思考のクセづけ 考え方を変えれば人生も変わる(ジェームズ・ボルグ 著)-その7- | うつ克ーうつを克服する生活ー

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寛解を目指して治療中です。
うつを克服する生活、略して「うつ克」をやってます。
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そんな日常を徒然なるままに書いていきます。
コメントもよろしくお願いいたします。
拙い文章ですがお付き合いください。

どうも、うつ田 克美です。

今日は、「思考のクセづけ」第7章『脳の回路があなたをつくる』のまとめと感想です。
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第7章では、『記憶を左右する集中力』と『脳の配線は意図的に変えられる』と『ストレスが記憶力を低下させる』が特に面白かったです。

『記憶を左右する集中力』で紹介されていたイギリスの詩人サミュエル・ジョンソンの『真の記憶術は注意術である。』という名言が印象に残っています。
複数の作業によって脳の集中力が分散されると記憶に残らないそうです。
今ここに集中して生きることの重要性を教えてくれる名言だと感じました。
ダラダラと日々を過ごすのではなく、今ここに集中して生きていきたいと思います。

『脳の配線は意図的に変えられる』では、『私たちが記憶を利用すればするほど、記憶のための接続は増強されます。』と書いてありました。
この文章を読んで、うつでつらく苦しかった日のことをいつまでも思い返していると脳内の記憶がどんどん強化されてしまうと気付かされました。
どうせ、脳内の記憶を強化するのであれば、ワクワクするようなポジティブな記憶を思い返す方がいいですよねぇ。
うつの症状が重いときには過去を振り返ってもつらく苦しかったことばかり思い出してしまいますが、そんなときにはこのことを思い出して、苦しい過去にも前向きな意味付けができるようになるといいですね。(うつが本当に重たいときには難しいかもしれませんが…)

『ストレスが記憶力を低下させる』ではストレスホルモンであるコルチゾールの負の影響について書かれてありました。
ストレスを受けた時に放出されるコルチゾールは、心臓にも良くないそうです。
私の場合はストレスがかかると胸が苦しくなるのですが、コルチゾールのせいだったのかもなんて思いました。
また、コルチゾールは、学習と記憶の中枢である脳の海馬に対してかなりの損傷を与えるそうで、海馬のなかにある細胞のいくつかを最終的には破壊するそうです。
うつ状態の時には、記憶力や思考力が低下しているのを私自身も経験していますが、なるべくストレスを緩和することが大事ですね。

以上が第7章『脳の回路があなたをつくる』のまとめと感想です。

最後までお読み戴き、ありがとうございました。


ではではー。