昨年末に藝大美術館にて開催されていた大学院博士課程の審査展を観てきました。。
この展示会は、大学院博士課程の学生さんが、会期中に審査を受け、博士号の学位を得るための最終審査という位置づけのようです。
以前にも視察したことがあるのですが、その内容・品質・熱意に圧倒されたものです。今年も楽しみにして訪れました。
この展示会は、あまり見学者も居ないような気がします。平日のせいもあるかもしれませんが、、。
凄すぎて、解説も出来ませんので、印象に残った写真だけ並べますね。。
この大作は凄かったですよ。。
写経のように、文字がビッシリと並んでいます・・
これは、もっと凄い!
模様みたいに見えたグラフィックが、全て文字で構成されています。。
↑これですよ、、 単純に、凄いと思いました。どれだけ制作に時間がかかったか、、感動しますよね、こういうのは!
全く趣向の異なるバラエティーに富んだ作品もありました。
このお面みたいなやつは、紙、段ボールのようなもので、作られていたようです。。
曇りガラスでカバーされた作品。以前も似た作品を観た気がしますので、同じ学生さんかも知れませんね。。
近寄ると、何やら立体的な文字が浮かび上がっていました。。
この作品は、どの写真にも、作者ご自身の顔が映っていました。
藝大美術館の途中、外を眺めることが出来ます。音楽学部のキャンパスでしょうか♪ ちょっと小休憩♪
印象的な、人形?です。。
以前もありましたが、このような千手観音みたいな作品は、どのように作るのか全く想像できないのですが、学生レベルではないですよね。。
立体作品も非常に力の入ったものばかりです。
前回は、作品の横に物凄い分厚い論文が置いてあったので、それも楽しみにしていたのですが、見当たりませんでした・・
会場の学生さんに聞いてみたところ、コロナ渦で、人の停留を避けるため、展示していないらしいです。。
確かに読んでしまうと、時間がかかるので、良い判断かもしれません。。ウェブ上に公開はしているとのことでした。。
今回は、いつもとは異なるキャンパスのすぐ裏手にあるパーキングに停めました。都内は狭いので、ハイエースでもギリギリと言う感じですね。。もうあと少し大きいと停められません、、
帰路、首都高も空いておりまして、スムーズに帰還叶いました。
遠方に、富士山🗻が観えますね~
博士号の学位、、 日本では給料もなく学費ばかりかかり、社会経験不足の人材創出 = ポストも少ない、、というデメリットばかりが指摘されています。
しかし国際的にみた場合は、そうとも限りません。博士号は海外でも通用するので、外国の大学・企業・研究機関での就職も有利となります。
そもそも、博士課程まで研究を極めるような若者のポストがないというのは、これは政治的な問題でもあると思うのです。
コロナ騒動で、日本社会の限界も広く顕在化、露呈してきました。これからの学生さん、若者は、日本脱出 ~ 海外移住を本気で考えた方が良いと思います。 大袈裟ですかね??
ありがとうございました。