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石ヶ森久恵のブログ

脳全体を活用する。どのような場面、職場においても基礎力となる「ポータブル・スキル」として!

フォトというか…マインドマップでも全脳でも共通するのですが

質問力は大事。


脳は聞かれると答えを探さずにいられない生物(?)です。

国語のテストで、後半の文章題のほうが点がいいのがわかっているのに

最初のほうの穴埋め題が埋まり切らないと

気持ち悪くて先に進めず、文章題を落とした、

という経験がある方はいらっしゃいませんか?


私はそれに気づいてから、文章題から解くようにしていました(^^;


ま、それがゲシュタルト効果の一例としてふさわしいかどうか分かりませんが、

質問には脳が答えたくなってしまうもの。

うまい具合にピンポイントに質問をすると、必ず答えが得られるのです。



本を読むときにやってしまいがちなことは

前にも書いたけど著者をあがめたてまつってしまう こと。

確かに著者は自分より物事知ってるかもしれないけど、

忘れてはいけないことは

本を読むのは自分の課題解決のためなのであって

著者の主張を拝聴することが第一目的ではない、ということです。

(小説など楽しみのための読書については後で書きますね)


もちろん、著者の意見を隅々まで知りたい、ということが

主目的の場合もあるでしょう。

しかしその場合でも著者の意見を何かの役に立てたくて読んでいるはず。

その目的を必ず頭において読むと

効率よく答えが見つかります。


著者が今目の前にいて、30秒だけ質問していいよ、となったら何を聞くか?

という態度で臨みましょう。



その時に

「著者さま、この本で私の役に立つところを教えてください」

と聞きますか?

きっと帰ってくる答えは

「全部。以上。」

ですよね。

「著者さま、この本は私の役に立ちますか?」

「当り前でしょ?」

と、こんな不毛な会話を続けているくらいなら

30秒でしっかり答えてもらえる質問を作りましょう。


ちなみに

「著者さま、この本は要するにどんな内容ですか?」

これもお勧めしない質問。

答えが本全体に拡散してしまいがちなので

結局本全体から活性化の答えを求め、

薄い結果を捕まえてしまうことになります。


著者の主張は必ずしも自分の目的と重ならない。

無駄読みの時間を減らして、その分ほかに振り分けましょう。


欲しいものは欲しいという。

目的が明確な読書はきっとあなたにメリットをもたらすでしょう。


ちなみに楽しみのための読書であっても、

必ずしも著者の思うどおりに読むだけでなく、

自分の関心、楽しみを追求してもいいんだよ、ということ。

でなければ、主人公を放っておいて脇役がスキvなんて

読み方はできないでしょう(^^;

そういう読み方を普段しているのだから

資格試験など試験勉強のためのマインドマップの
描き方をよく聞かれます。

今回ご質問を頂いたのは

「参考書をまとめようとするとうまくキーワードを選べない」

というものでした。
特に参考書など情報量が多く、
どれもこれも大切なキーワードに思えるときは
膨大な量の前に気が遠くなることもあるでしょう。



資格試験用と言うと、マインドマップインストラクターの
萩原さん、近藤さんが書かれた

マインドマップ資格試験勉強法 」などを参考にして頂けるとよいのですが、
石ヶ森流のやり方もご紹介してみましょう。


いろいろな勉強のタイプがあると思うので、
これが決定版です、というのは私が決めることではなく
ご自身で試して選ぶのがベストです。

その一例として下記が使えれば幸いです(^^)/
いくつか方法論があるのですが、
今回は、
「参考書の情報を少ない語数にして
 コンパクトなマインドマップにする」
というテーマにしてみましょう。


試験で試されることをざっくり分類してみると
①その分野について必要な知識を持っている(=穴埋め)
②その知識に基づいて、適切な判断ができる(=ひっかけ問題)
③その分野の課題について、自分の意見を持っている(=論述題)
と言えるでしょうか。


参考書などの文章を丸暗記しておくことよりも
取り上げられている課題のエッセンスをきちんと理解して、
応用できることが重要なポイント
と言えると思います。

そこで、いかに短時間に求められるレベルの理解を得て
より多くのケーススタディに当たるか、ということが
鍵ではないでしょうか?
(覚えるだけでいい試験も中にはあるでしょうが…(^^;)


ケーススタディと言えば、例題、設問、問題集。
私はその分野の情報がしっかりまとめられて評判のいい参考書で
章、節ごとに設問が付いているような参考書があれば、それを使います。


参考書選びはとても大事。
試験範囲がすべて同じ頻度で出るということはまずありません。
その分野、資格レベルの肝となる頻出の課題が必ずあるはず。
ですので合格率が高い参考書を選びます。

その際本のタイトルで選ばないこと。
ネットなどでその試験に合格した人の情報を検索し、
どんな参考書を使ったか複数を調べてから、
本屋で自分でピンと来るものを買いましょう。


フォトリーディングできる方なら
ここでフォトリーディングしておくといいですが
できない方でもざっと目次を見たり、
各章の最初や終りについているイントロやまとめの文を
最初に一通り見ておくだけで全然理解が違います。


その先の手順は以下の通りです。要は
描いたマインドマップを煮詰めていく作業を繰り返す
ということです。


以下の①~④のサイクルを繰り返して、
1枚のマインドマップにどんどん書き込んでいく方法もあります。
が、
得た知識をいかにコンパクトに記憶するか、と考えると
語数をさらに減らしたほうが楽になりますよね。
語数を減らし、キーワードを選ぶということは
課題に対する理解を深めることにつながります。

