マイホーム記事、結構キリが良いところまで書いていました
前回の記事
この後は最後の変更契約と着工になりますが、事件が多すぎてなかなか書き進まないんですよね笑
さて、今回は2021年6月末引き渡し、7月半ばに引っ越しをした我が家の
今想うこと
を書きたいと思います
住んで9ヶ月くらいですが、これから家を建てる方、建てている方の役に立つかも?!というものがあれば嬉しいです
①一軒家の暑さと寒さ
私は25年以上木造の古い一軒家に住んでいて、そのあとマンションに住んでいました
マンションって、とても暖かいんですよね
それがまた一軒家になったので、どうなのかなぁと思っていました
我が家は全館空調ではなく、また吹き抜けでもないので、エアコンはリビングと各部屋に設置しています
夏は2階は暑かったです
冷房なしでは長い時間いるのはつらいなぁという感じ
しかし窓が少なめの家ではあるので、”もわぁ”っと暑い空気はこもりますが、直射日光の暑さはなかったです
実家は南向きに大きな窓があり、直射日光がガンガン入る感じだったので、それと比べたらかなりマシでした
うちは2階にお風呂なので、洗面所とお風呂は夏は暑かったです
特に洗面所はサーキュレーターを置いて、洗面所を使うときやお風呂上りはサーキュレーターを使っていました
マンションと比べると、さすがに一軒家のほうが暑かったですが、しんどいというほどではなかったです
そして冬は昔のお家と比べると格段に快適になっていてビックリしました
断熱材ってすごいですね
もちろんマンションと比べたら寒いです
でも昔のお家って本当に寒くて、暖房で暖かくなるまで動けないくらいだったり笑、トイレも行くのが嫌だったり…
寒いのですが、そこまでの寒さは感じませんでした
今年は関東も比較的寒かったですが、思っていたよりは全然余裕だなと
またこちらも洗面とお風呂ですが、お風呂には浴室暖房を入れていないので、さすがに寒かったです
お風呂にお湯をはったり、追い炊きをする際に蓋を閉めないようにして、お風呂場全体を温まるようにはしていましたが、お風呂と洗面所は寒いなぁという感じでした
予算に余裕があれば浴室暖房入れたかったですが、当時はとても無理だったので、いつかリフォームする際には入れたいと思います
寒さが苦手な方は、浴室暖房は入れた方が良いと思います
②光熱費(電気代)
以前と比べて上がったのはやはり電気代
実はもともと一度たりとも1万円を超えたことがなかったのですが、2月は初めて1万円を超えました
それまでは超えなかったので、そもそも電気代が安い家庭ではあると思います
我が家は太陽光もないので、使った電気はそのまま請求されます
太陽光を採用していない理由はこちら
以前のマンションでは昼間はリビングの電気は絶対つけていましたが、今のお家では晴れていれば冬でも15時過ぎまでは電気をつけずに過ごします
その分、他の箇所にマンションの時よりも電気を使っていて、トイレや階段、玄関周りの電気はすべて自動なので、その周辺に行くと電気がついてしまいます
また食洗機を使っているので、そこにも電気代がかかっていますし、自動水栓にも電気が使われています
家電はそれほど買い替えませんでしたが、電子レンジも以前よりは良いものにしたのでオーブンを使ったりもしましたし、電気を使った調理家電も増えました
それ以外にも玄関はスマートキーと言って、カギを回さなくても開きますし、ホームセキュリティーを入れていたり、色々なところに以前よりも電気が使われていると思います
1番はエアコンだと思います
今まで6畳用とかのエアコンを使っていましたが、リビングは20畳用とかになっているので…
以前よりエコなエアコンにはなっているので、思っているほど上がりませんでしたが、エアコンの影響は大きいかなと感じました
ということで、我が家の場合は電気代は1.5倍から2倍弱くらいにあがりました
ただしもともと電気代が安い方で、安いときは4,000円台のこともあったので、それと比べると…という感じです
確かに一軒家になったら値段は上がりましたが、そこまで驚くほどではなかったです
③光熱費(ガス代)
こちらも上がりました
電気よりもガス代の方が想像以上に上がった気がしています
こちらもエネファームを利用していないので、使った分を請求されます
ガスは給湯関係と床暖房です
床暖房は思ったよりも高いんですよね…
ガス代は毎日モニタでいくら使ったか見れますが、床暖房使うと高いなぁと思い、あまり使いませんでした笑
