしまうという新感覚ミステリー
派手なアクションや見所満載といった感じではないのですが
淡々とした展開ながら、久能整くんの鋭い洞察力になるほど~と唸ってしまうのであります
その辺のさじ加減が絶妙なバランスでして、コミカルに、時に切れ味鋭く、
これこそがこの作品の面白さの醍醐味
ただ映画としてスケールアップが上手く処理出来るかなぁ・・・なんて思いもありましたが
いらぬ心配でしたね
制作陣に拍手
ただ物語序盤で大ヒントがあったので、ミステリー好きや勘の鋭い人は
あれ~、そうなの?と引っ掛かりに気付くかも
そこはもうちょっとぼかしても良かったんじゃないかな
物語は一見落着・・・となったところから新たな謎を解明すべく奔走していく
果たして久能整は事の真相に辿り着くことが出来るのか
面白かったです
ドラマの流れそのままに楽しめることが出来ました
謎解き、会話、テンポ、展開と派手さはないものの、おそらく原作の良さを踏襲しつつ
ハナにつく演出や必要以上に煽る音楽などもなくて、とても良かった
原作はほぼほぼ未読なんで分からないけど
制作陣、キャストも含めてですが原作リスペクトの精神が
画面から感じられるんですよね
そして・・・
このシーンの件
今の時代に合わないある考えというか常識というか
なのに多くの人が持ち得ている古い体質みたいな事を久能整くんが語りだす・・・
時に女性陣には少なからず『ある、ある』と感じた事でしょう
本編の謎解きには関係ないけど、言われてハッとする事柄
この辺りも本作品の魅力の1つでしょうね
他にもハッとしたり、心に刺さる久能整君のセリフや考え、ありますよ~
評価は80点
ドラマを見た人もそうでない人も観て損はないでしょう
重たい雰囲気はなく、ライトな感じでまさに
新感覚ミステリー
楽しませて頂きました
ただ、いわゆる大ドンデン返しがあると言う訳ではないので
そういう部分を期待してしまうとケチがついてしまうかも
なんか自分の感覚で申し訳ないのですが
読書の秋・・・って感じの映画でした
伝わるかな
う~ん、どうでしょ
『僕は常々思ってるんですが…』