先日、東京都立大学 都市環境学部で特別講義を行いました。
講義の内容はいつもの通りで、これまでのプロダクトデザインの事例紹介と、就職活動に役立つような話題を中心にしています。
授業の内容はともかくとして、今回はじめてのチャレンジとなったのは、Zoomによるオンライン講義を行ったことです。
コロナ渦の影響で、打合せなどは全てオンラインとなっていて、短期間でZoomも随分と慣れてきました。しかし講義となると話は別です。
まず今回の学生さん40数名は初めてお話しする方ばかり、そもそもオンライン授業は高校生の娘が隣の部屋で受講していますが、講師として話をするとは思っておりませんでした。。
通常の講義と同様に、事前に用意したパワーポイント資料を使いながら進めるわけですが、Zoomの画面共有機能を使うわけですので、学生さんの表情や反応は全く分からず、「本当にこのページが見えているのか、、」と不安になりました。
ただ10分も話し進めていると、だんだんと慣れてきて、「今、パワポ画面は見えていますか?」と聞きながら、スムーズに進めることができるようになってきました。
さすがに東京都立大の学生さんで、色々と質問も出て、質疑応答にもかなり時間を割くことができました。意外だったのは、通常の対面授業ではほとんど質問というのは出ないのですが、オンラインの今回は沢山やりとりができました。
そういえば、仕事の打合せでも、一般的な対面形式での会議よりもオンライン打合せの方が、議論が活発で、また結論も出やすい気がしています。
こうなってくると、完全にオンラインの方が良いということになってしまいそうですが、もう少し講義にしても、打合せにしても様子をみたいとは思っています。
今回の講義では、後日に学生さんから直接お礼のメールも頂きました。こういうのは、大変うれしいもので、励みにもなります。
コロナウイルスの影響で、大学生の就活にも多大な影響が出てくると思います。恐らく厳しい活動になるでしょう。でもこの試練もまた将来何かの役に立つはずです。頑張って臨んでください。
またチャンスがあれば、次回はやはりキャンパスの教壇で実施したいですね。
ありがとうございました。
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