先日東京文化会館で声楽の演奏会にでかけた。


ソプラノの歌声でシューマンの「詩人の恋」を聴いたが、非常に新鮮だった。

詩は男の恋とその後についてだから、まぁ違和感がないわけでないし、当然声楽的な聴かせどころも変わってくるが、そんなことは当然歌い手も織り込み済みだろう。


男声女声の制約だけでなく、声楽には声域の問題もある。現在では転調して歌うことは極めて一般的だが、これは最初からそうだったのかしらん?

ほとんど編曲しているのと変わらないような印象があるのだけれど、仕方ないことではあるし…

このことは調性感について考える時にいつも悩まされる。







久しぶりにプールに泳ぎに来たのに、混んでいて自分のペースで泳げず早々に撤退…悲しい。


桜は咲いていても、葉も芽吹き出していてあまり美しく感じない色合いになっている。

しかしここまで開花が遅くなるのも珍しい気がしますね。特に寒すぎるわけでも暑すぎるわけでもない気がしたが…日照時間だろうか。

農作物は今年どうなるのかな、なんでも毎年同じとはいかないなか、対応していくのは大変だろうなぁ…。




第二主題の、大切なものが開いていくような幸せが好きな一曲。協奏曲もそうだけど、この時期のスクリャービンの幸福感は特別だと思う。


実はこの曲ショパンのファンタジーに形がそっくり。初期のスクリャービンはショパンの影響が強いのは周知の事実だけど、どの曲も響きが完全にスクリャービンの色。

後期の急変に昔はついていけなかったけど、今はどちらも違うスクリャービンの色として好きになっている。人間として彼を理解できるようになった時、初期も後期も同じ色として感じられるようになるのかもなぁ、なんてね。




4/1はエイプリルフール、嘘をついても良い日というけど、毎年思うのは、もう4月なんて嘘だろ?ということである。

4/1なんて嘘ピョーン、年始に戻ります、とならんもんかね。今年の1/1には戻りたくないけど…笑


今自分が練習している曲、レッスンしている曲ばかりが頭に流れてしまう毎日を送っていて、なかなかこちらに書く曲が思い当たらず。

シューマンの春は前書いた気がするし…まぁシャーマンは春のエネルギーを感じる曲が多いから他の曲でもいいだろう(暴論






なんだか移動が多い毎日を過ごしていたが、ここ二日は少し家で過ごす時間。

家で過ごす=野暮用と練習の日々なのでむしろ気が休まる時間は減っているけど。

 

今シーズンの演奏会に向け着々と準備を進めているが、新曲が多いとそれなりに身体にかかるストレスが大きい。

ブラームスのソロ、久しぶりに新曲を弾いているがなかなか厳しい。得意な方とはいえ、やはり手に負担がかかる作曲家なのは間違いないなあ…いつかは協奏曲の2番も弾いてみたいけれど、譜読みするだけで手が壊れてしまいそう。

 

 

 

 

いやあそれにしても素晴らしい曲だ・・・

ポリーニが亡くなった。

 

ポリーニ、といえば私は「完璧」と言う言葉がすぐ浮かぶ。

現代のピアニストで彼のショパンのエチュードのCDを聞いたことがない人はいないのではないだろうか。

私は尊敬と共に、人間離れしたものに対する恐怖をポリーニという存在に抱いている。

 

彼の出現はきっとピアノ界を大きく動かした。もしかしたら彼の出現が一旦のピアニストの歴史のピークになったのかもしれないと思ったりもする。

 

 

先日私の師匠の芸大退官記念演奏会が催されたこともあり、時代の転換点にいるのかしら、など。