もう毎年観にいっている東京藝術大学の卒業・修了展です。今年も行って参りました。
初日の日曜日に行きました。曇り時々晴れという天気でしたね。。
大学のすぐ近くにあるパーキングへ停めました。 コンパクトなクルマはいいですねぇ~ 多分、ハイエースだと停められないような気がします、、(汗)
美術学部の方の正門になります。
高校生なんかも来ていますね。。受験するのかな、、
絵画棟の方から入ります。日曜日なのに、学食もやっているみたいですね。
例年と違うのは、今年は息子も大学院を修了ということで、出展しています。ドキドキしつつ会場へ向かうと、ばったり会えました(汗)
こちらは、後程に解説したいと思います。
なんだか、いきなりスゴイボリュームの作品が並び圧倒されますね。
凄い雰囲気を醸し出しております。
結構大きな作品で、140cm位あったかな。。材料代も馬鹿になりませんね。
こちらは、2m以上会ったと思います。複数の立体物なので、そうですね、数十万は掛かっていると思います。
これも凄かったです。木板に絵が描かれていて、これを組合わせている作品。
まぁ、こんな風になっています。作者の学生さんが居たので聞いてみると、組み立てた状態で搬入はできないので、部材を持ち込み、この場所で組み立てたとのこと、、。 スゴイと思いますよホント、、。
こちらは、金属を加工した作品でしたね。やはり大きいです。
こちらも独特の魅力がある木彫でした。やはり大きく、150cm位あったでしょうか。。
中央に居る女性の方が作者です。お話しを聞きましたが、股の下にいるのは自分の部下とかおっしゃってましたね。難しい解説でよく分からなかったのですが、とっても明るい学生さんで、ハキハキと解説してくれました。
こちらも金属を加工して組み立てた作品です。御神輿がモチーフでしょうか? 「持ってみてください」と言われたので、他の方と2人で持とうとしましたが、とても持ちあがる感じではなく、何でも30Kg以上あるとか、、 それほど大きいわけではないので、驚きました。
実に大きく、予算もかかりそうな作品が並びます。
これは、たくさんスピーカーが並び、心地よいメロディーが流れていました。彫刻学科の作品ということで、実に多彩だなぁと思いましたね。。
音楽学部の方にも入ってみました。こちらは、卒業制作のようなイベントはやっていないようです。食堂も開いてないとのこと、、。
仕方なく、ランチは外へ行きました。左は奥様、右は息子です。
日暮里方面に歩きます。コースターは、日野エンジン排ガス不正で、トヨタ製の2.8Lディーゼル1GDを搭載して再販売していますが、先日、今度は豊田自動織機で、1GDにも不正が見つかったようですね、、。どうなるのでしょうか・・ 真面目にやって欲しいです。。
昭和感が漂うラーメン屋さんがありましたので、入ります。
お味の方も、実に懐かしい感じ美味しくいただきました。後で調べてみると、このお店は昭和30年代からやっているらしく、ご年配のご夫婦で営業されています。お客さんはひっきりなしにという感じで、凄いなぁーと思いましたね♪ こちらは、真面目にコツコツやっているからでしょうね!
こちらは油画学科の作品です。床面に無数に並んでおります。
近くで見ると、こんな具合ですね、スゴイ数で圧倒されました。
油絵では、当たり前ですが、基本的には絵画作品が多くなります。
なんだか、抽象画ですが、明るい色使いのせいでしょうか、癒される絵画です。
いやいや、これは写真ではないですよ! これも絵画作品です。
アクリル画だったかもしれません、非常にリアルで、綺麗な作品でした。上の2枚は同じ作家さんで、他にも10枚位展示されていました。修了後の進路は、決まっていないらしいですが、画家として十分行けるだろうなと思いました。頑張って!
明るい色調で、シンプルな構成ながら、印象に残る作品です。
こちらは男の子シリーズ。。
絵画棟の上層階からは、良い景色が広がりますねぇ~ 東京スカイツリーも見えましたよ♪
こちらの作品は、そこそこ大きめの人形なのですが、この道のような長い台も作っているわけですね。。後ろの方にある丸いパネルもですが、やっぱりかなり予算がかかるでしょうねぇ、、。
抽象表現、3部作。良いですね!
病院の外来エントランスなどで、ホスピタルアートとして使えそうな作品でした。
作品を描いている途中に、タブレット端末で映像を観ている様子を描いた作品でしょうか。。 このシリーズは沢山展示されていました。
横幅6m程もある超大型の作品です。色使いも、圧巻でした!
爽やかな色使いの作品が続きます。見ていて、気持ちいいですね!
明るい色調は、それだけで、見ていて楽しくなります。
こちらの作品は、1度粘土で部屋の模型を作ってから、それを見ながら描くという手の込んだ油絵作品です。
未来の街並みを描いたような作品。適度にデフォルメされていて、面白いですね。
こちらは、材木を丁寧に描いた作品です。迫力のある積み上げられた材木が大迫力でした!
こちらは、魚道という、実際にダムなどで魚だけが通れる人工的に作られた道に焦点をあてたインスタレーションとのことです。クルクルと水車が廻り、本当に鯉が登っているような感じが表現され、印象に残りました。
こちらは、幼虫をシャーレの中で飼育するというものです。綺麗な映像もあったので、やはりインスタレーションなのですかね、、。シャーレは綺麗にライトアップされ、印象に残りました。
それで、こちらがうちの息子が描いた「対岸の火事」という作品です。細密な鉛筆画で描かれていまして、満員電車の様子を俯瞰しながら見ているという感じでしょうか。。
混雑した車内で、マスクをつけた乗客がひしめき合う様子は、日本社会の縮図のようにも見えました。我々は、早くこの社会から脱却して、次の次元へと昇華しなくてはなりません。
ランチは挟みましたが、ほぼ一気に観てきましたので、疲れましたね。。キャンパスの外へ出て、雑貨屋に寄ったりしながら帰路へとなりました。
息子はこの後に、打ち上げへと向かいました♪ やはり遺伝で呑めませんけどね(笑)
毎年、視察に訪れる東京藝術大学の卒業・修了展ですが、今年は息子も参加ということで、いっそう特別なものになりました。
今回卒業・修了の学生さん、活躍の場は無限です。国内外そして多彩な領域へ、ご活躍を願っています!
社会人を経て、後期博士課程へと戻ってくる方もおられるのでしょう。それもまた良いと思います‼
アーティストの卵が集まるパワースポット!また来年も楽しみにしております。
ありがとうございました。