新国オペラ「椿姫」 | バレエ・コンサート三昧

バレエ・コンサート三昧

サラリーマンのバレエ・コンサート日記、その他、日々思うこと

新国オペラ「椿姫」(ヴェルディ)

(5/16/2024  新国立劇場オペラパレス)


【ヴィオレッタ】中村恵理

【アルフレード】リッカルド・デッラ・シュッカ

【ジェルモン】グスターボ・カスティーリョ


【指 揮】フランチェスコ・ランツィロッタ

【合 唱】新国立劇場合唱団

【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団


久しぶりの「椿姫」。

ヴェルディの美しい音楽に乗せた愛の物語。

愛し合う恋人同士のすれ違いと病による愛の悲劇。

あまりに切ないお話。


愛する人を病で亡くすことは、あまりにも悲しいこと・・・

しっとりとした感動が残る舞台。


ヴィオレッタの中村恵理さん、アルフレードのシュッカさん、ジェルモンのカスティーリョさんの素晴らしい歌声。

合唱も、オケも、舞台も、・・・

素晴らしかった〜


オケピの上に大きく張り出したガラスの様な舞台。

静かな湖の上の様な、光り映り輝く舞台が印象的。

観る人ひとりひとりの人生を映しているということなのだろうか。


東京フィルの温かい響きが感動を静かに増していく。

12-10-8-6-4の弦も優しく豊かな響き。


素敵な舞台だった。


1つだけ納得出来ないのは、ピアノの上に乗ったり、ピアノの上で寝たり、座ったりする演出。

これは楽器に親しむ者として違和感が大きい。