陽が当たるとポカポカ陽気、僅かに残る雪がキラキラ反射して美しい。

 

今日は少しだけ考えていることを。

舞台に上がるようになってから、舞台で良い時間を作るための練習について長らく考えてきた。

当然、シンプルに自信を持って弾ける状態の時は、予期せぬ変化に対する対応力が違ってくるから大いに楽。ただ、そう毎回いい状況に持っていける訳でもないので、なるべく変化を少なくしようとすると考えるか、変化があることを前提に、状況に寛容になるか…。

 

そもそも会場は毎回違うし、同じ瞬間はない生き物であるから、変化を少なくしようとする試みは基本的に中々うまくいかない。

当然同じ楽器では日常的に練習できないし、椅子の高さ、位置の調整も、完璧に練習と同じ状態になることはなかなかない。特に若いうちは短時間で整える必要がある舞台も多いだろう。そもそも椅子の材質もそれぞれ…。練習の時と違う靴を履いて弾くだろうし…要は当日リハーサルでアジャストすべきことが本当に多いのだ。家で靴を履いて練習したり、なるべく蓋を開けて弾いたり色々してきたが、まあ効果は少ない。

 

練習はなんのためにするのかと言ったらもちろん良い演奏のためにするのだけれど、曲の設計図を作ってそれを実現できる指と耳を鍛えるだけで満足するのでなく、それをどんな場でも実現するための工夫も必要。単純に弾く量を増やせば解決できる面も大いにあるのだけどね。

私は理想を追いすぎるタイプなので、実現する方法にもきちんと脳を使うよう改めて自戒…。

 

 

 

こんなにも自由で楽しそうで、毎回違う素晴らしいことが起きそうな演奏なのに、安心して身を任せられる。こうありたいものだなあ。

 

雪だ!

となるのは体内の北陸の血が騒ぐからだろうか。きっと北陸で生まれ育っていたら雪はむしろ気持ちが落ち込む、もしくは無感情になるものなのかもしれぬ…


北陸の血が入った東京人は昨晩からワクワクが止まらなかったのである。これならもしかしたらサクサク雪を楽しめるかも…残念、今朝はもうべちゃべちゃでした。


ここはやはり「雪は踊っている」だろうと探していたら、素晴らしい子供の領分の録音が。





これがライブかぁ…

今日は府中市生涯学習センターにて、ピアノの発展に関する講座の中で演奏でした。

ご来場いただいた方、寒い中、雨の中、ありがとうございました!

 

 

 

バッハ:平均律クラヴィーア二巻 第一番ハ長調

ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番 嬰ハ短調 作品27-2 月光

ベートーヴェン:ピアノソナタ第29番 変ロ長調 作品106 より第一楽章

ドビュッシー:喜びの島

 

渋いようで、中々パンチの効いたラインアップでした。

兼ねてからお世話になっている鴨下さんの楽しいお話に乗って、僕も楽しく弾けました。

 

お客様皆様が、Steingraeber  に良い印象を持っていただけていたらいいなあ。色々な音色が出せる、とても良い楽器でした!ドイツの楽器ですが、案外ドビュッシーの響きが作りやすかったかもしれない。会場の響きもあるだろうから、色々なところで弾けるよう、楽器の名が広まっていくといいなあ。

 

なんじゃい、花粉が飛んだからあったかくなるかと思ったのに…涙


寒い日は何故か鳥がよく家に飛んでくる。シジュウカラが庭の水を飲む姿に癒される。水を飲むだけで他の人を癒せるなんて羨ましいこと笑 



前回に引き続きシューマンを。




森の情景という曲集の中の一曲。

この鳥は現実の鳥か否か…