前記事をUPした理由
前記事読んでくださった方はお察しかと思いますが、紀平選手を案じているわけです。私の娘は彼女と同じ16歳、やっと高校2年生になったばかりです。同年代の子たちといろいろ交流ありますが、紀平さんの受け答えはそれと比べて幼稚なものではないと思っています。世界で戦うアスリートとしてはまだ駆け出しなので。16歳女子たちにテストどうだった?と聞けば「マジ花粉症で勉強どころじゃないから、全然!」部活の試合どうだった?と聞けば「練習時間足りないんだよね、場所使えないから」吹奏楽やバンドのコンクールどうだった?と聞けば「〇〇ちゃんがミスしたから…」こんな感じで言い訳とか責任逃れとかは普通に出てくるわけです。悪い結果が出たとき、自己分析は必要です。その時、経験値や知識の少ない子供たちにどんなアドバイスをするか、言い訳をポジティブに置き換えてあげられるかは大事だと思います。花粉症なら薬探しや事前にできる治療を故障なら予防と治療と痛みに対する対策を練習場所がないならなくてもできるトレーニングや体力づくりなどを誰かのミスならそれを差し引いてあまりある技術とチームの大切さを話してみて答えが探せなければ、相談すべき適切な相手を。我が子には「言い訳すんな」と言い続けているからあまり言わなくなりましたがテスト前日に「やべー、終わんねぇ」とかほざくので「はい、知ってた速報!この調子なら終わんないのわかってたし」と返すようにしてます。悪い結果を持って帰ってきたときは「で?どうすんの?」というとたいてい「原因はわかってる、次頑張る」となります。原因がわからないときは相談してきます。何か愚痴って来たら、それは愚痴なの?と聞きます。「そうだよ、愚痴だから黙って聞いて!」という具合です。ことによっては泣きながら愚痴るので、そういう時は「うんうん」と頷くばかりです。世の中にはどうしようもないこともあるので、諦めるために愚痴を聞いてやります。愚痴は両親のどちらかに、外では吐かない、というのは徹底します。ごく親しい友人には愚痴ってしまうこともあるみたいですが文字やメディアに残すな、ときつく言い聞かせています。(私がこんな愚痴ブログを書いていることは内緒ですww)とにかく若い子には適切にアドバイスして自分で考えて決めさせる、それだけでどんどん育っていきます。今紀平さんは、まず靴の問題、次に筋肉の状態の問題と、注目されたての時に話題にしたことをしつこく聞いてくる大人に素直に答えてしまっているのだと思います。何回か自分発信じゃなく「靴の状態は?」「筋肉の調子は?」などと聞かれ続けたら、聞かれる前に答えておこう、となるのは当たり前なんです。どうせ聞かれるんだから、聞かれる前に答えようというのは逆に賢い子にみられる傾向だと思います。だからこそ、身近な大人が「全部正直に答えなくていいんだよ」と教えてあげるべきです。さっとんは賢い子でした。馬鹿正直ではなかったというべきか。全日本で勝っても、真央ちゃんや佳菜子など先輩に敬意を払っていた。心で闘争心を燃やして、表では敬意を払い、自分はまだまだ足りないと言う。ハマコーがいちいち指導しなくても、すぐ周りだけではなく世の中の空気も読めていた。あるいは親がアドバイスしたかもしれないけど。真央・佳菜引退後は、名実ともに日本女子のトップになったのでそれなりの発言もするようになったけど、インタビューなど表に出てくる部分はいつもまじめで謙虚だ。それは今でも。戦略やプログラム選びなど、ハマコーが主導するところは本当に鼻につくのに(後半2A+3T固め打ちとか、バレエ習ってますアピールなのにできてないとか、ジャンプ修正しました宣言とか)、私はどうしてもさっとんを否定する気になれないの。点数爆盛りされても、ジャンプ修正できてると思い込まされても顔芸で点数上がると思い込まされてもとにかく悪いのはさっとんじゃない!って思える。彼女はハマコーを信頼しているに過ぎない。それはメディアが持ち上げてくれてることについては自覚があったから。皆さんが言うほど私はすごくありません、そんな才能ありませんってわかってたと思うの。だからこそミスパーフェクトを選択した。誰かのミス待ちでいい、自分の精一杯を全部出せば結果が出る、と。今だって向上心は持ってる。向かう方向性がハマコープロデュースなので間違ってる感はあるけど。真凛も自分はメディアに持ち上げられてるの、当然わかってた。世界ジュニアのメダルが棚ぼたで実力以上のものだったと一番実感してるのは本人だった。有名子役の妹とセットでメディアが持ち上げるので巨大スポンサーもついたのに、ハマコーは失敗を庇ってもくれないし、練習不足としか言わない、当然結果も伴わない。それに気づいたから煩わしい日本を飛び出した。ハマコーの下でできる限界が見えたんだと思う。スケーターとしての自分の可能性をまだまだ信じてほしい。ラファがどう料理してくれるのか楽しみだわ。ハマコー(と白🐽)は、メディアに持ち上げられることの危険性を甘く見すぎ。一気に知名度が上がることは子供にとってはとても危険。実力以上の評価が、プレッシャーになることも考えて!教え子のダメさをメディアに吐露するなんてもってのほか!政治力じゃなくて、教え子を庇う姿勢をオーサーやモロゾフから学んだほうがいい。外では庇って、本人には厳しく適切な指導をしてあげてほしい。まだ子供なんだから。(ってハマコー自分で言ってたじゃん、それメディアに言うことじゃないから)紀平さん、今季はアクセル3本そろえられてないよね?世選で負けてもへらへらと靴のせいにしてたよね?痛いところがない選手なんてほとんどいないよね?成長期なら、足の大きささえ毎日変わってもおかしくないのに常にベストであるはずないじゃん。負けても次があるというポジティブさは頼もしいけどこの時期の体の変化なんて、運動能力に秀でてるだけの普通の子に、そんなのわからないよ。本人がわかってると思い込んでるだけ。ベストじゃない状態で最高の結果を出していく方法も、調整の仕方も、メディア対応の仕方も、大人が適切にアドバイスした上で、自分で考えるんだよ。そして、人格形成が完成する思春期に今の状況。選手生命を終えてからの人生のことを考えてほしい。マチコも久美子先生も、真央ママも同じようなこと言ってた。どんな選手であるかより、どんな人であるかのほうがはるかに大事で愛されるスケーターは、結果的には愛される人であると。勝つ選手が素晴らしいんじゃないのは真央も、みどりも、クワンも、大ちゃんも、Pちゃんも五輪チャンプじゃないことでわかるでしょ。リーザに至ってはオリンピックに出てもいない。それでもあの演技であの歓声。目の当たりにしたじゃん。リーザはただ3Aが跳べるから愛されてるんじゃないってわかるよね。日本人で3Aを跳ぶ選手が出てきて嬉しいの。プレロテとか言われても、「今の」ルールであれが回転不足じゃないならもうそれでもいいの。みんな平等なら。だから変わらず応援していきたいの。マジ、数年前からのゆづへの気持ちの変化と同じ道をたどりたくない。まともな大人が、まともに指導してあげてほしい。親はどんな思いだ?真央ママは真央を慢心させなかった。キスクラで足を開いて座ることすら注意するぐらいだった。インタビューで「ママ」呼びするのをやめさせたのもママじゃなかった?私が親なら、あんなインタビューはやめさせるようにアドバイスするし、なんならみっともないテープぐるぐる巻きは今すぐどうにかするけど。ほんと、だれでもいいから、今のうちに紀平さんをどうにかしてやって!逸材をつぶさないで!切実にそう思います。