師走に突入! 2本の邦画を鑑賞♪(2023年) | 足立区からの物体X

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ロックが好き、映画も好き。そして、たいやきが大好き♪

そんな自分は今、滝巡りにハマっています

不定期ながら訪瀑記を中心に色々と書き綴りたいと思っています

12月に入りました

早いもので今年も残り1ヶ月を切りましたね

滝巡りをしなくなった生活サイクルに慣れ過ぎてしまって

寒さもあって出不精になりましたアセアセ

滝納めとして今月中にどこか1回は滝巡りしたいと思うものの

う~む・・・出かけるんだろうかえー

 

12月に入り、先日ですが2本の邦画を観てきました目

まずは1本目

怪物の木こり

 

2019年・第17回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した倉井眉介による小説を、

亀梨和也の主演、鬼才・三池崇史監督のメガホンで映画化したサイコスリラー。<映画.comより>

 

三池監督は日本の監督さんの中では好きな監督さんでしたが、

最近の作品では『すかされているな』という印象ショック

昔の頃と比べて丸くなった雰囲気

たまたま自分が観た作品がそうだったのかも知れないけど

 

でも、この映画のキャッチコピー「サイコパス vs シリアルキラー」というのが

B級映画好きには堪らないし、予告の映像も良い感じキラキラ

ファンでもある吉岡里帆ちゃんも出演していますしねラブ

少々の不安は持ちつつも観てきましたよ

 

物語は・・・

「怪物の木こり」という絵本に出てくる怪物の仮面を被った犯人が斧で相手の頭を割り、

脳を奪い去るという連続猟奇殺人事件が発生。犯人は次のターゲットに弁護士の二宮彰を定めた。

 

しかし二宮の本性は、犯人をも上回るほどの冷血非情なサイコパスだった。

犯人はなぜ脳を奪い、なぜ二宮を標的にしたのか。

 

サイコパスな弁護士・二宮を演じるのは亀梨和也

事故物件 怖い間取り以来だな

事件の捜査が進められるなかで、警視庁の天才プロファイラー・戸城、二宮の婚約者の映美、

二宮の協力者で自身もまたサイコパスの外科医・杉谷、そして過去の殺人事件の容疑者・剣持ら、

さまざまな人物の思惑が複雑に絡み合い、事態は次第に混迷していく。<映画.comより>

 

右手にいるのがサイコパスな外科医・杉谷

演じるのは染谷将太

いい味出してましたOK

 

二宮の婚約者・荷見映美役で吉岡里帆ちゃん

きゃーきゃー爆  笑

 

そして、警視庁のプロファイラー・戸城嵐子役を菜々緒が演じる

この戸城もいい感じニヤニヤ

長い黒髪も伸ばしているけどあまり手入れしてません、みたいな感じで

ちょいとやさぐれ感を出していましたグッ

 

過去の殺人事件の容疑者・剣持役で中村獅童

なんか、そのまんまやんって雰囲気でしたw

 

序盤中盤と面白く展開

脳みそ殺人事件の被害者の意外な接点が分かるところから

徐々に事件の核心に近づいていく

 

事件を追う刑事の1人・乾役に渋川清彦(左手)

この人もいい味出してますねニヤリ

見るのはTVドラマ真犯人フラグ以来ですな

その時も刑事役だった

ぶっきらぼうで昔気質な役はお任せをって感じ

違うキャラでの演技も見てみたい

 

サイコパス vs シリアルキラーの行方は?

犯人を捕まえる事は出来るのか?

事件の真相は如何に?

・・・という流れです

 

物語終盤、ある所から

『あれ?物語の舵取りがあやしくなってきてね?』

と思いましたえー?

それは自分的に絶対やってほしくないと思っていたところでして

でも、伏線というか、諸々加味していくとそういう着地点へと傾いていく

そして案の定、見たくなかった、してほしくないと感じるエンディングに向かってしまった・・・ショボーン

 

このブログを書くにあたり公式サイトを見たのですが

それには”原作と異なる<衝撃のラスト>”なんだそうなビックリマーク

ふ~む、原作がどのような終わり方なのかは不明だけど

この辺が邦画界の限界なのか

もちろん興行成績やマーケティングを考えたうえで

受け入れやすい作品に、というのは分かるんですけどね

 

映画というエンターテイメントなのだから、もっとはっちゃけて、より振り切ってほしかった

近年の三池監督に対する不安・不満がモロに出たようだ真顔

もちろん、自分の好みもあるし、監督1人の責任でないのは百も承知なんだけど

折角の「サイコパス vs シリアルキラー」という設定が台無しじゃね?

