【石ヶ森流】試験勉強とマインドマップ | 石ヶ森久恵のブログ

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脳全体を活用する。どのような場面、職場においても基礎力となる「ポータブル・スキル」として!

資格試験など試験勉強のためのマインドマップの
描き方をよく聞かれます。

今回ご質問を頂いたのは

「参考書をまとめようとするとうまくキーワードを選べない」

というものでした。
特に参考書など情報量が多く、
どれもこれも大切なキーワードに思えるときは
膨大な量の前に気が遠くなることもあるでしょう。



資格試験用と言うと、マインドマップインストラクターの
萩原さん、近藤さんが書かれた

マインドマップ資格試験勉強法 」などを参考にして頂けるとよいのですが、
石ヶ森流のやり方もご紹介してみましょう。


いろいろな勉強のタイプがあると思うので、
これが決定版です、というのは私が決めることではなく
ご自身で試して選ぶのがベストです。

その一例として下記が使えれば幸いです(^^)/
いくつか方法論があるのですが、
今回は、
「参考書の情報を少ない語数にして
 コンパクトなマインドマップにする」
というテーマにしてみましょう。


試験で試されることをざっくり分類してみると
①その分野について必要な知識を持っている(=穴埋め)
②その知識に基づいて、適切な判断ができる(=ひっかけ問題)
③その分野の課題について、自分の意見を持っている(=論述題)
と言えるでしょうか。


参考書などの文章を丸暗記しておくことよりも
取り上げられている課題のエッセンスをきちんと理解して、
応用できることが重要なポイント
と言えると思います。

そこで、いかに短時間に求められるレベルの理解を得て
より多くのケーススタディに当たるか、ということが
鍵ではないでしょうか?
(覚えるだけでいい試験も中にはあるでしょうが…(^^;)


ケーススタディと言えば、例題、設問、問題集。
私はその分野の情報がしっかりまとめられて評判のいい参考書で
章、節ごとに設問が付いているような参考書があれば、それを使います。


参考書選びはとても大事。
試験範囲がすべて同じ頻度で出るということはまずありません。
その分野、資格レベルの肝となる頻出の課題が必ずあるはず。
ですので合格率が高い参考書を選びます。

その際本のタイトルで選ばないこと。
ネットなどでその試験に合格した人の情報を検索し、
どんな参考書を使ったか複数を調べてから、
本屋で自分でピンと来るものを買いましょう。


フォトリーディングできる方なら
ここでフォトリーディングしておくといいですが
できない方でもざっと目次を見たり、
各章の最初や終りについているイントロやまとめの文を
最初に一通り見ておくだけで全然理解が違います。


その先の手順は以下の通りです。要は
描いたマインドマップを煮詰めていく作業を繰り返す
ということです。


以下の①~④のサイクルを繰り返して、
1枚のマインドマップにどんどん書き込んでいく方法もあります。
が、
得た知識をいかにコンパクトに記憶するか、と考えると
語数をさらに減らしたほうが楽になりますよね。
語数を減らし、キーワードを選ぶということは
課題に対する理解を深めることにつながります。

ですから、私は以下の⑥も追加することをお勧めします。
①~⑤でサイクルを回すと、3回もしないうちに
かなり語数を減らせます。


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①だいたい一枚のマインドマップになりそうな量の章もしくは節を選ぶ
 ご自身の感覚で結構です。5~10ページくらいの量がいいでしょう。
 ただし、この後設問を解きますので、
 おおざっぱに理解できたかなと思うくらいは読んでください。


②キーワードと思えるものを拾ってマインドマップを描いてみる
 完全なものにしようとするのではなく、
 5~10分くらいで書き終わる、ラフな下書き感覚でOKです。

 キーワードは漢字の熟語、カタカナ、英語などが
 キーワードになっていることが多いです。 
 まずはこれらを拾ってみて、マインドマップを描いて見てください


③その章、節についている設問を解いて見る
 普通に設問を解いてみましょう。
 だいたい選択問題なら5~10問くらい、文章題なら1、2問。
 10~15分程度で終わる量を時間を区切って解いてみましょう。


④設問を解き終わったら、回答のほうの解説を読んで、描き足す
 解説のほうに出てきたキーワードをもとに、
 ③で描いたマインドマップにしるしをつけたり
 マインドマップに描き足してみましょう。
 
 自分があったところ、間違ったところは、
 「ああっ!」と言う気づきがあったところですから
 記憶に残りやすいです。
 それをすかさずマインドマップに書いておきましょう。


⑤上記④でできたマインドマップを描き直してみる
 今度はマインドマップの内容を整理して、語数を2/3とか半分に
 減らして描けるかを試してみましょう。

 語数を減らす肝は色と絵、強調を使うこと。
 ちょっとしたアイコンを描く手間をいとわずに
 落書きを楽しむ感覚で取り組みましょう。

 その時⑤で足したキーワードは重要なので
 書き写しておきましょう

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試験範囲の膨大な情報量を減らすことはできません。
いかにコンパクトに記憶にしまい、いかに引きずり出しやすくするかは
自分なりにエッセンスを煮詰めていく作業で培われます。


字がたくさん並んだ参考書とにらめっこしているより
カラフルなマインドマップをいかに工夫して描くか、と言うほうが
脳にとっても楽しいはず。
落書きばっかりしているうちに、気が付いたら合格しちゃった、という
ことになるでしょう。


いかに楽しく試験勉強するか。
それにぜひマインドマップを取り入れてくださいませ(^^)/