飛行機で滅多に寝ないわたしが、今回は本当に眠くて眠くて、熟睡に近い眠りを得ることができたのは、ひとえに心地よい疲れによるものだと思います。
その時々やれることは、せいいっぱいやれたという個人的な達成感のようなものはあります。
しかしそれは、これから得られる数字などの話とは別です。
すべてにおいてうまくいく、ということはあり得ないので、これからの計画や行動には、慎重を期さないといけません。
考えること、実行すること、いずれもかなり多いわけですが、少し頭を冷やして冷静に処理しないと、大変なことになる気がします。
慌てず、騒がず、何をすべきか、考えていきたいと思っています。
そんなことを思いながら
飛行機は那覇付近から、鹿児島へ至るくらいで夜明けを迎えたようで、しばらく前席の市役所加藤くんと共に、窓の外の風景を眺めていました。



黒が紺になり、紺が青になり、青が光とせめぎ合い、そして光が白く立ち込め、青を支配し始めます。
機内でのそういう風景は、普段ではなかなか見られないものなので、楽しみながら見ていました。
(しかし、陽が差すと途端に眩しくなり、他の方の迷惑になるため、慌てて閉めました。)
今の「高島ちぢみ」が置かれている場所は闇の部分なのか、光の部分なのか、それはわたしにはわかりません。
しかしながらとにかく、自分達のしていることは、少なくともそれをより良い方へ動かしているのだと信じて、より光の指す方へ、今後も取り組んでいきたいと思っています。

朝の機内食をいただき、目覚めます。

6時45分に、関西空港へと到着しました。

本当に、やれやれといった感じですが、まだ滋賀の高島に戻るには、ここから数時間かかります。

同行した皆さん、本当にお疲れさまでした。

行きと同じ、関空にある神坐(かむくら)さんでラーメンをたべました。やっぱり、日本食は美味しすぎると思います。
はるかに乗り、京都へ向かいます。

よい天気で、うとうとしながらの電車は、非常に眠気を誘います。
在来線に乗り換え、家を目指します。

びわ湖を見ると、やっぱり帰ってきたことを強く感じますし、落ち着く気がします。
駅で同行したメンバーと別れ、迎えに来てくれたそれぞれの家族と、市役所柳森さんと、機屋の川島くんにお会いすると、漸く帰ってきたことを実感しました。
幸い、祝日だったので、午後からは休むことができましたが、家はすっかり子どもたちに占拠されていました。

しかしながら
この風景が、わたしにとってはおちつくものです。
そして、そこかしこに、秋の気配を感じます。敷物、子どもたちの服、におい、少しだけ、季節が進んでいるのだと感じました。

夕食を家族で一緒にとりました。
すき焼き、ごはん、お味噌汁、梨。



普通の日本食ですが、いちいち美味しくて、有り難いと感じました。
そして、ほっとして眠くなりました。
明日は、高島ちぢみでの報告業務や、仕事での用事が山積する中ではあると思いますが、頑張っていきたいと思います。