皆さんは、
HSCという言葉を
ご存知ですか
HSCとは、
Highly Sensitive Childの略称で、
生まれつき敏感&繊細で、
豊かな感受性を持った気質の
お子さんのことです。
HSCのお子さんには、
以下のような特徴が見られます。
音や光、におい、痛みに敏感
他人の気持ちを察知する力が高い
細かいことによく気がつく
このように、
HSCのお子さんたちは
情報処理能力が高い反面、
刺激を強く受けすぎて、
疲れやすかったり、
負の感情を感じやすかったりしがちです💨
そのため、
HSCのお子さんと関わるときは、
その特性を理解し、
優しく受け止め、
リラックスさせてあげることが大切です
今回は、
そんなHSCのお子さんに
絵本を読むときに
気をつけたいポイントを
まとめました
▼目次
①怖い物語や暗い物語はNG
➁「死」をテーマにした本を選ばない
③タイミングを見計らう
④静かな環境で読み聞かせる
⑤嫌がったら、すぐにやめる
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こんにちは
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ひとりひとりの才能を育む🌈
幼児教育コンサルタントの
秋月サエコ(サエコ先生)です。
わが家の上の子・アリスもHSCです
HSCのお子さんは才能にあふれ、
良い面がたくさんあるものですが、
一方で、
普通の人には
取るに足らない刺激でも、
強く感じすぎてしまい、
ダメージを受けてしまう場面も
そんなことにならないために、
今回は、
絵本の読み聞かせで
気をつけてあげると良いことを
書いてみます
少しでも
ご参考になれば嬉しいです
①ショッキングな物語はNG
HSCのお子さんは、
想像力がとても豊かで、
物事を深く受け止めます。
だからこそ、
怖いストーリーや
暗い物語の絵本はNG🙅♀️
HSCのお子さんにとって
そうした内容は強い刺激となり、
頭の中でイメージが
どんどん膨らんでしまいます
その結果、
不安感が高まったり、
寝るときに泣き出したり、
悪夢を見ることがあるのです
ですので、
暗い雰囲気の本は避け、
明るく楽しいテーマの絵本を
選ぶことがおすすめです
➁「死」をテーマにした本を選ばない
「死」を扱った
重い内容の絵本も慎重に。
わが家の下の子・リュウは
HSCではありませんが、
「死」を扱う
ショッキングな作品に触れたとき、
一時的に食欲がなくなり、
涙が止まらなくなり、
一人で学校に行けなくなりました。
(低学年のときのことです)
HSCではない子どもにとっても、
「死」は刺激の強いテーマですから、
HSCのお子さんにとっては、
なおさらです。
いつかお子さん自身が「死」について
考えるようになる日が来ますが、
そのときまで親の方からは
あえて選ばない方が良いでしょう。
読んであげるとしたら、
生命の大切さやリスペクトについて
前向きに描かれている絵本を
おすすめします
③タイミングを見計らう
読み聞かせのタイミングも大切です
ちょっとした刺激にも敏感な
HSCのお子さんは、
何か別のことに気をとられている状態だと、
そちらが気になって気になって、
絵本に身が入らないことがあります。
そんなときは、
お子さんの活動が落ち着いて、
リラックスしているタイミングを
見計らってあげましょう
④静かな環境で読み聞かせる
HSCのお子さんは
ちょっとした物音にも敏感です👂
騒がしい場所では
ストーリーに
集中できないことがあります。
そのため、
落ち着いた環境を選んで、
周りの雑音を減らすことを
心がけてあげるといいかもしれません
⑤嫌がったら、すぐにやめる
もし、読み聞かせの途中で
お子さんが続きを嫌がるような
サインを見せたら、
無理強いせずに
すぐに読むのを
ストップしましょう🚫
強い刺激を受けた場合、
HSCのお子さんは
感情が揺さぶられ、
絵本の読み聞かせを
拒否することがあります。
そんなときは、
お子さんの意思を尊重して、
お子さんのペースに
合わせてあげるのがいいですね。
休憩をしたり、
別の機会に持ち越したりすることも
大切です
絵本は豊かな感受性を育むパートナー
\【豊かな感性を育む】HSCの子と上手に絵本を楽しむ5つのコツ☆/
①ショッキングな物語はNG🙅♀️
➁「死」をテーマにした本を選ばない🚫
③タイミングを見計らう⌛
④静かな環境で読み聞かせる📖
⑤嫌がったら、すぐにやめる✋
・・・以上、
HSCのお子さんに
絵本を読む際の注意点
についてお話ししました。
基本的には、お子さんが
自分で選んだ本を、
好きなタイミングや場所で
読んであげるのがいいと思います📚
けれど、たとえば我が家では、
名作シリーズを揃えたときに、
「赤い靴」や
「アリババと40人の盗賊」のように、
残酷なシーンのある絵本だけは
そっと本棚から抜いて、
時期が来て、
読むのが平気になる頃まで
クローゼットにしまっておいたりしていました📕
刺激を感じやすい子には、
このように、
ある程度、刺激を適切に
管理してあげることもおすすめです
HSCのお子さんは、
感受性が豊かなだけに、
絵本から受ける刺激も大きいものです。
優しく寄り添いながら、ぜひ、
お子さんのペースに合わせて
読み聞かせを楽しんであげてください
上手に絵本とつき合えば、
HSCのお子さんにとって、
絵本は
豊かな感受性を育む
素敵なパートナーとなってくれるでしょう
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