こんにちは。
福岡(田川)でお茶を楽しんでいる吉武です。
昨日は、福岡長生会でお世話になっている甘木の安長寺の開山忌でした。
献茶式とお茶会に初めて参加させていただきました。
神社でのお献茶は何度か拝見をしたことがありましたが、お寺でのお献茶は初めて拝見させていただきました。
本堂で、献茶の後、参列したひとりひとりが仏前でご焼香させていただけて、ありがたいことでした。
その後は、濃茶と薄茶のお席、そしてお弁当タイム。
待合の掛物は、「竹有上下節」
濃茶席の掛物は、「茶在瑞草魁」(ちゃありずいそうのさきがけ)
薄茶席の掛物は、エピソード満載の「青山緑水」(宗心宗匠、宗完宗匠合筆)と
打出の小槌画賛「福徳は誠一つのこころより」
そして、やはり私の楽しみのお菓子
濃茶席は、京都の二条駿河屋製の「新緑の山路」
薄茶席も同様に京都の二条駿河屋さんの「卯の花糖」と「青楓」
こちらは、前日(楽水庵茶会)に引き続き、母のお土産に、とまたしても袖の中へ…
実家に帰ってから、母にお薄一服
京都のお菓子をいただける幸せ
二条駿河屋さんで調べたらわかるかな~ と思いましたけど、二条駿河屋さんについて書かれているのはわずか。
堀内家の出入りのお菓子屋さん、ということがわかったくらいで…
う~ん、「卯の花糖」って、豆みたいだから?(いや、どっちかっていうとソラマメの形で大豆の形ではないし…)
卯の花の色みたいだから?(白は合っているけど…それ以外には共通点がないような…)
材料におからとか使っている?(いや違うと思う…)
と疑問に思いながら母と半分っこして食べました。
いつも、お茶席では知らないことばかりで、一生懸命覚えて、帰ってから調べようと思いながら
まず、席中で覚えられることが半分あればいいほうで
席をでるまでにその半分ほど忘れ
帰りつくまでに残りの半分以上忘れ…
調べようとPCの前に座るまでにさらに半分忘れ…
(はい、ここまでで覚えているのは、 1×1/2×1/2×1/2×1/2=1/16 になっています)
時として、覚えているのはお菓子のことだけだったりする私です
なので、このブログはその無残に消え去った記憶のうちのかすかな残りの備忘録です。
でも、ほんとにお茶席って楽しいです。
(知らないことばっかりで、いつも「ほ~」って思うことばかりですが)
そうそう、お弁当で相席になった方と初めてお話をしたのですけど
この拙いブログを読んでくださっていて…
嬉し恥ずかしの気持ちでした
今、読んでくださっている方にも…
ありがとうございます。
いつか、お茶をご一緒したいですね