埼玉は日高にある埼玉医科大学まで行ってきました。
こちらの付属病院様で採用頂いている「再来受付機」を弊所でデザインさせて頂きまして、今回視察に行ったわけです。
良く晴れた平日です。多摩都市モノレールの下を走りスタートですね!
埼玉に入ると、途端にビルも少なくなり、延々とした田舎道を進みます。
1時間少しで、埼玉医科大学国際医療センター様へ到着です。1053床の大型病院です。
埼玉医科大学のキャンパスと同じ敷地ということですね。
エントランスを入ると、大きな壁画に圧倒されました!
壁画を横目にみながら、エスカレーターで2Fへと昇ります。
はい、こちらが、ご採用頂いた再来受付機ですね。。順調に稼働している様です。
30分程視察いたしておりました。色々な患者さんが来訪されます。
診察券を挿入して ⇒ 本日の診療科を確認 ⇒ 受診票の発券 という流れで、受付完了となります。
どなたも、迷いなく操作してくれているようです。
右の方は、ちょっとわからなかったのかも、、(汗)
このようにして、観ておりますと、ユーザーがどの段階でつまずくのか?? 分かり難いポイントはどこか?? ということが見えてきます。
画面はこのようになっています。フォントを大きくして、ボタンなども極力大きくデザインしました。外観のカラーリングに合わせて、画面のベースカラーも変更する仕様です。
院内を少し散策します。採光がよく入る大きな窓で、癒されます。
ホスピタルアートの一環でしょうか、絵画が沢山ありました。
大小の様々なアート作品があります。患者さんやご家族が癒され、早く元気になり、早期退院を促すのが、ホスピタルアートの力で、導入目的の1つでもありますね。
同じ病棟の反対側にも、もう1台再来受付機があります。前面を大きなR曲面として、万が一患者さんがぶつかるようなことがあっても、怪我などがないように配慮しました。
外観デザインはこのような感じです。爽やかなパステルカラーで、画面のベースカラーも合わせてあります。
木調の小型テーブルは、杖などを掛けることが出来る様に工夫しました。
側面より見て、下部はカーブして引っ込むカタチとなりますので、車椅子でのご利用でも使いやすく、まさにユニバーサルデザインとなっております。
外来の共用トイレです。こちらの緊急ボタン(ナースコール)も弊所でデザインしたものです。引き紐がついているのは、万が一転倒した状態でも、呼出ができるように配慮したものです。
キャンパス内を散策してみました。
お、懐かしいMR2ですね! もう40年位前になるのではないでしょうか?? キレイな状態で乗られています。
病院ですから、救急車ハイメディックも見かけます。ハイエースですので、懐かしい感じです。。
先生達のクルマでしょうか? お高そうな外車も並んでおりますね。。
歩き疲れまして、キャンパスを後にしました。ここはJR八高線の高麗川駅です。ここから先は非電化のディーゼル車とのことですが、ホントなのですかね。。1度乗車してみようと思っております。。
ランチを忘れていましたので、定食屋さんに入りました。マグロのカマ定食を頼みまして、想像以上の大きさに驚きました、、。
どうやらカマ定食は人気メニューらしく、私でラストオーダーみたいで、次に入ってきたお客さんは、残念そうにしてました、、。すみません。。2人分くらいありますよね~
懐かしいハイエーススーパーロングバンが走っていました。ホントに良いクルマでした。。
ということで、今回は、再来受付機の視察をして参りました。
弊所では、主に医療設備機器のプロダクトデザインを行いますが、導入後確認や、ユーザーの操作チェックを必ず行うようにしています。
デザイン開発は、トライ&エラーの連続です。市場にリリースした後も地道に改良・カイゼンを継続検討するように努めています。
そろそろ次の導入物件に向けて、準備スタートです。。
ありがとうございました。