またお風呂も以前より広くなった関係で、お湯をはる際にお湯の量も増えましたし、給湯も使っていると思います
自動水栓になったので、前は冷たいまま我慢して手を洗っていたりしましたが、ついお湯を使ったりも
小さいことの積み重ねと床暖房で冬は1.5倍くらいになりました
夏も湯船に浸かるので、以前よりは少し高くなりましたが、床暖房がないのでそこまで上がった感じはしなかったです
太陽光もエネファームも使っていないので、もったいないのでは?!と思われるかもしれませんが、上がった光熱費も想定内ですし、設置費用や修理、廃棄などのコストまでを考えると、私はやっぱり太陽光やエネファームは入れなくてよかったなと思っています
④光熱費(水道代)
地味に上がったのは水道代
これは浴槽が大きくなったから、だと思います
設備は全体的に自動が増えたり、節水機能がついているので、設備で上がったといえば食洗機かなと思います
手洗いの時はかなり節水を意識していたので…
ただ食洗機も節水にはなっているので、やっぱり上がったほとんどの要因はお風呂かなぁと思っています
上がったといっても2ヶ月で2,000円も上がっていないくらいですし、浴槽はかなり広くなって快適なので、許容範囲でした
毎日お風呂に浸かる方は、浴槽が大きくなると水道代も上がるので要注意だと思います
⑤トラブル
引き渡し後にもトラブルが多発した我が家
棚の上の方が傷だらけ、窓に傷、壁に下地入れ忘れなどなど、実はとんでもないトラブルがたくさんありました
そのため引き渡し後に大掛かりな工事を数回しています
ここまで色々出てくる人は少ないかもしれないですが、ちょこちょこトラブルが出ることはよくあるみたいで、最後の方は営業の方も「住んでみたら多分また何かあると思います…」と弱気な発言をされていました
が、実は
今のところ何もなし
引き渡し後に総チェックをして判明したり、他の業者の指摘で色々とトラブルが多発したのですが、それらを解決したら何一つ出てこなかったです
我が家は割と夫婦2人とも細かいので、最初に全部見つけてしまったのでしょう笑
もちろん日にちが経って、はみ出ていた接着ノリが浮き出てしまったところとかはありました
自分で取れる範囲だったので全く問題なかったですが…
そういった部分以外は、施工に関連するところも機械の不具合も何にもありません
あとでわかるとストレスもそれだけ大きくなるので、なるべく先に分かった方がよいなとは思いました
色々なトラブルにものすごく怒ったりもしたので、トラブルはないに越したことはないですが、引き渡し後の家に対するモチベーションが高いときに全部洗い出したのはよかったと思います
ちなみに何一つトラブルも、嫌なこともなかったのは外構でした
外構は本当に外注してよかったです…
⑥担当さんとの連絡
積水ハウスでは契約~引き渡しまでメイン担当は営業の方です
ただし打合せは設計士さんやインテリアコーディネーターさんが主役ですし、着工すると営業の方よりも現場監督の方がメインになります
そして引き渡し3か月後からはカスタマーの方に引き継がれます
我が家は完成後に誰かにお披露目したり、見学会というのは全部NGでお伝えしています
トラブルも多かったので、積水ハウスとしても嫌でしょうし笑
積水ハウスを検討している友人等がいて2名紹介しましたが、どちらも契約には至らなかったです
そのため、一連の引き渡し後のトラブルが落ち着いてからは、カスタマーの方以外は全くやり取り・連絡はありません
営業の方に関しては一連のトラブルが終わるまでは本当に親身に対応してくださいました
ただトラブルが落ち着いたら、紹介したい人がいると連絡したら別でしょうけど、一切のやり取りはありません
また現場監督の方に関しては、途中からご家族の都合で出社できなくなったそうで、カスタマーの方への引継ぎも代理の現場監督の方で、もともとの現場監督の方からは挨拶もなくフェードアウト状態でした
色々トラブルが多かったですし、現場監督の方の責任も結構あったので、嫌になって逃げられたのかなと思ってしまうほどでした笑
(メールでの挨拶も一切なかったので、本当に逃げられたのかもと思ってますが笑)
これは地域性もあって、人とのつながりとか縁とかが比較的さっぱりな首都圏だと、色々と終わったら関係性がなくなるのも、より顕著なのかなとも感じます
また完成後の見学とかも受け入れていると、営業の方とのやり取りも多いのかもしれません
でもそういった受け入れもしないのであれば、基本的には今後はカスタマーの方が窓口となります
この件でお伝えしたいことは
遠慮の必要はあまりないのでは?
