先日、建築金具や機構部品などで有名なスガツネ社のショールームに行って参りました。もう3回目になりますね。。
岩本町のオフィス街にあり、アクセスは悪くありません。立派なビルを隣り合わせで、2棟使うという大規模なショールームとなっています。
無料にて貸出いただける会議室もあるようです。
細かな建材パーツが多様に陳列されています。建築関連の設計者さんには良いショールームだと思います。
コンセントプレートも色んなバリエーションがありました。
最近、フードコートでもコンセントを使えるようになりましたが、特に木目調デザインに調和するよう、こちらのようなプレート色も用意されています。
引き出しに使われるヒンジ機構で、ヘルパーバネが使われていて、スムースに開閉します。
バネは使われていますが、「バタン!」と閉まるわけではなく、ゆっくりとした動きで優雅に閉じるように設計されています。
面白いものがありました。これは冷蔵庫とのことですが、スガツネ社の機構パーツが色々と使われているとのことで、1台展示されていました。
開閉装置の機構は様々で、上下左右いろんな方向に動きます。スムースでゆったりとした動きはスガツネ社の機構パーツに共通する考え方で、安全性にも寄与します。
私が注目しているのが、こちらのコンセントプレートです。いろんなデザインがあります。
キラキラしたもの、シックなデザイン、木目調のもの、本木で制作されたプレートもありました。どれも一般住宅やホテルなどに使われるとのことですが、私は是非病院などの医療施設で使ってみたいなと考えております。
このような金物も多種多様です。ないものはないという感じでしょうか。。
こちらは、パーティション用の建材なのですが、なんと本物の草などをガラスでサンドイッチしたとのこと、、 驚きました。
色々な植物で作られていて、これが会議室などのパーティションとして使われていれば、目を引くでしょうね。。話題の種になると思います。
こちらも面白い建材でした。マグネット式の壁紙といったところでしょうか。。マグネット付きなので、模様替えは容易です。
このように、比較的かんたんに外すことができるので、季節ごとに模様替えするようなショールームや商業施設などにはうってつけだと感じました♪
スガツネ社のショールームは2つのビルを使っていて、隣のビルに移ります。これは、重量物用キャスターの展示です。従来のキャスターでは全然動かない荷物(700Kgと言っていたような、、)でも重量物用のキャスターになると「かる~く」動き出します。押し出し力が軽いのですね。車輪の素材や使用されるベアリングの違いなどが要因です。
こちらは、病院で使われる医療用カートです。こちらはオーダーメイドで作られるとのことで、OEMにより大手メーカーブランドで販売されるそうです。
キャスターが取付けられる脚部は、いくつかの標準品があり、これらを組み合わせて必要な仕様のオーダーメイド化が行われます。
よく見かける、このような完成品は、ほとんどが用途に応じたオーダーメイド品となっています。
今回は、スガツネ社の東京ショールームをご紹介しました。一般の方が来ても、楽しめると思います。ただし事前に予約した方がいいでしょうね。
1年に1回くらいは模様替えするとのことで、また行ってみようと思っています。
ありがとうございました。