第15.5回は、第15話 “熱波の死闘!!の巻”を補完する拳士を勝手に考えてみ鱒!!

題して、“傷刻牢 犬操の秘密!!の巻”!!

 

 

 犬操の話・・・ 何で鼠の大群が必用なんで豹か?

鼠の大群を利用しなくても“猛虎百歩拳”ですぐやっつけられるじゃん!

 犬操の天才的な動物の扱いで“猛虎百歩拳”の猛虎が手なずけられて、無効化されてしまう描写があれば、まぁ、納得するんですが・・・ 

 鼠の大群を嗾けるアイディアが使いたかったので豹が、鼠の大群の映画と言えば1971年公開のアメリカ映画『ウィラード』と1973年公開の『ベン』! この映画を見て漫画に使い鯛と思ったので豹か?

 それじゃ、オリジナル・ストーリーを!

 

 幼少期・・・ 貧しく惨めな幼少期を過ごしたパーコーメンは、同世代の子供達からいじめられ、動物や昆虫とばかり遊ぶようになっていた。 自然と動物と会話し操る能力を身に付けていった。

 青年期・・・ 生きていくため、その能力を使って狩人となった。 誰も捕まえられない獰猛な猛獣を捕獲するまでになっていた。

 猛獣相手では、鞭や飛抓等の武器を使うことを余儀なくされた。

 

 

 狩人をしている間に、様々な武器の使い方を習得することになる。

弓、槍、剣・・・

 そしてある時、猛獣用の檻を武器にすることを思い付く。

 

 

 それが、“傷刻牢獄”である。

一方・・・

 都にほど近い町で拳法家達が次々と獣人になってしまうと言う怪奇現象が起こる・・・

 

細胞愚考案?

猫熊獣人

 

 龍拳を操る拳法家が獣人となった姿・・・

 

 そう、『カンフーパンダ』が元ネタっぽいが、2008年公開ですからね・・・

 

細胞愚考案?

虎獣人

 

 金虎拳を操る拳法家が獣人となった姿・・・

 

細胞愚考案?

猿獣人

 

 赤猿拳を操る拳法家が獣人となった姿・・・

 

細胞愚考案?

鷹獣人

 

 黒鷹拳を操る拳法家が獣人となった姿・・・

 

細胞愚考案?

鶴獣人

 

 白鶴拳を操る拳法家が獣人となった姿・・・

 

細胞愚考案?

蛇獣人

 

 青蛇拳を操る拳法家が獣人となった姿・・・

 

細胞愚考案?

狼獣人

 

 闘狼拳を操る拳法家が獣人となった姿・・・

 

 1988年発売された“獣王記”のキャラっぽく描いてみました・・・

 

細胞愚考案?

熊獣人

 

 強熊拳を操る拳法家が獣人となった姿・・・

 

 これも“獣王記”のキャラっぽく描いてみました・・・

 

細胞愚考案?

獏獣人

 

 複数集まって・・・ “量産獏”

 

 

 あっ、“梁山泊”の洒落のつもりです・・・

“量産型ザク”の洒落でも良かったんですが・・・

 

 この獣人達の殺戮は、都にまで勢力を伸ばし、八十万禁軍と相対することになった。 しかし、禁軍は総崩れとなった。

 たまたま、合戦の場に遭遇したパーコーメンは、八十万禁軍に加勢することになる。

持ち前の動物を手なずける能力を発揮し、獣人達を沈静化してしまう。

 この様子を見ていたお偉いさんが、パーコーメンを登用することを決意する。

 

 軍所属になったパーコーメンは、山賊を捕らえる功績をあげる。

鬼朕党 の戦抜剣 王冠を捕獲。

惨発党 の大驚禁を捕獲。

 

 そして、お犬役支配の役職に就く・・・ しかし、パーコーメンは豹変する。

 

細胞愚考案

妖怪 発屠独虞 (ホットドッグ)

 

 犬操に取り憑いた妖怪。 

犬操に運ばれてた犬ではない・・・ 鼠が苦手

 

 人殺しを応援する気になれないので、砲岩と同様に妖怪のセイにし妖怪!

 

 拳法家の獣人化も彼の仕業!! 軍人将棋衆“剝虎手子”も!?

熱波の異常気象も彼の仕業!! 彼を倒せば雨が降る!! 

 皇帝に犬操が謁見した時に皇帝に取り憑いて中国を牛耳ろうと企むが、犬操が皇帝に会うことは無く、数年チャンスを窺っていた。

 

 妖怪に取り憑かれたパーコーメンは、“傷刻牢 犬操”と名乗り、捕らえた山賊を部下にして、傍若無人な振る舞いをするようになる。

 平気で村人を殺す犬操は、(の妖怪)にられていたのだ。 

 

 

 

JC第4巻の表紙 Ver.

第15話~第19話収録

美来斗利偉・拉麺男

 

 拉麺男が犬操と対戦。

幼馴染みということもあり、拉麺男は精彩を欠いた。

 鼠を嫌う犬操を見て、別人格と気付いた拉麺男は、シューマイと作戦を練り、“鼠責め”を実行する。

 分離した妖怪を“猛虎百歩拳”で仕留める拉麺男。

我にかえる犬操。

 発屠独虞の妖気は消え、雨雲が恵みの雨を乾ききった大地にもたらすのだった・・・