今年も、卒業制作展の季節となりました。今回は、東京藝術大学の卒展に行って参りました♪
昨年同様に、東京都美術館の方ではなくて、藝大キャンパス内の展示を観てきました。
今年も完全予約制で開催です。事前に予約いたしました。来年は、もう予約はナシ、自由に入場ということにしてくださいね。。
この日は、平日の午後でしたので、上野公園もそれほど混んでいない印象です。。
藝大アートプラザで、藝大生がつくる作品を販売するイベントがやってました。
今年は、48人の藝大生が作品を販売しているとのことです。もちろん審査があり、通過した素晴らしい作品だけが並びます♪
2万円位から20万円位まで、いろいろと並んでおりました。。売約済みのものもありましたね。。3月までやってますので、是非どうぞ♪
さて、キャンパスに入りまして、いきなりユニック付キャンターが工事かと思いきや、これが作品とのこと、、
学生さんに聞くと、建築学科の方で、福島から住居の一部を搬送して、その建物の一部を吊るして展示しているとのことでした。
現地には一部が欠落した住宅がそのまま残り、そこに意味があるというようなコンセプトだそうです。
作家さんと職人さんを繋ぐような仕事をしていくとのことで、さすがに藝大の建築学科だけあり、発想が面白いと感じました。。
こちらは、額縁内部にモーターが仕込んであり、糸が伸びたり縮んだりと、変化が面白い作です。
糸が行ったり来たり・・
こちらは、巨大な将棋盤?
こちらはデザイン科でしたか、面白い表現でした。
こちらは、配管を使ったアート。
ジムニーを使った作品です。学生さんに話を聞こうとしたのですが、他のお客さんと話していて、聞けず。。残念でしたね。。
彫刻作品。巨大でした。
こちらも彫刻です、、
上野キャンパスは、明るい採光の教室が並び、それぞれの作品が1教室ごとに並ぶので、ゆったり観ることが出来ますね。
良く晴れておりました。
この作品も実に巨大でした。
ピタリと合わさったつなぎ目、、学生さんにお話し聞いてみましたが、さすがに上野キャンパスでは作ることのできないサイズらしく、工房を別にとっての、製作だったそうです。さすがですね!
最近は、他校でもこうした表現見かけます。。どうやっているのだろう・・
こちらの学生さんは、「今まで描いた作品全部展示しました」とのことでした。。圧巻ですね、、
可愛らしいというか、どれも色づかいなどに一貫性あり、見ていて楽しい展示でした。
全て展示といっても、左右シンメトリーな様に展示するなど、細部までこだわっていた感はありますね♪ 卒業後は作家活動とのことでしたが、もちろん大丈夫だと思いますよ、はい!
可愛らしいステンドグラス。。
実に明るいアトリエです。。
油絵、でしたかね。。 大きくて実に迫力ありました。。
こちらは、もうよく分からない世界ですが、ゲルニカの立体版のようなイメージでしたね。。
こちらも凄い!
びっしりと文字が書かれています。こういう作品は頭が下がります。。
このような、可愛らしい雰囲気の作品もありました♪
実にバラエティー富んだ展示会ですねぇーー
もう沢山見ていて少々疲れましたので、
キャンパス内にある、ミュージアムカフェというところで、休憩しました。
ホテルオークラが運営している様です。ぜんざいを頂きました、美味しいのですが、小さくても良いので1つお餅か団子が入るとベターかなと感じました。。
もう少し残りを観ます。こちらは文化財保存学科ですね。。寺院とかの修復などを行う工房でニーズはある様です。
もうプロ顔負けというか、このまま購入したいという人もいそうな気がしました。こちらは、販売してません。
ここは、建築学科です。
スケールモデルあり。
大きなパネル展示あり。建築、環境設計の分野で、仕事は多数あるのでしょう。
まだ明るいうちに見終えることができました。
毎年、東京藝術大学の卒業・修了作品展は観ていますが、やはりアーティストの卵多数輩出の学校だけに、気概が感じられます。
活躍の場は、国内にとどまらず、世界中にあると思います。是非、海外にも目を向けて活躍、羽ばたいてほしいものです!
また来年も楽しみにしております。卒業する学生のみなさん、是非とも このアートの道で、頑張って!
ありがとうございました。