罪の声 を鑑賞 | 足立区からの物体X

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ロックが好き、映画も好き。そして、たいやきが大好き♪

そんな自分は今、滝巡りにハマっています

不定期ながら訪瀑記を中心に色々と書き綴りたいと思っています

もう12月も半ば

今年は特にあっという間感がありますね

コロナの第3波も気になります

 

これに関してはずっと思っていた事なんですけど

とにかくPCR検査等の分母を増やして、とりあえずの安心して外出できる人というのを

限定させて経済活動させればいいのでは?と素人ながら思うのですが

安倍さんが総理の時に「1日あたり4万人の検査体制・・・」なんて言っていた気がするんですけど

(勘違いでしたらごめんなさいね)

徐々に検査人数は増えているもののまだまだ足りませんよね

 

法律がそうさせるのか、省庁の縦割りがそうしないのか、大学や民間施設等をもっと活用させて

大げさに言えば半年サイクルで国民1人が常に検査できるような体制になって

陽性無症状者や軽症者の判別を徹底してほしいと思います真顔

それだけではもちろんダメで、今、行っていることも否定はしませんが・・・

 

前置きが長くなりました

今年も終わりが近いというのに滝レポが3回分たまっていますあせる

こりゃ、12月までにはアップできないな

なるだけ頑張りますかねー

とりあえず11月に訪れた滝を一部紹介します

栃木県那須町の駒止の滝

 

栃木県那須町の両部の滝

 

東京都檜原村の笛吹不動滝

 

東京都檜原村の払沢の滝

 

東京都檜原村の天狗滝

 

滝レポは順次アップしていく予定ですウインク

 

 

 

12月に入り、1本の映画を観ました映画

罪の声

 

予告編かなにかで見て面白そうだと思いましたが、邦画なんでスルーしてました

そうしたらよく見るYouTubeの 都市ボーイズ の動画でこの罪の声を紹介していまして・・・

都市ボーイズの岸本さんが絶賛していたんですよねキラキラ

(動画では7分25秒辺りからネタバレに触れる感じになります。映画を観る予定の方は、

 見ない方が作品をより楽しめます。自分はもちろん作品を観てから残りの動画部分を見ましたニヤリ

ならば見ねばなるまい

という事で劇場へ足を運びました走る人

 

実際にあった昭和最大の未解決事件をモチーフに過去の事件に翻弄される2人の男の姿を描き、

第7回山田風太郎賞を受賞するなど高い評価を得た塩田武士のミステリー小説「罪の声」を、

小栗旬と星野源の初共演で映画化。

平成が終わろうとしている頃、新聞記者の阿久津英士は、昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、30年以上前の事件の真相を求め、残された証拠をもとに取材を重ねる日々を送っていた。

その事件では犯行グループが脅迫テープに3人の子どもの声を使用しており、阿久津はそのことがどうしても気になっていた。

一方、京都でテーラーを営む曽根俊也は、父の遺品の中にカセットテープを見つける。

なんとなく気になりテープを再生してみると、幼いころの自分の声が聞こえてくる。

そしてその声は、30年以上前に複数の企業を脅迫して日本中を震撼させた、

昭和最大の未解決事件で犯行グループが使用した脅迫テープの声と同じものだった・・・

(映画.comより抜粋)

 

新聞記者の阿久津役に小栗旬

 

そして曽根役には星野源

 

実際にあった昭和最大の未解決事件とは「グリコ森永事件」の事です注意

都市ボーイズの動画にも触れていますが、原作者は若い頃にこの作品のアイデアを思いつき

描ききるのに人生経験が足り無すぎると判断

実際に記者となって取材や経験を経て満を持して小説を書いたのだそうなびっくり

凄い判断とそのモチベーションには感服です音符

映画は冒頭にテープを聴く曽根シーンから始まり、取材する阿久津シーンにシフトしていきます

 

当時を取材した引退記者から資料をもらい、小さなほころびを見つける阿久津

 

曽根は別のアプローチで事件に近づいていく

 

そして、別々の線で過去を溯る二人がついに交わり・・・

 

事件の真相に少しずつ近づいていく・・・

 

感想は・・・

 

 

・・

・・・

面白かったゲラゲラゲラゲラゲラゲラ

 

 

都市ボーイズの岸本さんも言っていますが、とにかく作品のディテールやリアリティーというものに

もの凄く説得力があるんですニヤリ

これは、やはり原作者の記者時代の経験と取材力の賜物ではないかと思いますね

映画では「銀マン事件」となっていますが、どこまでがフィクションでどこがノンフィクションなのか

考えてしまいますニヤニヤ

それと、これも岸本さんが言っていますがキャスティングが素晴らしい拍手

主演助演クラスはもちろんの事、取材先の市井の人役の名のない役者さん達

(悪意はありません。あくまでも一般的に認知度が低いであろう役者さんという意味です。)が

本当に素晴らしいです爆  笑爆  笑爆  笑

役者さんじゃなくて、エキストラじゃないかと思えるほど違和感がまるでなし

そんな所も作品のリアリティーを上げてくれますグッ

 

物語としての見所というと、決してある訳ではないこの作品

丁寧に丹念に、事件の真相に近づいていく二人の物語に

途中、途中にそれぞれの思いが語られ観ている側が自然と引き込まれていきます

ラスト近く、阿久津の涙とともに自分も泣いてしまったえーん

涙腺はゆるくなった方ですが、思わず涙が流れましたね

そこまでの思いを考えたら・・・泣かずにはいられなかった笑い泣き

 

上映時間は142分と長いですが、全く気になりませんでしたニコニコ

派手なシーンがあるわけでもないのに、こんなに観られる映画は凄いと思います

脚本の素晴らしさ、演出の妙、編集の巧みさと製作陣の英知の結集と言っても過言ではありません

本当に面白くて素晴らしい作品でした笑い泣き笑い泣き

評価は95

ただ上映終了が近いのかも

だったら、とっとと紹介しろや・・・なんて言わないで下さいねアセアセ

とにかく老若男女、世代を問わず見ていただきたい作品ですウシシ