9/9


えっもう11日目…

今日はサンセバスチャン、及びラヴェルの生家があるバスク地方に連れていってもらう。


彼の運転は非常に心地よいが、何より体力が化け物。演奏と運転は似ているなあ…









街が良すぎるしご飯も美味しすぎる。

甘えて堪能することの幸せを十分に享受し、夜は音楽談義?というか色々音楽を聴く。やっぱり我らの先生は最高だなあ…

9/8


04:00 ホテル

05:00 空港

前日夜に、友達との合流が夜になることが発覚し、流石に少しあたふたする。

がまぁなんとか起きて、ホームの位置がわからないなど小さなミスを重ねながらもウィーン空港にたどり着く。


07:00 ウィーン

10:00 マドリード


空港はとても綺麗で驚いた。

ただ、出れない。電車の乗り場を探すところから一苦労、それに加えて切符の買い方がわからん。これに関してはスペイン語わからなかったらゲームセットだったので友人に即電話。隣の人に聞いても良かったのだけど。

無事主要駅について、なんとか荷物をロッカーに預け、行動開始。



これを頼むのにも異常に苦労。英語メニューもないので、Google画像翻訳がなかったら終わっていた。

そして、プラド美術館に。いやはや、半日以下じゃとても無理。数日いないとだめだこりゃ。


17:25 マドリード

19:10 サラゴサ

電車遅れるなどしたが、ついに友達と合流。あとは彼に任せてしまおう…今や教授職の彼。誠実、寛容で前向きな彼はなんの心配もなく話せる素晴らしい仲間。もう仲間とは言えないのかもしれないけれど、今後もお世話になります(歳下





9/7


08:00 ドレスデン

14:50 ウィーン

改めて、強引な旅である。これで天気が悪かったらどれだけしんどかっただろうか…神様からのプレゼントと思っている。

時差ぼけ効果もあり、酒が残りながらもスパッと目覚める。またね。


ウィーンに来たのはどうしてもモーツァルトのオペラを今見ておきたかったから。街並みも昔と変わらず歴史を感じる。シュテファンの工事が終わっていてびっくり。




オペラ。皇帝ティートの慈悲を聴く。以前ドレスデンで見た時はいたく感動した作品、今回は少し複雑さを感じたが、歌い手が皆素晴らしく、感激。そして、最上階までほぼ満席。音楽の街、ウィーンの底力を感じた。



明日も朝移動、スペインへ。大丈夫かな身体



9/6


15:00

この旅の主目的、久しぶりにドイツの先生と会う日。


少しお年を召された感はあったが、相変わらずエネルギッシュで素晴らしくあたたかい…。

お話しメインで、ピアノは少し聞いていただくくらいと思ったが、弾き始めると昔と変わらぬ素晴らしいレッスンに。もう自分は全く生徒をとっていないし、現場から離れているから、と言っていたのが信じられない。

楽譜に書いてあることを言っているだけなのに、瑞々しく、詩的で…自分は見ているようで何も見ていなかった。ただひたすら音楽への愛を感じる時間。



自分の道を進んでいって、果たしてこんな世界が見えるのだろうか…不安もあるが、どこまでも先があるということに対する幸せも大きい。


18:30

私が留学していた頃から、大学の伴奏員として働く同門の先輩と会う。あたたかく、強い。

再会、またいずれ演奏会しようと話して、お別れ。


今日でドレスデン滞在も終わりか…まあ、また考えはまとめよう。ありがとう、ドレスデン。

9/5


疲れはピークに来ている感じもある。まだまだここからしんどい日程を組んでるというのに先が思いやられる。


10:00

留学中から特別なお土産のためにいつもお世話になっていた、近所の日本人経営のワインケラー、DWG Handel さんに。

相変わらずワイン愛の溢れる素敵なマスター、最高。



11:00

住んでいた寮の1階のカフェに。

入った途端マスターが、

「久しぶりじゃないか、随分来なかったな」

と。なんとあたたかいことか…最高のアイアーシェッケ(ケーキ)に自然と口角が上がる。






13:30

お土産のバウムクーヘンとコーヒーを買い、ひと休みしてドレスデンの美術館、アルテマイスターに。素晴らしい作品のみならず、厳かな空間を堪能。

もし、一室一作の美術館があったら面白いな、とふと感じた。色々な作品がある中の、となるとどうしても集中がそがれるし、光の反射も全ての作品に良い配置にはできない。まあ、そういうこだわりは自分で所有しないとできないか。


美術と音楽の相違についても考える。細かい話は旅行記には書かないが、演奏の創造性というものをもう少しポジティブに考えることは、自分の精神にも良いのかもしれない、など。


17:00

音大の元守衛さんと会う。とても有能な方で、面倒な練習室取りも彼女にかかればあっという間だった。学生思いで能力も高かった彼女がいま音大にいないことが残念でならない。

つたないドイツ語で一所懸命話す。楽しい時間はあっという間。


19:00

昨日と同じコンサートに。今回は空席が多いためか安い値段で前から2列目に。近すぎると、団員の細かな機微が分かるので面白いのだが、非常に疲れるし、音響はさほど良くない。昨日とは別の聞き方をして楽しむ。

今回の演目のヴィオラのソリスト、タメスティは2公演ともに凄まじかった。これしかない、という音楽のラインを完璧に進んでいたように思う。

シュターツカペレはいつもそうだが、異常にフレーズが長く取れる。精神力とイメージ力だろうか…今回のアルプス交響曲なんて、50分1フレーズだったんじゃないかな笑

終演間際には時差ボケによる凶悪な睡魔に襲われる。渡航してのコンサートにはこんな危険もあった…がヨーロッパに行くときに時差ボケになることは今までなかった。これは歳かな…参った参った…。

夢のような2日間のコンサートはおしまい。全ては心に響いている。目指すものを忘れず進むのみ。