親機のセーフティデザインその2 | セーフティデザイン Safety Design.com

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今夜もナースコール親機にあるセーフティデザインについて解説をして参ります。


患者さんのお名前を表示しておく「氏名カード」周辺にも色々と工夫があります。

こちらです。   

         


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まず、「センサー接続表示」と書いてあるところに注目ください。これは、ここでは寺本さんには、立ち上がって足でマットを踏むと自動で呼出がかかるいわゆるマットセンサーとよばれる種類のセンサーが設置されていることをグリーンのランプで自動表示しています。


これで、どのベッドの患者さんがマットセンサーを使用しているか一目瞭然というわけです。このランプも横から見ると微妙に凸形状をしていて、横方向からも視認できるように工夫されています。


次に救護区分表示というところです。これは、火災や地震などの災害時にどこのベッドにいる患者さんから搬送をするかを決めるトリアージに使用する表示で4色に色が変わるローラーを組みこんでいます。

重要な表示であるため、マグネットなどでの表示では落下する恐れがあるため、わざわざ高コストを覚悟で、このような4色ローラーでデザインされています。


このように、親機の詳細部分にも「セーフティデザイン」が丹念に採用をされています。



つづく。。