朝6時半過ぎから、現場にて機織りでスタートです。
気温は低く、風は強く、本当に3月の下旬なのだろうか、と思わせる気候でした。
そして
こういう日は、やっぱりあまり織れないわけです。
9時半過ぎ、メール着信を見ると用事が発生したので、それの対応に事務所に戻り、そのついでに昨日のお礼を言って回りました。
まずは鳥居楼さんへ車(軽トラ)を取りに行き、それから市役所へ挨拶へ行き、最後に高島晒の事務所にうかがいました。
昨日みたいな派手なイベントは、あまり産地内での開催は記憶にはありません。
来られた方々にとってはどういう時間だったのか、何か得るものがある機会だとしたら、それだけで前へ出た人間としたら、やった意味のある、有り難いことだと思います。

今朝の新聞で早速取り上げてくださるところがあり、偶然我が家が引いている新聞がその京都新聞だったので、有り難く拝読いたしました。

今年度の一区切りが付きつつある中で、来年度はどうなるんだろうか、と他人事のように考えてみますが、あまり浮かびません。
まだまだ、「鬼が笑う」時期なのだと思います。
戻ってから、午前中から昼過ぎにかけて、ひたすら現場で働きます。
お昼ご飯は13時、紺のきつねそばとおにぎりです。

ごちそうさまでした。
紺のきつねそばは、少し甘いのですがバランスが絶妙で、カップラーメンをあまり美味しいと言わないヨメでも、これは美味しいと言っていました。
最近の最大のヒット作です。
午後からはしばらく、出来ていなかった事務所仕事をこなしました。
展示会への出展書類提出を二件分、申請書類の再提出を一件分、そして電話への応対を数件。
時間がないのです。
終わってからはまた現場。
19時過ぎに工場を停めるまで、黙々と働きました。
やっぱり、機屋の肝は現場なのだと思います。ずっと入っていると楽しいし、目の前で織れていく生地を見ていると吸い込まれそうになります。
しかし
わたしの立場は社長ということで、生地たちを売ってこないといけませんし、そのためには外にも出ますし、事務所に入ることも多くなります。
現場を知らないで機屋を名乗る気もないので、この生活で満足はしているのですが、わたしが現場に入りすぎているということは、あまりよくないことなのかもしれませんね。
夕食は、えびピラフでした。

ヨメに
「これはチャーハンなのか、ピラフなのか、それとも違う何か、例えばチキンライスなのか?」
と気に障らないようにたずねたところ、COOLに
「ピラフ。」(微笑)
とのことで、怒られずにメニューを確定できて良かったです。
かぶらの漬け物をちりばめ、別のおかずを添えてガッツリといただきました。

ごちそうさまでした。
寒い上に、雨までちらつく中、上の子のサッカーが屋外で行われていたようで、彼を迎えにいくヨメと下の子のそわそわ感を感じつつ・・。
わたしは再度、事務所に戻り、溜まっていた請求書の発行業務に勤しみました。

お蔭で、なんとか残りわずかな三月決算の、わが社の今年度の数字も見えてきました。
無事に、乗り切りたいものです。
家庭では
明日は下の子の卒園式です。毎日指折り数えて、卒園式の日を緊張しながら待っている下の子の様子を見ていると、ほんとうにかわいらしく思えると同時に、大きくなったなあと思います。
彼らの大きくなってきた様子を見ていると、わたしもまだまだ負けてはいられないと強く思います。
より一層、いくつになっても成長したいものです。