生誕270年 長沢芦雪 ー奇想の旅、天才絵師の全貌ー@大阪中之島美術館 | the art,music and subculture.

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今回もいまいち天気がスッキリしない中、行ってまいりました大阪中之島美術館。
 
 
最近仕事で中之島界隈へ毎日のように通ってるんだけど、ここの美術館は夜に開けてくれないから休日に出直すハメに。
 
なんかスゴイ損した気分 知らんぷり
 
 
お隣の国立国際美術館は、特別展の期間中は週末に夜間開館をやってます。
 
 
国立にやれるんだから、大阪市にやれないはずがない。
ぜひご検討いただきたい。
 
 

 
そんなことはさておき長沢芦雪。
 
 
名前は知ってるけど、鑑賞歴も予備知識もほぼナシ。
 
 
奇想の絵師つったって、あの人もこの人も奇想とか言い出してる昨今じゃ、いたってふつうじゃん。
 
 
 
とかナントカ思いながら見始めたのですが、性格の悪いまあまあな嫌われ者だったらしいとわかってくると、ちょっと面白くなってきた。
 
 
性格悪いクセに描く仔犬はめちゃくちゃカワユイ犬しっぽ犬あたまイエローハーツ
虎もなんだかおちゃめ。
 
 
その他のどうぶつさんにもなんだか優しい眼差しが感じられる。
 
買って帰ったポストカード。わんこがわらわら。
 
 
そういうところに画家の本質が見えるというか、だから本当はきっといい人なんだ〜キラキラ

とか短絡的なこと思ったりはしないけど、少なくとも絵は嘘をつかない。
 
かわいいもんはかわいい。
 
よくわからないけど、もしかするとこの人は、超ヒネクレ者のキラワレ者だけど、動物に相対するときは素直な心持ちになれた人なのかもしれない。
 
 
そんなことを勝手に想像するのも、芸術の楽しみ方のひとつですよね。
てか、いつも妄想しかしてないけどね。
 
 
私の妄想はともかく、今回は和歌山県串本町の無量寺その他の障壁画(襖絵)が8点勢揃いとかで、なかなかの大迫力でした。
 
いろんなとこを旅して、旅先で即興的にデカい襖絵を描くみたいなことをやってたみたいです。
コレは必見の価値アリですよ!!
 
あと、前期と後期で展示が変わるようです。
なので、後期も行かなくちゃです。
チラシのキービジュアルの黒い牛さんも後期展示なんだよー 悲しい
 
 
 
 
で、最後にクレームを一言ちょっと不満
 
いえ、別にね、私がNHK時代劇「螢草」以来の町田啓太推しだからって、彼のオーディオガイドが目当てで本展覧会に行ったわけではありませんけどね。
 
 
それでもやっぱ楽しみにして行ったわけですよ。
最近は経費節減でガイドを借りるのを控えてたんだけど、今回はいそいそと借りに行ったんですよ。
 
 
なのに。
 
なのになのに!
 
 
半分以上をMBSのアナウンサーその他が喋ってるって、どーいうことなんじゃーいっっっムカムカ
 
 
少ないながらとても素敵なお声と語りでしたので、そこは満足しておりますが、ヤリクチが汚いすよ泣き笑い
私みたいのがまんまと釣れるわけだから。
 
町田啓太ファンの皆様、どうぞご注意くださいませアセアセ