自分の意見を言えるようになるには インプットの大切さ | トリリンガル語学学習コンサルタントが、学習習慣や語学勉強法、マインドセットについて地球の裏側からお届けするブログ

トリリンガル語学学習コンサルタントが、学習習慣や語学勉強法、マインドセットについて地球の裏側からお届けするブログ

本気で、世界に羽ばたきたい人へ。

日英西のトリリンガルとして
地球の裏側・南米コロンビアで生活している私、
ロンドノ宮内紗恵が
語学指導、学習方法アドバイスのスペシャリストとして
語学学習の習慣化や勉強法、
マインドセット、海外の文化などをお送りします。

以前に、アフリカ系女性が演じる

「リトル・マーメイド」のアリエルについて

いろいろな意見があることをお話しました。

 

 

このように人種や文化のことに限らず

自分の意見を言わなければいけない

シチュエーションというのは、

日本においてはなかなかありませんが

外国人とコミュニケーションをする上では

非常に大切なことの一つです。

 

たまに、しつこいなあと思うくらい

「なぜそれが好きなのか」

「どうしてそう思うのか」と、

「なぜどうして」を畳みかけるように

聞いてくる人もいます。

 

そこまで深く考えたことがないのになあなんて思いつつ

無理くりにでも理由を考えるわけですが。

 

 

でも日本の教育では、

自分の意見を論理的に

相手が納得するような理由をつけて話す、表現するという

授業はあまり行われていませんね。

練習をしていないし、考えたこともないようなことは

いきなりできるようにはなりません。

 

意見を言うことの練習ももちろん大切なのですが、

それ以前に大切だと思っているのは

いろいろな経験を積んだり、

本を読んで知識を習得したり、

いろいろな人と話したりすることで得られる、

いわゆるインプットの部分です。

 

 

例えば英検二級のライティング試験の問題で、

「日本が外国人労働者を受け入れることに対して

賛成か反対か」

という質問が出されたことがあります。

 

外国人労働者を受け入れることに対して、

現在どのような問題があり、

一体どのような意見があるのか、

ということを全く知らない、

全く聞いたことがない人にとっては

非常に難関な問題でしょう。

 

一方で、現在どのような問題が起きていて、

どのような意見があり、

それについて自分はどういう考えを持っているのか、

ということを、なんとなくでも、

一度でも考えたことがある人は

それなりの答えが出せるのだと思います。

 

つまり、自分の意見を言うためには

それのについてのある程度の知識が必要なのです。

どのような問題が考えられるのか、

逆にどのようなメリットがあるのか、

一般的にはどのような意見を持っている人たちがいるのか、

ということを知っておくことは

自分の意見を考える上では非常に重要です。

 

 

エコーチェンバー現象などには気をつけなければいけませんが、

今はSNSを通じて

いろいろな人たちの考えていること、

言っていることに、

非常に簡単にアクセスすることができる時代になりました。

これを上手に使い、

自分はどう考えるのか、を考えることを

習慣にできたら最高ですね。

-----------------------------------------------------

ここからLINE@に登録して、

「英検🄬2級二次試験対策動画講座」を無料でゲットしてください!