ということ
よくSNSで見かけたのが、色々気になることがあっても、営業さんとの関係もあるし…ということで遠慮されていらっしゃる方
もちろん人間同士、どこで繋がるかは分かりませんので、失礼なことや嫌がらせとかは当然NGですが、疑問に思っていることを伝えたり、おかしいと思うことを問題提起することは遠慮する必要はないと思います
家が建って、カスタマーの方の引き継がれたら、特にその後はご縁がないパターンも多いと思います
退職される方もいらっしゃいますしね…
お金もローンとはいえ、ハウスメーカーには払われているわけですし、引き渡されたら基本的には関係性は終わります
疑問に感じることや納得できないことは、その場できちんとお伝えするというのは大事だと思います
その後の関係性を意識しても、関係性自体がなくなることも多いはず
高い買い物なので、遠慮が正解ではないのではないかなと感じています
⑦クロスのズレ等
木造の場合は冬を超えると、木が収縮することによって、クロスの境目が見えてきたりすると言われています
これは何年か起こるので、すぐ直すのではなくて、2年点検でまとめて直してもらうという方も
我が家も木造なので、どれくらいそういったことが起こるかなぁと思っていたのですが
全然起こらなかったです
気になるようなところは正直ほぼゼロ、強いて言えば…というのが1,2か所レベル?という感じです
これは想像ですが、建方工事の方のレベルが高かったことと、クロス屋さんがお上手だったことに起因するのかなとも思います
気候とかたまたまなのかもしれませんが、びっくりするほどズレが起きていません
これからどうなるかは分かりませんが、今のところは全然変化がないので、逆に驚いてしまっている部分です
⑧全体的な汚れ傷等
大人2人ということもあるので、基本的には傷も汚れもほぼなしです
また最近のものは傷や汚れがつきにくかったり、落としやすいものも多くて、そういったものを積極的に選ぶと、やはりきれいに保てるんだなぁと思います
キッチンの天板とか顕著ですね
汚れないし、傷つかないし、これは長持ちするだろうなぁと思います
別に掃除機も頻繁にかけないですし、綺麗好きってわけでもないのですが、汚れや傷で気になるところは全然ありません
床材はこちらに書いたように無垢とかではないので、それも大きいかもしれないですね
最近の設備は本当にすごいなぁと思います
⑨お金の話
我が家のローン返済額は、以前の家賃の倍の金額です
しかも営業の方が色々とやらかして、変動金利しか選べませんでした
色々と社会情勢が変化していますので、これから金利が上がるリスクもあると思っています
ただ割と余裕のあるローンを組んでいるので、ローンの返済に関しては多少上がったところであまり気にならなそうです
また固定金利へタイミングを見て切り替えも行うかもしれません
我が家はこちらに書いたように、FPさんにも事前に相談はしています
FPさんがOKを出した金額よりさらに低い金額を予算としている上、年収がずっと上がらない想定でシュミレーションしてもらっていました
すでにシュミレーション時よりも年収が上がっているので、FPさんがOKした金額よりも低いローンに加え、シュミレーション時よりも年収が上がったのでその分も余裕があります
やはり新築に引っ越せば、例えばお皿はもう少しおしゃれなのを使いたいなぁとか、以前よりも生活の質が上がる部分があります
これは意識していなくても、比較的みんな自然に起こることなのではと思います
そういった部分を加味しても、金銭的に厳しいと感じることは今のところありません
何もかもモノの値段が上がっているので、当然高いなぁとは思いますが、じゃあすごく節約しなくてはいけないとか、楽しいことを諦めるようなこともないです
積水ハウスで建てたお家で、かつSNSに掲載されているお家って本当に立派でお値段も高いお家が多いです
(同じハウスメーカーの場合、仕様とかである程度の金額は見えるものです)
うちは建坪も大したことないですし、予算はかなりシビアに管理したので、SNSで見かける積水ハウスの立派なお家と比べたら、「しょぼい」と思われる部分も多いと思いますし、色々とケチっています
でもそれが我が家にとっての適正だったと思うし、決して見栄を張ったり無理をしなくて良かったと思います
住んでしまえば迷っていた機能とか設備って意外と忘れてしまうものです
特に高機能のものって、本当に欲しいと思うものでなければ、ついていても使わなかったり、説明を聞いたときは覚えていても、いざ住んでみるとすっかり忘れていたすることもあるのでは?と思います
今もし予算で格闘している方がいらしたら、今一度確認してみると良いかもしれません
余分な設備をつけていないですか?
SNSで見た素敵なお家を目指して無理していないですか?
お家がすべてなら良いのですが…趣味や家族でのお家以外での楽しみに使うお金は残せそうですか?
金利の変動や年収の変動リスクは未知数ですが、多少は加味していますか?
人生で一度だから!と思いきることも大切だと思いますし、バランスはとても難しいなと思います
そしてコロナとか戦争とかを見ていると、何が起こるかなんてわかるわけがなく、先を見通しての計画というのも正解がないのですが、いざローンを払い始めてすぐに「やっぱり結構きついな」とならないようにする余裕は大切ではないかなと思います
私は「大丈夫だろうけど…んー大丈夫かな…」という不安は、払い始めるまでありました
この先10年、15年後は全く分かりませんが、払い始めてすぐに「きついなー」と思わないような計画にするのは精神衛生上も大切なのかなとは感じました
私が購入を決めた頃は、住宅ローン減税の制度が変わることも決まっていなかったし、ウッドショックもまだでした
コロナの影響で半導体が…という直前だったり、モノの値段がこんなにも上がるとは思っていなくて、このまま家を買うべきかをすごく悩みました
が、今となってみれば、買うタイミングとしては良かったのかなとも感じています
それではまた、時系列で色々とお家のことも書ければと思います