パルテノン多摩にあるミュージアムで、定期開催される自動演奏楽器 ミニコンサートを観に行って参りました♪
ご存知、パルテノン多摩は、昭和62年に開園されまして、近くに住んでいますが、そうそう行くこともありませんでした。。
ところが、自動演奏楽器のミニコンサートがあるということで、今回、勉強も兼ねて見学をしてきたわけです。
自宅のある立川駅から多摩センター駅までは、多摩都市モノレールがありますので、楽々行くことができます。。
天気の良い日は、富士山も綺麗に見える多摩都市モノレール、今回はちょっとぼんやりとしておりました。。
あっという間に到着です。平日ということもあり、閑散とした雰囲気です、、 かつてはもっと賑わっていたんだと思います。
駅からまっすぐに伸びる通りを行くと、10分位でパルテノン多摩に到着します。
今回のミニコンサート会場です、既にかなりのお客様が集まっておりました。。
きれいな彫刻などで装飾され、バブル前に計画された建築らしい雰囲気が漂いますね。
定刻となり、早速演奏開始です。自動演奏楽器というのは、100年程前に米国や欧州でつくられたもので、紙面やディスク式の楽譜を読み込み、打楽器やピアノ、オルゴールなどが組み込まれ演奏をします。
当時は、レストランやホテルなどに置いてあったようです。
これは、レジーナ社のディスクオルゴールです。円盤みたいなやつが、楽譜になっています。
説明員がディスクを取り外して見せてくださいました。この手のヴィンテージオルゴールで、目の前で外すというのは珍しいことです。。
こんなに近くで、ディスクを観るのは初めてですね、、。 ちょっとキズでもつかないかと、心配になりましたが、、
良い時代だったのでしょう、細部に渡り、細かな細工意匠が施され、素晴らしいデザインの自動演奏楽器です。
こちらは、ミルズ社の製造。米国製ですね。 ピアノがベースとなり、上部ケースの中には3台のヴァイオリンも観えます。
デザインも美しいですが、機構も凝っています。
こちらは1910年米国はピアレス社製です。木琴のような打楽器が入っています。
全部で5台の自動演奏楽器により、コンサート演奏が行われました。
約30分位、クリスマスソング特集で、大変良いコンサートだったかと思います。
帰りに、ミュージアム展示も観てきました。
多摩ニュータウンができてからの歴史展示がされていました。
どこの団地も同じかと思いますが、昭和40年代から入居が始まり、ベッドタウンとして、日本の高度成長期を支えることになりました。
うちの実家も団地でしたので、公団の雰囲気は良く憶えています。
新入居した若い家族、沢山の子供達、日本の明るい未来を見据えたそれぞれの家族が、生き生きと生活していたものです。
人口ボーナスにより経済が活性化~バブルで勢いつきましたが、その後は現在に至るまで低空飛行が続いています。
パルテノン多摩から多摩センター駅方面を見下ろした写真です。
面白い4輪自転車を見かけました。
4輪共にディスクブレーキが入っていて、後輪2輪共駆動するようです。安定性はありそうですね。
少し遅めのランチを頂き、帰宅となりました。。
多摩センター駅前の京王プラザホテルが、32年の営業に幕を下ろしました。高齢化進む多摩センター地区は、これからどういう方向に向かうのか、、 何か日本全体の縮図のようにも見えました、、。
戦後から現在にかけての国策、常に逆へ逆へと舵を切っていたように思います。
早く正しい方向に向けて、舵を修正してもらいたいところです。切にな願っています!
先ほどのディスクオルゴール演奏は、こちらにアップロードいたしました。よろしければ、ご視聴ください♪
ありがとうございました。