ですから、私は以下の⑥も追加することをお勧めします。
①~⑤でサイクルを回すと、3回もしないうちに
かなり語数を減らせます。


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①だいたい一枚のマインドマップになりそうな量の章もしくは節を選ぶ
 ご自身の感覚で結構です。5~10ページくらいの量がいいでしょう。
 ただし、この後設問を解きますので、
 おおざっぱに理解できたかなと思うくらいは読んでください。


②キーワードと思えるものを拾ってマインドマップを描いてみる
 完全なものにしようとするのではなく、
 5~10分くらいで書き終わる、ラフな下書き感覚でOKです。

 キーワードは漢字の熟語、カタカナ、英語などが
 キーワードになっていることが多いです。 
 まずはこれらを拾ってみて、マインドマップを描いて見てください


③その章、節についている設問を解いて見る
 普通に設問を解いてみましょう。
 だいたい選択問題なら5~10問くらい、文章題なら1、2問。
 10~15分程度で終わる量を時間を区切って解いてみましょう。


④設問を解き終わったら、回答のほうの解説を読んで、描き足す
 解説のほうに出てきたキーワードをもとに、
 ③で描いたマインドマップにしるしをつけたり
 マインドマップに描き足してみましょう。
 
 自分があったところ、間違ったところは、
 「ああっ!」と言う気づきがあったところですから
 記憶に残りやすいです。
 それをすかさずマインドマップに書いておきましょう。


⑤上記④でできたマインドマップを描き直してみる
 今度はマインドマップの内容を整理して、語数を2/3とか半分に
 減らして描けるかを試してみましょう。

 語数を減らす肝は色と絵、強調を使うこと。
 ちょっとしたアイコンを描く手間をいとわずに
 落書きを楽しむ感覚で取り組みましょう。

 その時⑤で足したキーワードは重要なので
 書き写しておきましょう

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試験範囲の膨大な情報量を減らすことはできません。
いかにコンパクトに記憶にしまい、いかに引きずり出しやすくするかは
自分なりにエッセンスを煮詰めていく作業で培われます。


字がたくさん並んだ参考書とにらめっこしているより
カラフルなマインドマップをいかに工夫して描くか、と言うほうが
脳にとっても楽しいはず。
落書きばっかりしているうちに、気が付いたら合格しちゃった、という
ことになるでしょう。


いかに楽しく試験勉強するか。
それにぜひマインドマップを取り入れてくださいませ(^^)/

小説をフォトリーディングできるでしょうか?

というご質問を頂いたので、呟いてみます。


小説も本ですから、フォトリーディングできます。

むしろ、小説のほうが面白い結果が出るので、

個人的にはめっちゃオススメ!

ただしやり方は、ビジネス書など

本の中からエッセンスを取り出すフォトリーディングとは手順が異なります。


実は「あなたも今までの10倍速く本が読める」の中で、ポールさんも


ホール・マインドを活かすことにより、

映画よりも小説が断然面白いと思うようになった


と書いてます(^0^)/


夢中になって小説を読んだことがある人なら、

「映画のように小説の中に入って時を忘れた」

と言う経験がある方もあるでしょう。

小説をフォトリーディングしておくと、

後で普通読みや高速リーディングするときに、

あの状態になると思ってください。

ちなみに、私は村上春樹の「ダンス!ダンス!ダンス!」で、

途中から羊が出てくるたびに背筋が異常に寒くなり、

ものすごい孤独感に襲われたのですが、

ラストでその謎が解けて戦慄した経験が最初の発動でした。


他にもとっても硬派の男性の方で、

フォトした小説を電車で読みはじめたら、

悲しいシーンではないのに、なぜか涙が止まらなくなって

本気で困った、という方も…(^^;
その本は後半で奥さんが病で先立つお話だったと

読み進めていくうちにわかって、

さらに大泣きしてしまったそうな…。

普段、涙なんか流したことがないというその方は

「あんなに泣いたのは数年ぶり」

と言ってました。


フォトリーディングでは、本の全体像が頭に入っています。

「ある愛の詩」を一度見てしまうと

もう一度最初から見た時に、

なにか照明がほの暗いことに気づいたり、

楽しそうな二人の逢瀬のBGMがうっすら

マイナーコードであったことに気づいてしまうように、

映画の演出の意図を感じているように

小説の中の見過ごしてしまいそうな伏線を

微細に読み取ることができる、ということかなと思います。



それって推理小説だったら犯人がわかっちゃうんじゃない?

と聞かれたことがあります。

鋭いご指摘ですが、もともとの目的が「楽しむ」になってれば

無意識はよくできた演出家のように

ハラハラドキドキのほうを優先してくれているようです。


え?私が鈍くて推理できてないだけだろうって?

そう思う方はぜひご自身で試してみてください。

どうせフォトリーディングには5分もかからないのですから(^-^)



私がお勧めするやり方はこんな感じ。


ステップ1「目的」は、簡単にいえば「楽しむこと」。


ステップ2「準備」では目次や登場人物の紹介、

裏表紙の要約をざっと見ます。


そのあとステップ3「フォトリーディング」。

推理小説など気分的に内容を知りたくないゾ

と言う時は本の後ろからめくってもいいかも。


この時点で「面白くなさそう」と思うことが時折あります。

そういう時は最後まで読んでも

やっぱり面白くないことが多いです(^^;

違和感がなければ、ちょっと一服した後、

復習と活性化は飛ばして

フツーに読むか高速リーディングします。


よかったらぜひ試してみた結果をレポートしてくださいね!


特に効果を期待しない場合でも、

フォトしておけばフツー読みの速度も

速くなるので、試しにやってみてください(^^)/