もう随分前から色々なところで分かり難さが指摘されているセブンカフェのコーヒーマシンです。
先日、久しぶり飲んでみたのですが、やはりその操作には迷いました、、。
カップサイズ「大」と「小」さえ区別がつけばいいだけなのですが、パッと見では全く理解できず、、。
「R」「L」だと、Right:右 Left:左 と言う風に理解してしまいました。
下の方に「普通」「大きい」と記載されていて、ようやく理解はできたのですが、これも「小」「大」の方が良い気がしました。
一体、企画をしたデザイナーの方はどういうコンセプトで、こうした表記としたのでしょうか?
さらにラテの方は、「R」「L」の背景色と文字色のコントラストが少なく、読みにくいと感じました。背景色の明度からすると文字色は黒色に近い方が良かったでしょうね。
コーヒーの方は、背景色と文字色のコントラストは的確ですね。見やすいです。
色々調べてみると、このコーヒーマシンは某有名デザイナーさんが監修しているようですので、ますます「どうしたものか、、」と疑問が湧いてきました。
私がよくデザインする医療機器や、産業用機器の場合は、ユーザーがプロですので、専門用語を使っても問題はありません。それでも、「なるべく平易な表現を使用しませんか?」と提案はするようにしています。
「復旧」と表現するところを「とりけし」とした方が理解しやすいと思いますし、「運転」を「ON」の方が多くのユーザーが理解しやすいでしょう。
今回のコーヒーマシンのように一般の方が使用する機器であれば尚更ですね!
とはいうものの、ラテを美味しく頂きました。チョコモナカも頼んでみました♪
テーブルのすぐ脇に「コンセント ご自由にお使いください。」のプレートがありました。これはコントラスト、文字表記、バッチリ分かりやすかったです。
公共のデザインは色々と配慮しなればならないと感じました。
ありがとうございました。