先日、アンティークオルゴールで有名なミタカオルゴール館を観てきました。
この日はよく晴れていて、暑くもなく、寒くもなくという絶好の陽気でした。三鷹駅から、そうですね歩いて10分弱というところでしょうか。
ビルの3Fへ上がったところにありますが、初めてだと、ちょっと分かり難いかも知れません。。
噂には聞いておりましたが、明るく清潔な店内には、所狭しとアンティークオルゴールが並んでいます。
以下、公式サイトより
今から100年以上前に作られたアンティークオルゴールは現在でも清らかで荘厳な音色を奏でます。
その実際の音色や仕組みをご来館の皆様に体験していただきたく三鷹駅南口近くに2014年4月にオープンいたしました。
アンティークオルゴールは現在ではある特定な場所でしか聴くことができません。この機会にぜひ一度ご来館の上ご鑑賞下さい。
1台でいろいろな楽器を演奏する楽しい自動演奏楽器も展示演奏しています。
入館料が800円かかりますが、説明員の方がついてくれて、1台1台試聴しながら、丁寧に説明してくれます。800円は断然安いと思います。。
オルゴールは、木箱の中に入っている場合が多いですね。この木箱にオルゴールの演奏音を共鳴させて、綺麗な音色を聴かせてくれるわけです。
こちらは、振動板がV字に並ぶ珍しいモデルです。あまり見たことがありません。
これは、18世紀のスイス製です。メーカーはニコルフレール社で、製造されたモデルほとんどが特注品ですので、全く同じものは他にないそうです。
こちらもニコルフレール社のものです。非常にしっとりとした音色を奏でます。
オルゴールは、その綺麗な音色はもちろんですが、ゆっくりと廻るシリンダーとその周辺の機構を眺めるのも、また魅力だと思います。独特のデザインを施されたモデルも多数ありました。
こちらのモデルは、振動板の間に設けられたカム機構で、下段のオルガンを演奏します。つまりオルゴールとオルガンを同時に演奏しますので、それはそれは、賑やかな音色になります♪
さらに背後には、別の打楽器もありました。このように、ユニークなモデルも数多く展示されています。ミタカオルゴール館の良いところは、こうした貴重なアンティークオルゴールを実際に聴くことができるところですね~♪
こちらは、ディスク式オルゴールと言って、筒状のシリンダの代わりに、円盤上のディスクにあけられた穴が振動板をはじいて音がでます。
これは、そのディスクが縦型なっているタイプです。当時はレストランなどに設置されていたようで、コインを投入すると1曲演奏されるという仕組みです。ジュークボックスのようなイメージだったのでしょう。。こちらの写真は、まさにコインを投入しているところですね。。
こちらは、ディスクが3連になっているタイプです。様々な仕様がありました。
こちらは、オルゴールというよりも、自動演奏装置とでも呼ぶべきでしょうか。。打楽器やオルガン、色々な楽器が仕組まれていて、非常に大きな音量で演奏されていました。
このころになると、電気により演奏できるようになったため、このように照明も灯ります。
こちらは、オートマタと呼ばれるからくり人形で、演奏しながら顔や手が動きます。
瞼なども表情を変えるように動きます。非常に繊細なつくりで、思わず内部の機構をのぞき見したくなります。手紙を書くようにペンを走らせる手元も自然な動きで、驚くばかりです。
この時は、お客さんみたかは私だけでしたので、丁寧に1時間半位ご説明頂きました。館長さんともお話しさせて頂き、大変充実したひと時でした。
同じような博物館は、京都や小樽、諏訪、等々全国の観光地に存在しています。ただ都内に立地していて気軽に足を運んでというところは、今回のミタカオルゴール館だけだと思います。
大変勉強になりました。また遊びに伺おうと思っています。
ありがとうございました~♪