今、日本で一番恐ろしい偽装保守・保守分断勢力は宗教団体の「幸福の科学」と、この宗教団体による政党、「幸福実現党」ではないでしょうか。
 
「幸福の科学」は、沖縄や国連に調査する人材を送ったり、保守言論人を集めてイベントや講演会を開催するなど、一見すると反日勢力を叩く活動のスポンサーになっています。
 
しかし、一般国民の間では、「幸福の科学」に対するイメージは良くないため、保守言論人が「幸福の科学」がスポンサーになっているイベントに出たというだけで、「あの人は怪しい」というレッテルが貼られ、保守言論人の信憑性を根本から揺るがしてしまっているのです。仮に、その保守言論人が真摯なメッセージを発信していて、宗教とは実際は関係ないとしても。これは、非常に由々しき問題だと思います。
 
一般的な感覚からすると、「幸福の科学」による「イタコ芸」は、滑稽であると共に、人権侵害と名誉棄損のような活動にしか見えません。本人の許可なく勝手に有名人の守護霊を呼び出して、霊媒となった教祖が本人の守護霊になりきって、様々な裏話を語るというものですから。
 
面白いといえば面白いのですが…。例えば…。
 
安倍首相の守護霊を呼び出して、答える答える…。この方、東大卒の元エリートです。
 
 
プーチンの守護霊インタビューも。しかし、話している内容は、なぜか日本人目線。
 
 
ごくたまに、実在の人物と対談したりすることもあるらしい。
 
 
新しいところで、トランプ大統領の守護霊の霊言。
 
 
本人に許可なく名前を使って、本人の意思や言葉とは無関係の内容を許可なくビデオを公開し、許可なくそれを著書にして出版する。これは、肖像権や名誉棄損スレスレのところではないでしょうか。信教の自由と言論の自由を盾にして、こうした内容を垂れ流すのは、非常に悪質といえます。
 
何よりも懸念すべきことは、本当に日本のことを想い、真摯なメッセージを発信されている言論人の方々でも、こういった団体と関わることによって、名誉や信憑性が間接的ではあっても、壊されてしまうことです。