ディランのノーベル賞の話題で結構盛り上がっていますな。
僕はディランは普通に好きだけど、大ファンなわけでもないので、「へえ~~」な感じでした。
いや、もちろんすごいことだと思うんですけど…。
この4月に日本公演を見て、「歌う徘徊老人」ぶりに圧倒されていたので、ノーベル賞(と言うものに僕が勝手に抱いている偉そうなイメージ)とのギャップにちょっと笑ってしまいました。
ディランの言葉の部分でのすごさ、というのがあまりわかっていないのです。
敢えて言ってしまえばあまりわかろうともしていない。
でも好き嫌いで言ったら「割と好き」。
むしろ70代半ばでも精力的にアルバムを作り続け、ツアーも活発、という、その現役感、そして変わり続けようという意志こそが素晴らしいと思います。しかもちゃんといい作品を作り続けている。
きっと本人的には、ノーベル賞もうれしいだろうけれど、そのためにやってきたわけではないだろうし、最近の作品もちゃんと聴いたうえで賞をくれようと思ったんだろうな、と肚の中で呟いているような気もする。
言葉以上にメロディメーカーとしても、とても優れている人だと思うのだけれど、あの歌い方だと、実にメロディが立たない。
もちろんそこが魅力の一つなんだろうけれど、面倒な人でもある。
ディランの歌は、本人が歌うのよりもザ・バンドやバーズやレオン・ラッセルなんかがカバーしたバージョンの方が好きだったりするし。
CDも数枚持っているけれど、一番数多く聴いたのが『ハードレイン』という1975年のライブアルバム。
あのラフでテキトーなバンドアンサンブルが超スリリングで、何度も聴いた。ロックンロールバンドのダサカッコいいナンバーワンです。
けっしてディランの言葉に注目して、ではなかったなぁ。
『オー・マーシー』なんかではどっちかというと、ダニエル・ラノワのサウンドづくりを聴いていた節もあるし。(もちろん曲もヴォーカルも良いです)。
最近のものだと、「トゥゲザー・スルー・ザ・ライフ」は、結構何度も聴いています。このアルバムなんぞは『酒場の預言者』という趣があって、ノーベル文学賞からは程遠い感じが好きです。
ノーベル賞を取ったからと言って、ここからディランの言葉を必死で読み返したり、歌詞を読みこんだりは、多分しないと思う。
でも、こういう付き合い方で、きっと良いのだと。
ヴォーカルも曲もサウンドも、僕が持っている7~8枚のディランのアルバムは、皆素敵なのだから。
そして、ちゃんとそういうモードに入る時が来たら、僕も真摯にディランの言葉と向き合うと思う。
多分今ではないのだろうな。待ちます。
で、あさっては初の場所 愛知・犬山城下で歌ってきます。
ディランの歌はやらないと思う。
おめでとうございます!ボブ・ディラン様。
♪相模の風THEめをとライブ予定♪
★やります!!!
東北応援行商ライブスペシャル、めをとワンマンライブ!
11月13日(日)御茶ノ水kakado
「東北応援行商ライブ第15回」 18時開演
★滋賀で会った夫婦の時間さんと楽しい時間!
10月16日(日)愛知 犬山昭和横丁「横丁の時間」
http://syouwa-yokotyou.com
12:30〜、15:00〜
★やります!相模の風企画!今回は宮城料理を出します!
10月23日(日)幡ヶ谷36°5
相模の風主催「見たことのない旋律(メロディ)4」
http://365.seishun-p.com/main.html
渋谷区幡ヶ谷2-13-1平沼ビル2F
京王新線幡ヶ谷駅北口より徒歩一分
12:30開演 ¥2000+1ドリンク¥500
出演:ひだかコンブとパセリくん、はたなか圭一、相模の風THEめをと
⇒お客様参加型企画あり!
⇒宮城料理のスペシャルメニューあり!
★10月29日(土)下北沢あずま通り商店街 「秋のイカ祭り2016」
下北沢は今年も女川を応援します!
この日は、相模の風THEめをとが歌だけでなく、司会進行(夫婦漫才?)もやっちゃいます!!
★今年も参加させていただきます(o^^o)
10月30日(日)ひらつかアコフェス