グッドデザイン賞 受賞 ! | セーフティデザイン Safety Design.com

セーフティデザイン Safety Design.com

ご訪問ありがとうございます。

当方、主に医療機器や設備機器などのプロダクトデザインをしております。。

最近は日常の出来事などを色々と書いております(^^)/

どうぞよろしくお願いいたします。

弊所でお手伝いをさせて頂いた商品が、2020年度のグッドデザイン賞を受賞しました!

https://www.g-mark.org/award/describe/50517?token=RIBFAhgrE2

 

 

 

こちらは、医療・福祉用通信システムを製造販売しているメーカー 株式会社ケアコム社の最新型ナースコールシステム PLAIMH NICCS です。ちょっと読みにくいですが、「プライマニックス」と読みます。

 

 

グッドデザイン賞は、1957年より続くデザインアワードで、製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、さまざまなものごとに贈られます。かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰しています。

 

弊所では、デザイン開発にお手伝いさせて頂いた案件を中心に、ほぼ毎年エントリーさせて頂いてます。

 

 

今回の商品は、病院で使用されるナースコールシステムです。主に看護師さんの利用される、PCディスプレイ側のコンテンツやスマートフォンで使用されるアプリが審査対象となりました。

 

 

3つの大きなコンセプトは、「ロケーションフリー」「ストレスフリー」「スタイルフリー」というものです。どこでも情報確認ができて、スタッフのストレスが減り、多様な病院建築に調和させるという考え方です。

 

 

グッドデザイン賞へのエントリーは4月から受付開始となり~審査情報を入力~7月に1次審査結果通知、そのあとに8月中旬に現品による2次審査が行われる流れです。

 

 

これは2次審査用のデモセット計画図です。展示面積には限りがある為、審査委員の方が理解をしやすいような内容の展示を検討します。

 

 

これは、2次審査で使った説明用のパネルです。今回のように通電をして、操作して頂きながら審査してもらう商品の場合は、審査委員の方が迷わないような説明が必要です。

 

 

これは、2次審査会場に持ち込んだデモセットです。おおよそ、上記の計画図通りになっていますね、、 なっているかな。。(汗)

 

 

搬入が終わりホッとしているところを1枚撮りました。右側が筆者です。ちょっと疲れ気味かもです。。(大汗)

 

この2次審査会のあと、デザイン振興会の中で慎重な議論がなされ、グッドデザイン賞受賞の対象が確定します。

 

以下、デザイン振興会のサイトより引用します。

「2020年度グッドデザイン賞は、4,769件の審査対象の中から、国内外のデザイナーや建築家、専門家など、各分野の一線で活躍されている94名の審査委員による厳正な一次・二次審査を経て、1,395件の「グッドデザイン賞」受賞が決定しました。」

 

ということのようですので、今年は受賞率は29%ということでしょうか、、 これは、エントリーする方からすると、かなりキツい狭き門で、受賞発表日は、正直相当にドキドキします。

 

 

受賞企業には、賞状や記念品などが贈られます。

 

グッドデザイン賞、Gマークは、認知度も高く、良いデザイン、良い商品、良いサービスの証でもあります。

 

来年も開催されるデザインアワードですので、もしエントリーをお考えの企業様があれば、是非チャレンジしてみてください。

 

それにしても、今回は受賞できてとても良かったです。関係者のみなさま、大変おつかれさまでした。

 

どうもありがとうございました。