そんな風に思えてしまったうーん

 

そんな訳で評価は65

最初70点にしようかと思ったけど、やはりラストがいまいちなので

70点評価の他作品より劣るという意味での65

序盤中盤は良かっただけになにか勿体ない作品でしたね

テンポも悪くないし、点数のイメージよりは悪くないんだけど

尻すぼみ感は否めない

制作陣の意見を合わせて無難にまとめたらパワーダウンした・・・そんな印象ぼけー

 

「サイコパス vs シリアルキラー」

 

 

 

そして2本目

 

北野武が構想に30年を費やして監督・脚本を手がけ、

「本能寺の変」を題材に壮大なスケールで活写した戦国スペクタクル映画。

武将や忍、芸人、農民らさまざまな人物の野望と策略が入り乱れる様を、

バイオレンスと笑いを散りばめながら描き出す。

北野監督がビートたけし名義で羽柴秀吉役を自ら務め、明智光秀を西島秀俊、

織田信長を加瀬亮、黒田官兵衛を浅野忠信、羽柴秀長を大森南朋、

秀吉に憧れる農民・難波茂助を中村獅童が演じる。<映画.comより>

・・・というイントロダクション

 

たけしさんはひょうきん族からのファン照れ

TV番組もほとんど見てきたし、もちろん映画作品も拝見

「監督・ばんざい!」と「アキレスと亀」だけが未見です汗

北野監督作は前作「龍三と七人の子分たち」以来で8年ぶりだ

たけし流本能寺の変がどんなものなのか

楽しみであります

 

物語は・・・

天下統一を目指す織田信長は、毛利軍、武田軍、上杉軍、

京都の寺社勢力と激しい攻防を繰り広げていた。

 

そんな中、信長の家臣・荒木村重が謀反を起こして姿を消す。

信長は明智光秀や羽柴秀吉ら家臣たちを集め、自身の跡目相続を餌に村重の捜索命令を下す。

 

秀吉は弟・秀長や軍師・黒田官兵衛らとともに策を練り、

元忍の芸人・曽呂利新左衛門に村重を探すよう指示。

 

実は秀吉はこの騒動に乗じて信長と光秀を陥れ、自ら天下を獲ろうと狙っていた。<映画.comより>

 

まずはキャスティングがいつもながら錚々たる顔ぶれ

あはウシシ

信長役は加瀬亮

尾張弁でまくしたてる姿は迫力があって良い拍手

だけど何を言ってるのか分からない所もしばしば

 

怪物の木こり」にも出演していた中村獅童も侍大将に成り上がりたい元百姓・茂助役で出演

 

北野組の名バイプレーヤー・寺島進も出ています

 

秀吉、秀長、官兵衛の3人が出ている所は漫才のようでもあり、ほくそ笑んでしまうニヤニヤ

セリフの掛け合いは各々の立場上の事もあったり、過去の経緯なんかも加わって

緊張の場面や笑えるところも

皆さん、いい味出してます爆  笑

 

侍諸侯達の思惑、策略、裏切り、そして戦現場のやり取りなど

キャスト入り乱れての群像劇

時折入るお笑いパートにおそらくであろう新しい学説や教科書にはない諸説を加味しての展開

単純に熾烈なる戦国時代を描いている訳ではないので

その辺りは北野監督のバランスの良さが窺えつつも

これは自分の好みの問題だが、題材としての分野が戦国史モノなので

そこらへんの興味の足りなさがちょいと評価に響いているのかもしれない

 

評価は70

 

キャストの演技合戦は見ものだし、セリフの掛け合いも面白いものがある

芸人としての部分、アートとしての色味や映像、そして構図

見所はありつつも、先に述べた題材としての苦手さが自分にはあった為

このような評価になりましたうーん

 

戦国武将好き、戦国史好きな人たちが観ればより楽しめるんじゃないかな

各武将の裏設定じゃないけど、意外な一面もあったりして

そういう所を取り入れる懐の深さは北野監督の映画人としての力量でしょう

フィクションかもしれませんがねニヤリ

 

「描かれたことのない《本能寺の変》」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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