決定版!女性画家たちの大阪@大阪中之島美術館 | the art,music and subculture.

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趣味に関する日記というか記録というか、そんなとこです。

 
またもや行ってきましたよ、大阪中之島美術館。
 
もうメンバーシップ会員になったほうがいいよな〜。
いわゆる年パスってやつね。
 
今回も曇天。
最近入手したGoogle Pixelでは青空にできるらしいけど、全く使いこなせてないのでノー加工です。
 
 
ヤノベケンジ《SHIP'S CAT(シップス・キャット)》
 
 
ところで余談ですが、私のブロクにちょいちょい出てくるこの上矢印ネコチャン。
 
各所にお仲間がいるようで、時々行ってる香川県高松市にもいます下矢印
 
 
 
泥酔状態で撮ってるので盛大にピンボケしております。
Google Pixel持ってたってこのありさま。
そもそもスマホを買い替える羽目になったのも、酔っ払って落として壊れたからなのだった泣き笑い
 
余談の余談はさておき、このネコチャンは日本中にいるらしい
 
関西近郊にも何か所かにいるらしいので、会いに色々出かけてみるのもいいかな〜。
 

 

 

以上、余談は終了。

 

話を本題にもどそう。
 
 
女絵師女うたびとなど多く浪華(なにわ)は春も早く来るらし
                歌人・吉井勇 大正9年
 
 
大阪では100年前からたくさんの女性日本画家が活躍してたそうで、その作品が勢揃いの何とも華やかな展覧会ピンク薔薇キラキラ
 
と思いきや、作品は意外と毒があったり骨太だったりです。


島成園(しま・せいえん)《自画像》大正13年

「意外と」なんてのは、私も女はこうあるべき的な古臭い考えの持ち主だったということなのでしょうね。
 
無自覚な偏見が一番罪深いわ。
 
反省…不安
 
 
また、この日の私は…
 
めっちゃ体調が悪くって魂
 
何だか調子が変だな〜と思いながらもせっかく来たので一生懸命観てたのですが、結果、あまり頭に入らず、心に残らず。
 
やっぱ芸術鑑賞はちゃんともろもろを調えて臨まないと、せっかく受け取れるものも受け取れずに、ただ後悔だけが残ることに。
 
これも反省です…悲しい
(ちなみに、ただの風邪でした)
 
 
でも、今よりずっと女性の地位が低く、職業画家として自立することが難しかった時代に絵を描き続けた彼女らの熱量は、体調不良の私にもしっかり伝わりました。
 
富裕層でなければ絵を描くこと自体が難しい時代だったから、彼女らのほとんどはいわゆる「恵まれている人」ですが、結婚すると当然のごとく良妻賢母たることが求められた時代でもある。
 
だから、画業の継続には今とは違う困難さがあっただろうし、それもめちゃくちゃ大変だったんだろうなと。
 
それでも続けられた人はまだいいほうで、素晴らしい才能を持ちながら筆を折った女性画家もきっと多かったのだろう。
 
 
今回は展覧会について具体的な感想は書けませんが、これから観に行く方々には、そんな彼女らの情熱に思いを馳せながら観てもらえたら嬉しいですラブラブ
 
 
《七夕》 橋本花乃 昭和5–6年頃 
 
 
見終わる頃には晴れ間がくもり晴れ