モダンホスピタルショウは、毎年夏に開催される医療福祉関連の展示会です。コロナ騒動となり、2年振りに東京ビッグサイト開催となりました。
コロナ以前は、弊所でも展示会のお手伝いをすることがありましたが、ここのところはめっきり無くなりましたね、、
展示会は、パネルの制作・印刷・設置、チラシやリーフレットの制作・印刷、等々いろんな仕事があるのです。
コロナで廃業された同業者も少なくありません。。
アライドテレシス社のブースには、弊所にてプロダクトデザイン開発のお手伝いをさせていただいた商品が展示されていました。
イシダメディカル社が製造販売する「ウロチェッカー」。これは、入院患者さんの尿量計測・血尿レベル計測を行う医療機器です。
ウロバッグが溢れる状態になる前に、看護師さんへ通知を行う仕組みです。
手前側に見える凹凸のある部分に、カテーテル管を差し込み固定、ウロバッグへと接続します。上位機種では、血尿レベル測定を行うセンサーも配置されます。
精密な医療機器ですので、大変に細かい部分にまで踏み込んだデザイン開発を行いました。
上部に大きな取っ手が付いているのは、通常、ME室に保管され、必要に応じて病室まで運ぶわけですが、そこは「運び易さ」が重要です。万が一落としたりしたら、大変、、 高価な商品ですので、、。
こちらは、ナースコールシステム最大手のケアコム社です。
見守りカメラシステム、PCナースコールPLAIMH 等々、弊所にて開発のお手伝いをしております。
こちらは、NICSSシリーズです。画面UI・廊下灯・親機・子機と全ての開発に関わっております。
上記はいずれも、グッドデザイン賞受賞商品となっております。
こちらは、アルメックス社の再来受付機。最近は、LCDディスプレイを縦配置して使う設備機器も多くなりました。
こちらのシリーズは、写真のように、受診票用のレーザープリンタも一体となるタイプがあり、使いやすいと思います。
ここのところ、こうしたサービスロボットも増えて参りました。こちらは、外来受付から、患者さんを目的地へと案内をするロボットの様です。
デザインも大変に洗練されております。ところで、ロボットのデザイン開発は、非常に難しく、どのような姿カタチにしたいのか、クライアント様と詰めておかないと、堂々巡りとなり開発が終了しない事態もありました。要注意です。。
今年は、久しぶりの国際モダンホスピタルショウの東京ビッグサイト開催でした。再びコロナ増大~展示会中止ということにならぬ様、願いたいものです。
ありがとうございました。